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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人間文化実践/人間文化実践Ⅱ/Practical Studies of Human and Culture
授業コード
/Class Code
B509432001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASc344
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木3(後期)/THU3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
橋本 貴/HASHIMOTO TAKASHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
橋本 貴/HASHIMOTO TAKASHI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・演習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、人文学部のDP 2, 9と対応します。
具体的にはインターネットを使った情報検索を通して、様々な文化の側面に触れることで多様な価値基準・行動規範を理解し、他者との交流・協働に際し必要となる幅広い知識とスキルを習得することを目指す。

また、この科目の担当者は、文書情報管理士、公認デジタルアーキビストの資格を持ち、企業において資料保存、文書情報管理、デジタルアーカイブ構築などの実務に携わっている実務経験のある教員である。
実務経験から得た情報検索における知見や専門的技術についても積極的に講義内容に取り入れて、受講者がより実践的な知識と技術を修得できるようわかりやすく伝えていきたい。 
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)インターネットを使った情報検索において目的にあった適切な方法をとり、効率のよい調査ができる知識とスキルを身につけること。
(2)インターネット上のさまざまなデータサービスを利用することを通して、ネット上で触れることのできる様々な文化の多様性を理解し、自分から積極的に交流・協働できる能力の修得を目指す。
授業のキーワード
/Keywords
情報検索 データーベース  論理演算子  データ加工 メディアリテラシー 
授業の進め方
/Method of Instruction
講義・演習形式で進める。
第1~7回はおもに教科書を使って情報検索の基本を学習します。講義内容に応じて毎回課題を課すので、受講者には自分でPCなどの機材を操作して課題に取り組んでもらいます。

第8回からは講義内容に応じたデータベース、Webサイトなどを使用して実習をおこないます。実習を通して、テキストデータその他のデータの整形や加工といったデータ処理の基本的な操作法を習得してもらう予定です。
履修するにあたって
/Instruction to Students
1.インターネットとPCを利用した講義ですので学内情報システムのアカウントを毎時間必ず持ってくること。

2.学内学習支援システム(LMS)を使用して授業内で利用するデータ、サイトなどを指示します。また課題もLMSより提出してもらいます。重要な連絡などはLMS、メールにより行いますので毎回の授業当日までに必ずLMSを確認するとともにLMSからの通知にも注意するようにしてください。

3. 急な予定変更や重要な連絡に関しては大学のメールアドレス宛に連絡する場合もありますので、大学のメールを使用できるようにしておいてください。

4.授業では実際にPCを操作して演習や課題作成を行なってもらいます。履修者のスキルに合わせて丁寧に操作方法を指導する予定ですが、Windows10、Office系ソフトの基本的な操作に慣れておくようにしてください。

5. 授業は情報処理実習室で行う予定ですが、予習・復習などのために各自で最低限インターネットとWord、Excelが使用できる環境を整えておいてください(Word、Excelは本学のMicrosoft 365アカウントで無料でインストールできます)。

6. 履修者のPC操作の習熟度、授業内容の理解度に応じて授業の進行や課題内容を見直す場合があります。

7. 授業内容に関する質問や連絡事項はdotCampusもしくはメールでも受け付けます。
わからないことなどは遠慮なく質問してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義主体の回ではテキストの指定箇所を予習しておくこと。予習範囲は授業時間内に指示します。
また授業終了後は学習内容の復習をおこなうこと。 

演習主体の回では授業内で学習した操作方法などを復習として各自で繰り返し練習しておくように。
課題は講義内容、指示内容を踏まえできるだけ完成度の高いものを提出できるようにすること。

それぞれの予習復習の時間は1週あたり1時間程度を目安とします。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、授業内容に応じた課題を提出してもらう。演習課題はWordでのレポート形式やExcel データなどでLMSへ提出する。

各課題の提出期限は授業内で指示する。期限を厳守すること。

提出された課題に対するフィードバックとして各課題ごとに完成見本、模範解答例などを提示し、特に注意すべき点などを次回以降の授業内で解説を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
1. 授業への参加度(授業への取り組み、課題作成への取り組み、学習内容の理解度など)40%
2. 各回に提出する演習課題に対する評価(課題の完成度、操作法の習得度合いなど)60%
以上を基準に総合的に判断する。
定期試験は行わない。
テキスト
/Required Texts
中島玲子, 安形輝, 宮田洋輔. スキルアップ! 情報検索―基本と実践 新訂第2版. 日外アソシエーツ, 2021年1月, 200p.

神戸学院大学情報支援センター編. 情報活用の基礎 : -これだけは知っておきたいコンピューターの使い方-, 2024年度版. 2024年, PDF版.
参考図書
/Reference Books
吉井隆明, 森美由紀. 原田智子編. 検索スキルをみがく 検索技術者検定3級 公式テキスト. 第2版, 樹村房, 2018, 147p. 監修 一般社団法人情報科学技術協会.
その他適宜オンラインのリソースを紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 授業の進め方について説明をします。
またこの講義の主題の一つである情報検索とはどういうことなのかについての簡単な説明をおこないます。
2 第2回 データベースと検索の仕組みについて 情報検索を行う上で必要となるデータベースの基本的な仕組みを学習します。
3 第3回 論理演算子について 複雑な検索を実行する場合に使用する論理演算子と検索式(クエリ)について学習します。
4 第4回 自由語と統制語、情報検索の種類について 情報検索に用いる検索語と情報検索の種類について学習します。
5 第5回 サーチエンジンについて サーチエンジンの仕組みと基本的な利用法について学習します。
6 第6回 詳細検索オプションについて サーチエンジンやデータベースの詳細検索オプションについて学習します。
7 第7回 インターネットの基礎知識について Web ページが表示される仕組み、URLやドメインといったインターネットの基本的事項を学習します。
8 第8回 情報検索で得られた情報の利用①:参考文献 情報検索の結果を利用するために必要な知識として参考文献(参照文献、引用文献)について、その意味と注意事項を学習します。
9 第9回 情報検索で得られた情報の利用②:書誌事項検索 書籍を対象とした文献検索の方法を演習を通して学習します。
10 第10回 情報検索で得られた情報の利用③:論文検索 ジャーナルなどの雑誌記事(論文)を対象とした文献検索の方法を演習を通して学習します。 
11 第11回 情報検索で得られた情報の利用④:PCの基本操作 検索結果を自分のレポート・論文などに利用するための基本的な操作方法を学習します。
12 第12回 情報検索で得られた情報の利用⑤:メタデータ データベースから提供されるメタデータの利用法について演習を通して学習します。
13 第13回 情報検索で得られた情報の利用⑥:デジタルコンテンツ Web上の様々なデジタルコンテンツの利用法について演習を通して学習します。
14 第14回 情報検索で得られた情報の利用⑦:Webアーカイブ Webの情報(サイト等)を「資料」として収集して保存、公開している「デジタルアーカイブ(Webアーカイブ)」について学習します。
15 第15回 講義まとめ:よりよい情報検索とはどういうことなのか これまで学んできた内容を整理し、情報検索にどのように活かしてゆくのかを考えます。

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