シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
実践演習Ⅰ/Practical Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B509201007
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa203
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火2(前期)/TUE2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、人文学部人文学科のDPに示す「4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」「5.相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」「6.情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」「7.多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。」と関係します。
色々な場面で「素早く概要を掴む」ような読み方が要求されますが、この授業では逆に「じっくりと正確に1語1語を吟味する」ような読み方を身につけることが目的です。テキストに書かれていることはもちろん、テキストの内容を理解するためにテキスト外の情報にもアクセスする必要があります。それは遠回りに見えるかもしれませんが、その遠回りを皆さんで楽しめたらと思います。
到 達 目 標
/Class Objectives
①辞書を適切に使用して英文解釈を行うことができる
②言葉をめぐる様々なトピックについて説明することができる
授業のキーワード
/Keywords
Dictionaries, Intensive Reading, Linguistics
授業の進め方
/Method of Instruction
履修者の興味に合わせてMyrick & Wolfram (2019) からエッセイを選び、精読を行う。担当グループがエッセイの英文解釈(日本語訳)を発表する。その解釈について履修者および教員で質問やコメント、補足をしながら読み進めていく。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業の目的に「じっくりと正確に1語1語を吟味する」と書きましたが、これを行うためには予習が欠かせません。むしろ、予習そのものが精読の重要な部分を担います。毎授業予習をした上で参加してください。また、辞書(紙・電子・アプリ)は必ず持参してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・テキストの予習(90分/週):わからない箇所は辞書等を使って解決を試みてください
・授業の復習(30分/週):授業を踏まえて自分の解釈を再検討してください
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎授業のコメントシート:授業中に気づいたことや自分の解釈の改善点などを自由に記述
*翌週の授業にて教員のコメントが入ったコメントシートを返却します
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・英文解釈の発表およびコメントシート(60%)
・期末試験(40%):辞書を用いた英文解釈問題の予定
*英文解釈の発表およびコメントシートにおいて、辞書を適切に使用して英文解釈を行なったか(到達目標①)を評価し、期末試験では、それに加え、授業で取り上げたエッセイに登場する言葉をめぐる様々なトピックについて説明できるか(到達目標②)を評価する
テキスト
/Required Texts
なし(Moodleに資料をアップロードします)
参考図書
/Reference Books
Myrick, Caroline. & Walt Wolfram. (2019). The 5 Minute Linguist (3rd edition). Sheffield: Equinox.
ISBN: 9781781798553, 税込3,851円
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入1 授業の概要(自己紹介、授業の進め方)、辞書の活用方法について
2 第2回 導入 2 各トピックの背景説明、エッセイの選定、グループ分け
3 第3回 英文解釈 1 「言語学とは何か?」に関するエッセイを読み、発表を行う(※以下、これらのトピックはMyrick & Wolfram (2019) に挙げられているもので、この順番で読んでいくわけでもないですし、必ず取り上げるわけでもありません。
4 第4回 英文解釈 2 「言語の構造」に関するエッセイを読む
5 第5回 英文解釈 3 「言語とコミュニケーション」に関するエッセイを読む
6 第6回 英文解釈 4 「言語と思考」に関するエッセイを読む
7 第7回 英文解釈 5 「言語の歴史」に関するエッセイを読む
8 第8回 英文解釈 6 「言語の多様性と変化」に関するエッセイを読む
9 第9回 英文解釈 7 「言語習得」に関するエッセイを読む
10 第10回 英文解釈 8 「言語と社会」に関するエッセイを読む
11 第11回 ゼミ紹介行事1 専攻演習配属の準備として、次年度専攻演習を担当予定の教員によるゼミの紹介を聞く。
12 第12回 ゼミ紹介行事2 専攻演習配属の準備として、次年度専攻演習を担当予定の教員によるゼミの紹介を聞く。
13 第13回 英文解釈 9 「言語と教育」に関するエッセイを読む
14 第14回 学習成果の確認 授業中に取り上げた英文を対象に英文読解および言語学の諸概念の理解を確認する
15 第15回 まとめ 学習成果の振り返り

科目一覧へ戻る