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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ
授業コード
/Class Code
B509231014
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa306
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水3(後期)/WED3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習(対面)
授業の目的
/Class Purpose
 この演習の目的は学部DP4、5、6、7と対応する
 このゼミは卒業研究に必要な技能を身に付けるためのゼミです。
 自らが選び取ったテーマについてゼミ論文を執筆し、卒論につなげます。ゼミ論文の目標は「テーマに関する網羅的な知識の習得」と「論文の書き方の習得」です。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.専門書と学術論文を網羅した文献リストを作成することができる。(技能)
2.自ら設定したテーマについて問題の所在を明らかにし、その解決のために多様な情報を収集して整理し、独自の解釈を行うことができる。(知識・技能・態度)
3.歴史学の簡略な論文を作成することができる。(技能)
授業のキーワード
/Keywords
文献リスト 専門書 研究論文 情報の収集と整理 ゼミ論文
授業の進め方
/Method of Instruction
まず、夏休みに読みこんだ文献を基礎に、ゼミ論文のプロットを作成し、順次発表していきます。次に歴史学の方法論と史料論についてレクチャーを行います。
後半はプロットに基づき、集めた文献の情報を分類整理して、ゼミ論文に向けた報告を行ってもらいます。1月を目安にゼミ論文(6000字以上)を提出してもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
短いとはいえ論文の作成という難しい課題に挑みます。それなりの気合をもって臨んでください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
文献収集、プロットの作成、報告レジュメの作成、論文の執筆など、ゼミ論文完成まで一貫して作業があります。週に3~4時間ほどはかかると思います。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回レジュメやスライドを作成してもらいます。レジュメやスライド発表をもとに議論を行い、指導をします。最終的にゼミ論文(6000字以上)を執筆し、提出してもらいます。完成までに適宜修正や指導を行い、適切にフィードバックします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
プロット報告50%、ゼミ論文50%で総合的に評価します。ともに評価の基準は「到達目標がどの程度達成されているか」です。
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス ゼミ論文提出までの道のりについてガイダンスを行い、認識を共有します。夏休みの成果について確認をして、テーマ設定をします。
2 第2回 論文のプロット 論文にはテーマ設定、問題設定、その問題を明らかにするための論述、そして結論が必要です。その設計図となるのが「プロット」です。問いの立て方とプロットのつくり方について、「問いの構造図」の考え方を用いてレクチャーします。
3 第3回 文献収集 ゼミ論文の作成には、十分な量の文献収集を行う必要があります。まずインターネットを通じた文献検索の方法についてレクチャーをし、その場で文献リストを作成してもらいます。
4 第4回 歴史学の方法論 歴史学とは何か、ただ過去の知識を得るだけの歴史の勉強と、大学で専門的に取りくむ歴史学という学問とは何が違うのか。史料論をベースにしてレクチャーし、いくつか具体的なワークに取り組みます。
5 第5回 ゼミ論文プロット発表1 3人ずつ、ゼミ論文プレ報告をします。プロットに基づき、その時点で出来ているところまで、スライドによる発表を行ってもらいます。
6 第6回 ゼミ論文プロット発表2 4~6人目のプロット発表です。
7 第7回 ゼミ論文プロット発表3 7~9人目のプロット発表です。
8 第8回 神戸フィールドワーク準備 神戸と世界史の関係を実地で体験するフィールドワークのための事前学習をします。
9 第9回 神戸フィールドワーク 学んだ内容をもとに現地を訪問します。
10 第10回 ゼミ論文プロット発表4 10~12人目のプロット発表です。
11 第11回 ゼミ論文プロット発表5 13~15人目のプロット発表です。
12 第12回 ゼミ論文プロット発表6 16~18人目のプロット発表です。
13 第13回 ゼミ論文の書き方講座1 実際に論文を書くための技術を、演習を交えてレクチャーします。
14 第14回 ゼミ論文の書き方講座2 引き続き、ゼミ論文の書き方についてレクチャーします。
15 第15回 ゼミ論文初校提出 完成したゼミ論文を提出し、相互チェックとフィードバックを行います。

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