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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
卒業研究演習Ⅰ/Graduation Research Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508511004
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa407
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
倉持 充希/KURAMOCHI MIKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
倉持 充希/KURAMOCHI MIKI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 人文学科の学部共通科目に属する本演習は、人文学部のDPのうち、4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」ことを目指す。
 本演習では、各自、研究テーマについて知見を深め調査を進める。卒業研究の具体的な調査内容、調査の中間報告と課題を発表し、ゼミでの議論を基に中間報告書を執筆する。また、作品分析の実践的能力を養うため、展覧会見学に行く。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.自らが設定した研究テーマに関する専門知識と、調査対象を分析するための研究手法を身につける。(DP4・5の思考力・判断力・表現力に対応)
2.調査対象を専門的な観点から分析し、得られた知見を論理的な文章によってまとめる。(DP4・5・6の思考力・判断力・表現力に対応)
3.研究テーマについて自立的に調査を進め、他者と議論しながら考察を深める。(DP7の主体性・協働性に対応)
授業のキーワード
/Keywords
西洋美術史 アカデミック・リーディング アカデミック・ライティング 作品分析 展覧会見学
授業の進め方
/Method of Instruction
・第1回目の発表として、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
・第2回目の発表として、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
・展覧会を訪れて作品観察を行い、展覧会見学報告レポートを作成する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・積極的に議論に参加すること、責任をもって発表課題を行うこと、展覧会見学では時間やマナーを守ることが求められる。
・展覧会見学は授業時間外に実施され、交通費と観覧料(状況によっては、オンラインでチケットの事前購入・日時予約など)が必要となる。
・共通教育科目の「西洋美術」(ヨーロッパ・アメリカの美術の通史)と併せて受講するとよい。
・人文学専門科目群(人間探究科目群)のうち、倉持が担当する以下の科目のいずれかを受講すること。
「美術研究I」(16世紀までの西洋美術の歴史、前期水曜3限、2年生以上)
「美術研究II」(16世紀以降の西洋美術の歴史、後期火曜1限、2年生以上)
「美術研究III」(神話画の図像学、前期月曜2限、3年生以上)
「美術研究IV」(作家研究、後期月曜2限、2021年度以前入学生のみ)
「文化交流論III」(宗教画の図像学、前期月曜1限、2021年度以前入学生のみ)
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習(1週あたり120分以上)
・卒業研究の具体的な調査内容を整理し、発表に向けた準備を進める。
・論文執筆を進めるため、研究計画と論文構成について検討し、発表に向けた準備を進める。

事後学習(1週あたり120分以上)
・授業や発表に対するコメントを踏まえ、発表原稿を校正し、報告書の作成を進める。
・展覧会見学を踏まえ、展覧会見学報告レポートの作成を進める。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・各自、パワーポイントを用いた発表を行う。発表日に無断欠席があった場合、発表への評価は行わない(都合が悪い場合には、事前に相談すること)。発表に対して、その場でコメントする。
・発表でのコメントを基に原稿を校正し、中間報告書として提出する(8000字)。レポート提出後、Teamsで個別にフィードバックする。

・学期中、展覧会の見学を行い、展覧会見学報告レポートを提出する。レポート提出後、全体への講評をまとめ、Teams等でフィードバックする。
・事情により所定の日に見学できない場合は、相談の上、別日の見学も認める。
・見学に行く展覧会は、近畿圏の美術館・博物館で開催される、西洋美術に関する特別展を予定している。詳細は学期中に連絡する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・調査内容、研究計画、論文構成の発表 10%(到達目標1・3の達成度合い)
・調査の中間報告の発表 15%(到達目標1・2・3の達成度合い)
・議論や質問への参加 15%(到達目標3の達成度合い)
・展覧会見学報告レポート 10%(到達目標1・2・3の達成度合い)
・発表原稿を校正した中間報告書 50%(到達目標1・2・3の達成度合い)
・5回以上欠席すると、単位取得はできない。遅刻3回で、欠席1回分とする。
テキスト
/Required Texts
レジュメや参考資料を配布する。
参考図書
/Reference Books
適宜、紹介する。
(各自の研究テーマに即した専門書や論文などについて、個別の相談に応じる。)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業の概要と進捗報告 授業の趣旨、発表課題、展覧会見学、評価方法について説明する。前期の最後に提出する報告書の要項も確認する。また、現在の進捗状況について報告し合う。
2 第2回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(1) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
3 第3回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(2) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
4 第4回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(3) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
5 第5回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(4) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
6 第6回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(5) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
7 第7回 調査内容、研究計画、論文構成の発表(6) 数名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。最後に、2回目の発表に向けて、課題を整理する。
8 第8回 調査の中間報告の発表(1) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
9 第9回 調査の中間報告の発表(2) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
10 第10回 調査の中間報告の発表(3) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
11 第11回 調査の中間報告の発表(4) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
12 第12回 調査の中間報告の発表(5) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
13 第13回 調査の中間報告の発表(6) 数名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。最後に、報告書完成に向けて、課題を整理する。
14 第14回 見学会(日程は学期中に告知) 学期中の日曜日に、展覧会の見学に行く。
15 第15回 総括 提出された報告書について、相互批評を行う。各自の夏季休業中の課題を整理する。ポートフォリオ作成を進める。

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