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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経営史総論Ⅰ(A)/History of Business Ⅰ
授業コード
/Class Code
B000691002
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACb101/DSCg102
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
経営学部/Business Administration
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木2(前期)/THU2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
赤坂 義浩/AKASAKA YOSHIHIRO 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
講義は対面形式で行います。講義資料(講義レジュメ、参考資料)は、毎回ファイルをMoodleにアップロードしますので、随時見て下さい。アップロードした講義資料の無断編集・転用は厳禁します。講義資料・動画を無断で編集したり、SNS等インターネットに転載することは、著作権法に抵触します。その場合は、厳正に対処します。
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、経営学部ディプロマポリシーの第1項「現代の企業経営に関する基本的知識を学修し、ビジネス全般にわたって活用するために有用な知識を総合的に学修する」ための科目と位置づけられ、履修系統図(カリキュラ・マップ)の経営・商学コース1年次コース別選択必修科目であり、1年次配当科目「入門的な科目で経営学の基礎を学修」することを目的とする科目のひとつに位置づけられる。
 具体的には、日本の経済発展、経営発展の過程において、企業経営の様々な制度や技術がどのような条件で、どのように形成されたのかということを学ぶことができる。それによって、受講者が、企業という組織の仕組みについて、より深く理解できるようになることが、本講義の目的である。
到 達 目 標
/Class Objectives
受講者は、企業経営の諸制度が歴史的にどのように形成されて来たのかについて学ぶことで、歴史的な視点で現状を理解出来るようになることが目標である。
授業のキーワード
/Keywords
経営史、企業者史学、会計史、商業史
授業の進め方
/Method of Instruction
毎週、講義資料を使いながら講義を進めて行きます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義資料は毎週Moodleにアップしますが、講義レジュメは講義内容の要約ですので、これに講義内容をメモするなどして、自分の講義ノートを作成して下さい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
受講に際しては、講義資料を熟読し、前期末には総復習をすること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
特にありません。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験(100点満点)のみによって評価します。
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
講義中、適宜紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回   ガイダンス 経営史総論Ⅰの内容、成績評価などについて、詳しくガイダンスを行う。
2 第2回    都市大商家の成立1-1 江戸時代の商業発展をもたらした、日本経済の動向について学ぶ。
3 第3回     都市大商家の成立1-2 江戸時代における日本経済の発展が、なぜ江戸時代の都市商人の成長をもたらすのか、そのマクロ経済的な要因について学ぶ。
4 第4回  都市大商家の成立2 江戸時代に創業した企業(商家)について、代表的な事例として三井家について学ぶ。
5 第5回  都市大商家の成立3 江戸時代に創業した企業(商家)について、代表的な事例として住友家について学ぶ。
6 第6回    都市大商家の成立4 江戸時代に創業した企業(商家)について、代表的な事例として鴻池家について学ぶ。
7 第7回   江戸期商家の経営システム1所有構造・企業形態・企業統治 江戸期商家の所有構造から、株式会社制度へつながる共同所有の形態について学ぶ。
8 第8回   江戸期商家の経営システム2資産管理 江戸期商家の資産管理について学ぶ。
9 第9回  江戸期商家の経営システム3経営管理 江戸期商家の経営管理、所有と経営の分離について学ぶ。
10 第10回  江戸期商家の経営システム4帳合法と財務管理 商家の会計システムとしての帳合法と、わが国における複式決算の仕組みと起源を学ぶ。
11 第11回    江戸期商家の経営システム5労務管理 商家の人事・労務管理システムとしての丁稚(奉公人)制度について学ぶ。
12 第12回    江戸時代の商業教育 個々の商家の店内教育が持つ弊害を解決する手段として商業教育が果たした役割について学ぶ。
13 第13回  株仲間政策の変遷と株仲間の役割 商業秩序の維持のため、幕府側がとった政策の変遷と、老中田沼意次の株仲間公認政策の意義について学ぶ。
14 第14回 変革期の商家経営(1) 幕末・維新期には、商家の経営環境が大きく変化した。各商家はそうした変革期をどのように乗り越えたのかについて、三井家を事例に学ぶ。
15 第15回 変革期の商家経営(2) 幕末・維新期の変革期を商家はどのようにして乗り越えたのかについて、住友家を事例に学び、三井家の事例と併せて、変革期の経営に必要なことは何かについて考察する。

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