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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
卒業研究演習Ⅰ/Graduation Research Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508511003
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa407
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
宇野 文夫/UNO FUMIO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宇野 文夫/UNO FUMIO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習・対面
授業の目的
/Class Purpose
<主題>卒業研究を深める。
<目標>音楽の実践実習の復習、及び更なる伸展を目指すと共に、様々な視点から音楽や芸術の考察を行ない、終局的には卒業研究論文の制作に入る。人文学部人文学科のDP4,5、6,7に則り、身につけた総合的な専門的知識と経験によって、問題の考察と解明に向かい、その成果を論理的に表現出来るようになる。
 担当教員は、中学校教諭(音楽)、音楽専門誌への音楽評論、及び作編曲といった実務経験のある教員である。これらの経験を柔軟に活かし、音楽に対し知識や経験の少ない一般学生に対しては極めて解り易く講じ、既に専門的な知識や経験を有する学生には更に高度な教育が可能である。
到 達 目 標
/Class Objectives
音楽芸術を、理論と実践の両面から捉えることが出来るようになり、それらを踏まえて卒業研究としてのそれぞれの課題に取り組み、現時点でのその成果を表現することができる。
授業のキーワード
/Keywords
作品研究、作曲家研究、音楽分析、音楽社会学、音楽史学、音楽美学
授業の進め方
/Method of Instruction
演習
履修するにあたって
/Instruction to Students
自らの論題については、その事柄のスペシャリストを目指すべく、大量の音楽に触れ、多数の書物を読み、その周辺の大量の書物には読破せぬまでも触れていなければならない。そして、その行動を支えるものとして、何よりも、論題についての強い興味、熱意が不可欠である。よって論題の設定に当たっては、対象の難易性ではなく、自らの興味を最優先するべきである。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
1週間に6時間が基本。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
卒業研究論文制作にあたっての経過、中間報告としてのレポート。常に論文への批評と添削を行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
試験の成績と、研究の内容。研究とはいえ、やはり書き手の心の動きが第一に重要である。発見への驚き、自らの認識の広がりや深まりへの喜び。更に自らの限界の意識。これらに裏打ちされた論理により、躍動的な内容と、研究論文としての説得力が生まれる。
発表20%とレポート80%。研究による認識の深まり、及び論理性の高さを基準とする。
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 今季の概要 卒業研究に向けての、今年一年の予定を示し、ゼミ生は各々の計画を立てる。
2 第2回 音楽実習の徹底1  音楽実践実習の復習。卒業研究への活用を見据えた、歌唱、楽典といった課題の復習。
3 第3回 音楽実習の徹底2  音楽実践実習の復習。卒業研究への活用を見据えた、歌唱、楽典といった課題の復習。 
4 第4回 音楽実習の深化  多種の音楽の読譜、スコア・リーディングの復習。
5 第5回 音楽実習の総復習1 ひとつの音楽作品を素材に、徹底した分析と考察を行う。
6 第6回 音楽実習の総復習2 ひとつの音楽作品を素材に、徹底した分析と考察を行う。 
7 第7回 音楽と芸術の考察と言葉による表現1 音楽や音についての多様な論文、書物、評論、エッセイを読み、自らの参考とすべく検討、考察する。先ず、様々な音楽の種類、作曲家、演奏家について。
8 第8回 音楽と芸術の考察と言葉による表現2 音楽や音についての多様な論文、書物、評論、エッセイを読み、自らの参考とすべく検討、考察する。音楽と文学や美術の関係について。
9 第9回 音楽と芸術の考察と言葉による表現3 音楽や音についての多様な論文、書物、評論、エッセイを読み、自らの参考とすべく検討、考察する。楽器、音と音響について。
10 第10回 音楽と芸術の考察と言葉による表現4 音楽や音についての多様な論文、書物、評論、エッセイを読み、自らの参考とすべく検討、考察する。音楽と社会、音楽とメディアやマスコミについて。
11 第11回 音楽と芸術の考察と言葉による表現5 音楽や音についての多様な論文、書物、評論、エッセイを読み、自らの参考とすべく検討、考察する。音楽美学や哲学、他のジャンルの芸術、文化や歴史、等々。
12 第12回 研究発表1 受講者が、卒業論文制作の経過、中間報告としての発表を行う。発表を通じて、研究を、徐々に論文の形に近づけていく。論文の形式としては、先ず、論題を選んだ理由、興味と問題の所在、次に、その確認のための調査研究、その過程で得た新たな発見、新たな認識、最後に問題の解決の有無とこれからの展望と課題、と進むのが、典型と言えるが、初めから形にこだわる必要はない。発表には卒業研究の一部となるレジュメ(プリント)と音(音楽の発表でない場合は別)が必要で、それに加えるものであれば、他のどのような方法を使っても構わない。例えば「演奏」など。 
13 第13回 研究発表2 受講者が、卒業論文制作の経過、中間報告としての発表を行う。発表を通じて、研究を、徐々に論文の形に近づけていく。論文の形式としては、先ず、論題を選んだ理由、興味と問題の所在、次に、その確認のための調査研究、その過程で得た新たな発見、新たな認識、最後に問題の解決の有無とこれからの展望と課題、と進むのが、典型と言えるが、初めから形にこだわる必要はない。発表には卒業研究の一部となるレジュメ(プリント)と音(音楽の発表でない場合は別)が必要で、それに加えるものであれば、他のどのような方法を使っても構わない。例えば「演奏」など。 
14 研究発表3 受講者が、卒業論文制作の経過、中間報告としての発表を行う。発表を通じて、研究を、徐々に論文の形に近づけていく。論文の形式としては、先ず、論題を選んだ理由、興味と問題の所在、次に、その確認のための調査研究、その過程で得た新たな発見、新たな認識、最後に問題の解決の有無とこれからの展望と課題、と進むのが、典型と言えるが、初めから形にこだわる必要はない。発表には卒業研究の一部となるレジュメ(プリント)と音(音楽の発表でない場合は別)が必要で、それに加えるものであれば、他のどのような方法を使っても構わない。例えば「演奏」など。  
15 研究への質疑 互いの研究に対する質疑応答を行う。

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