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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
卒業研究演習Ⅰ/Graduation Research Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508511013
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa407
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習(対面)
授業の目的
/Class Purpose
 この演習の目的は、学部DP4、5、6、7と対応する。
 卒業研究に向けて、さらなる歴史研究のスキルを身につけます。まずゼミ論文で扱った文献以外にも範囲を大幅に広げ、取り扱う文献を網羅します。先行研究はただ読むだけではただの素材に過ぎません。それらを分析し、乗り越えてこそオリジナリティが得られます。そのために研究史の整理を行い、卒業研究のプロットを完成させることを目標とします。
 一方で、論文を書くための方法を身に付けるために、優れた研究論文を精読し、その技術を学び取っていきます。そのうえで、中間報告書を作成し、卒業研究をいつでも書き始められる技術・能力を習得します。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.専門的な研究論文の調査方法を身につけることができる。
2.歴史研究論文の様々な技法を身に付けることができる。
授業のキーワード
/Keywords
卒業研究 先行研究の整理 歴史学研究
授業の進め方
/Method of Instruction
卒業研究を論文として仕上げるために、まず文献の網羅的な調査と出来る限りの収集、精読、卒論のプロットづくりを進めます。その作業を自分で進めつつ、ゼミの前半では、教員が指定・配布する研究論文を複数精読し、その論点や技術を解析します。後半は「中間報告書」の作成を進めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
卒業研究の準備を怠りなく進める気構えを持ちましょう。日常的に図書館を利用し、研究論文を読み込むことを習慣にしましょう。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
卒業研究に向けた研究活動を間断なく進めましょう。毎日2~3時間が目安です。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
担当者は報告レジュメを毎回作成します。レジュメをもとに議論を行い、指導をします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
報告レジュメの内容評価50%・報告と質疑応答20%・担当時以外の質疑30%の割合で総合的に評価します。ともに評価の基準は「到達目標がどの程度達成されているか」です。
テキスト
/Required Texts
教員が配布します。
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 卒業研究のために必要な文献の収集を行います。次回以降の報告者を決めます。また、卒業研究のタイトル確定に向けて打ち合わせをします。
2 第2回 文献リスト作成 リサーチした文献をリストアップし、発表します。
3 第3回 歴史学の方法1 歴史学の方法に関する入門書を皆で読み、質疑応答をすることで方法論を身につけます。
4 第4回 歴史学の方法2 歴史学の方法に関する文献を引き続き読みます。
5 第5回 研究論文を読む1 卒業研究を執筆するために、優れた研究論文を読み分析することで、史料の参照方法や論点の提示、論述のスタイルなどについて、専門的な見地を学び取ります。
6 第6回 研究論文を読む2 研究論文講読の2回目です。
7 第7回 研究論文を読む3 研究論文講読の3回目です。
8 第8回 中間報告1 4人ずつ、中間報告書の作成に向けて、「問題の所在」「テーマの概要」「研究史の整理」「詳細なプロット」を作成し、発表します。
9 第9回 中間報告2 5~8人目の中間報告です。
10 第10回 中間報告3 9~12人目の中間報告です。
11 第11回 中間報告4 13~16人目の中間報告です。
12 第12回 中間報告5 17~19人目の中間報告です。
13 第13回 中間報告6 中間報告の予備日です。
14 第14回 論文の書き方 実際に歴史論文を書くにあたっての実践的な方法についてレクチャーし、練習課題に取り組んでもらいます。
15 第15回 卒業研究に向けて 卒業研究論文を執筆するために、夏休みにすべきことをレクチャーします。

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