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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ
授業コード
/Class Code
B509231009
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa306
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水3(後期)/WED3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中山 文/NAKAYAMA FUMI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中山 文/NAKAYAMA FUMI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習(対面授業)
授業の目的
/Class Purpose
<主題> 「アタシノアカシ マナビー上演」 

この科目は、学部DP4,5,6,7と対応する。

前期に自分たちが作った演劇作品「アタシノアカシ」を磨き、マナビーホールで上演する。
演劇の上演には、リーディングと異なり、照明、音響、舞台美術、衣装化粧など、多くの
スタッフワークがあることを理解する。

また3回生後期の学生にとり、最大の関心事は「卒論」と「就活」である。
「就活」を気にせずに学問に没頭せよと言われても、なかなか集中できなくなる時期です。それならいっそのこと、みんなで真剣に就職について考えてみましょう。

身近な大人に「仕事についてのインタビュー」をおこない、授業で発表し、レポートにまとめる。人はなぜ働くのか。彼はなぜその仕事を選んだのか。仕事にはどのような喜びと苦しみがあるのか。飾らずに話してくれる大人を探して、話を聞く。

卒論について、4回生の卒業論文中間発表会を行う。1年後の自分たちを想像しながら、先輩たちの発表から多くのことを学べる。自分自身の卒論テーマを考え、発表する。

到 達 目 標
/Class Objectives
<目標>・仕事について、社会人の話を聞き自分の糧とすることができる。・先輩の発表をきっかけに卒論テーマに近づくことができる。・大学3回生にふさわしい文章力を身につけることができる。・自分の将来について、講師の先生の話を聞いて柔軟に考えることができる。 
授業のキーワード
/Keywords
卒論テーマ探し、シュウカツ
授業の進め方
/Method of Instruction
①身近な人から仕事についてをインタビューし、報告する。②4回生の卒業論文中間発表会を行う。③外部からお客様を大学生としてふさわしい態度でお迎えする。④卒論テーマを見つけ、発表する
履修するにあたって
/Instruction to Students
  この授業では、「自分を知ること」と同時に、文章を鍛えることを目的にしています。4回生の卒業論文中間発表会を行います。1年後の自分たちを思い浮かべながら、先輩が何を卒論のテーマに選んでいるのか、この時期までにどの程度まで進んでいるのかをしっかり観察しましょう。大人の話を聞く、質問をする、手紙を書くときのマナーを守り、積極的で気持ちの良い学生になってください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
卒論テーマ決定のために、図書館やインターネットで資料を探す
予習復習に2時間以上必要。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の感想カードと自作台本。
インタビュー記事。
また自分が台本を作成した感想、自分の台本を同級生に声に出して読んでもらった感想、同級生の書いた台本を読んだ感想をレポートにして提出する。 フィードバック法。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
評価方法:授業への参加度 30点満点(遅刻は減点)発表点 50点(レジュメを含む)レポート 20点(提出が遅れたり、内容が不十分な場合は減点)の総合評価をします。
発表は講評、レポートは返却
評価基準:
A 質問に的確に答えている
B  表現が適切である
C 主張 にオリジナリティがある
テキスト
/Required Texts
渡部淳『アクティブ・ラーニングとは何か』岩波新書  
参考図書
/Reference Books
杉山 純じ (監修) 「部活でスキルアップ! 演劇 上達バイブル (コツがわかる本!) 」
(日本語) 単行本(ソフトカバー)  – 2018/4/30

渡部淳『大学生のための知のスキル表現のスキル』東京図書
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 スケジュール表の作成 全員の3分間スピーチと今後のスケジュール確認。

このゼミでは4つのことを行います。①仕事についてのインタビュー ②4回生の卒論中間発表会を開催する。 ③「アタシノアカシ」のマナビー上演を開催する。④自分の卒論テーマを考える。そのためのスケジュール表を作成する。
2 第2回 「アタシノアカシ」初稿読み合わせ① 夏休み課題として提出した台本初稿を全員で読み合わせを行う。
3 第3回 「アタシノアカシ」初稿読み合わせ② 夏休み課題として提出した台本初稿を全員で読み合わせを行う。続き。
4 第4回 「アタシノアカシ」初稿読み合わせ③ 夏休み課題として提出した台本初稿を全員で読み合わせを行う。続き。
5 第5回 就活応援講座 リーダーシップには何が必要か?について、現役企業家の講演を聞き、就職活動に活かす。
6 第6回 マナビーホール上演台本準備①
コメントに従い、後期の成果発表として1月末にマナビーホールで行うアタシノアカシ公演のための台本を作成する。全員が前期に作った台本を練り直す。
7 第7回 マナビーホール上演台本準備②
コメントに従い、後期の成果発表として1月末にマナビーホールで行うアタシノアカシ公演のための台本を作成する。全員が前期に作った台本を練り直す。
8 第8回 アタシノアカシ上演準備1 マナビーホール上演のための準備開始。まず上演台本を全員投票でセレクトし、3本を選ぶ。その上で、座組を行う。ホールで上演する場合に必要な仕事とその分担を書き上げ、外部の観客に見てもらうための広告宣伝にも力を入れる。

9 第9回 アタシノアカシ上演準備2
全員の台本の読み合わせ2
投票で、上演台本をセレクトする。選ばれた台本の作家が演出家となる。
10 第10回 アタシノアカシ上演準備3 セレクトされた台本のダメ出し。
教員がセレクトされた台本の感想と修正個所を指摘し、討論する。
外部から専門講師を招いてアドバイスをいただく。
作家は次週までに訂正稿を提出する。
11 第11 回 アタシノアカシ上演準備4
キャスト発表、組分け。

作家から提出された訂正稿を全員で読み合わせたうえで、
希望のキャスト、スタッフの役割を第3希望まで提出する。
その資料を基に、作家・教員会議で各自の配役を決定する。
組分けが行われた後は、作・演出家が責任を持って稽古を行う。
12 第12回 アタシノアカシ上演準備5 組ごとの稽古1
13 第13回 アタシノアカシ上演準備6 班ごとの稽古2
音楽、衣装などの相談。
14 第14回 マナビーホールリハーサル1 マナビーホールで演出、音響などをつけてリハーサルを行う。
15 第15回 マナビーホールリハーサル2
2月頭の上演に向けて、マナビーホールで2度目のリハーサルを行う。
この1年間の振り返りを行う。

コロナの状況が許せば、京都合宿のスケジュールを確認する。京都合宿では、4回生を観客としてリーディング上演と卒論テーマ発表を行い、4回生からのアドバイスをうける。卒論は人文学部4年間の教育の集大成となるものです。将来振り返って、恥じることのないものを書いてください。1年間苦楽を共にできる、自分にぴったりのテーマを決定し、発表する。

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