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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
税務会計論Ⅰ/Tax AccountingⅠ
授業コード
/Class Code
B000934001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACc307/DSCg312
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
梶 勤/KAJI TSUTOMU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
梶 勤/KAJI TSUTOMU 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
 経営学部のディプロマ・ポリシーに示す「企業等の財務・会計に関する基礎からその応用に至るまでの知識や技能を学修する」ため、その基礎となる所得税に関する税務会計を学びます。具体的には、税法に初めて触れる学生にとっても今後の糧となる知識を得られるよう課税や納税手続に関する基本的な考え方を修得した上で、所得税法における各種所得の理解と所得金額の計算、所得控除や税額の計算等についての知識を修得し、個別論点の理解に留まらず体系的な理解ができるようになることを目的とします。
また、受講生の理解度合いを見ながら、法人税や消費税、相続税等の国税に関する話題にも触れますので、好奇心を持った積極的な姿勢で本科目の履修に臨んでください。
なお、本科目の担当者は、大手通信キャリア経理部で約8年の就職経験を持ち、その後、税務会計業界で約20年間(うち税理士として約13年)の実務経験のある教員です。現役の実務家ですので、本科目内容の解説にあたり、企業会計や税務の実務内容、時事問題など興味が湧き印象に残りやすい話題を織り交ぜながら進めます。
到 達 目 標
/Class Objectives
・税の基本となる課税や納税に関する基本的な考え方を説明できる。
・所得税の各種所得の種類や内容、計算方法について説明できる。
・所得税の所得控除の種類や内容、計算方法いついて説明できる。
・所得税の税額計算ができる。
授業のキーワード
/Keywords
税務会計、所得税。
授業の進め方
/Method of Instruction
授業は講義形式で行います。講義内においては、体系や理論、条文の解説、関連する時事トピックスの紹介を行うため、計算練習は各自授業外において行ってください。
履修するにあたって
/Instruction to Students
前提として簿記に関する知識を習得していることを要しますので、簿記論科目相当の知識を持った上で本科目に挑戦されることが望ましいです。また、教科書以外に電卓と条文を使用しますので各自で準備してください。授業開始時に準備の仕方について説明します。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 法律科目を履修したことがない受講生は、本科目の修得内容の土台を築くためにも、別途法律科目を履修してください。
また、本科目の修得には授業後の復習が非常に重要です。テキストに沿って復習を行い、必要に応じ条文を参照し理解を深めてください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート100%。テーマの選定については最終授業において説明します。
受講態度が著しく悪い受講生に対しては,減点したり,単位を認めないこともあります。
テキスト
/Required Texts
藤本清一・林幸一・増山裕一共著(2023)『これならわかる!!税法の基本〔十三訂版〕』実務出版。
公益社団法人全国経理教育協会編『演習所得税法』清文社(授業開始時点で最新のもの)。
参考図書
/Reference Books
金子宏(2021)『租税法〔第24版〕』弘文堂。
中里実・増井良啓編『租税法判例六法』有斐閣(最新のもの)。
『実務税法六法(法令編・通達編)』新日本法規出版(最新のもの)。
【参考URL】
税大講本https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kohon/index.htm
国税庁https://www.nta.go.jp/
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス・税の基本① 評価方法及び注意事項の説明。税金の学習をするにあたって前提となる基礎知識の確認。
2 第2回 税の基本② 課税、納税に関する基本的な考え方
3 第3回 所得税の基本 所得課税の考え方、課税単位、所得分類、計算手順、非課税所得、納税義務者
4 第4回 利子所得および配当所得 利子所得および配当所得,ならびに配当控除
5 第5回 不動産所得① 不動産所得の範囲,所得の計算など
6 第6回 不動産所得② 事業と業務
7 第7回 事業所得① 事業所得とは
8 第8回 事業所得② 収入金額
9 第9回 事業所得③ 必要経費①
10 第10回 事業所得④ 必要経費②
11 第11回 給与所得 給与所得
12 第12回 山林所得および譲渡所得 山林所得および譲渡所得
13 第13回 譲渡所得 譲渡所得、課税の特例
14 第14回 退職所得、一時所得および雑所得 退職所得、一時所得および雑所得
15 第15回 所得控除、税額計算 各種所得控除、税額計算、各種税額控除

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