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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
実践演習Ⅰ/Practical Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B509201013
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa203
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火2(前期)/TUE2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 遥/SUZUKI HARUKA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鈴木 遥/SUZUKI HARUKA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 物事を多角的に捉える視点を、フィールドワークを取り入れた研究を行うことから学びます。また、自分で調べたことをまとめ、他者にわかりやすく伝える技術を身につけます。
 「多文化に学ぶ」をテーマとし、ゼミ生全員でフィールドワークを実施します。対象地域は新長田を予定していますが、変更する可能性もあります。地域の多文化の歴史について文献などを読み、現地を散策して理解します。また、留学生に向けた日本語教育を行う機関を訪問し、話を聴き、留学生と交流します。これらの活動をとおして、文化の多様性や多文化を支える地域の取り組みなどについて理解することを目指します。本演習は、フィールドワークを活用した研究を行うための基礎の位置づけにあります。
 本演習は、人文学部のディプロマポリシーのうち4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関連した科目です。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 物事を単なる対象でなく自分事として捉え、それを多角的に考えることができるようになり、その意義について理解できる。
2. 自分で調べた情報を整理し、分かりやすく他者に伝えることができるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
フィールドワーク、多文化、地域、歴史、聞き取り
授業の進め方
/Method of Instruction
フィールドワークについて学んだのちに、ゼミ生みんなで協力してフィールドワークを行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
新型コロナウイルス感染などの影響でオンラインでの実施となった場合でも、できる範囲でフィールドワークを行います。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
追加調査の内容によっては、演習時間外に行う必要がある場合があります(2時間程度)。また、全員に対して、毎回1時間以上の時間外学習を求めます。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
フィールドワークの成果レポートの提出および口頭での成果発表を求めます。提出されたレポートは、コメントや文章添削を行い、演習内で受講者へフィードバックします。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績は、到達目標についてできているようになっているかどうかを、以下の観点ごとに判断し、評価します。

ゼミへの積極的参加(30点)、成果レポート(30点)、口頭での成果発表(30点)、討論などの発言(10点)
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 演習内容や計画の説明、受講者の自己紹介などを行う。
2 第2回 フィールドワークの方法、役割分担決め フィールドワークの方法について説明する。フィールドワークの役割分担を決める。
3 第3回 フィールドワーク1 地域の多文化に関する文献読解、現地散策、地域の人への聞き取りなどを実施する。
4 第4回 フィールドワーク2 地域の多文化に関する文献読解、現地散策、地域の人への聞き取りなどを実施する。
5 第5回 フィールドワーク3 地域の多文化に関する文献読解、現地散策、地域の人への聞き取りなどを実施する。
6 第6回 フィールドワーク4 地域の多文化に関する文献読解、現地散策、地域の人への聞き取りなどを実施する。
7 第7回 ゼミ紹介行事1 専攻演習配属の準備として、次年度専攻演習を担当予定の教員によるゼミの紹介を聞く。
8 第8回 ゼミ紹介行事2 専攻演習配属の準備として、次年度専攻演習を担当予定の教員によるゼミの紹介を聞く。
9 第9回 フィールドワーク5 地域の多文化に関する文献読解、現地散策、地域の人への聞き取りなどを実施する。
10 第10回 調査結果のまとめ フィールドワークに関わる一連の活動を文章にまとめる。
11 第11回 レポートおよび発表資料の作成1 パワーポイントを用いて発表資料を作成する。
12 第12回 レポートおよび発表資料の作成2 パワーポイントを用いて発表資料を作成する。
13 第13回 成果発表と討論1 グループごとに成果発表を行い、全員で討論する。
14 第14回 成果発表と討論2 グループごとに成果発表を行い、全員で討論する。
15 第15回 ポートフォリオの作成とまとめ ポートフォリオを作成し、演習全体のふりかえりを行う。

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