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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人文情報処理Ⅰ/Information Processing for the Humanities Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508373001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水4(前期)/WED4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
間庭 大祐/MANIWA DAISUKE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
間庭 大祐/MANIWA DAISUKE 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
大学で学んでいくにあたってコンピューターの活用は必要不可欠なものである。講義やゼミで出されたテーマ、あるいはみずから立てた「問い」にそって、様ざまな現実的諸問題にかんする情報(データ)をWebで集めたり、関連する文献や資料を探索することが求められることになろう。もちろん、その場合、信頼するに値する情報を適切な形で利用しなければならない。また、調べた情報を整理・分析し、レジュメやレポートという形で文章にまとめたり、スライドを作成して口頭発表を行うことが求められることになるだろう。
そこで、本講義では、大学での「学び」に必要不可欠な情報リテラシー(情報を主体的に収集・分析・処理・発信する能力)の基礎を、コンピューターを使用した講義&実習形式で習得することを目指す。具体的には、インターネットを利用した情報収集のやり方、電子メールの書き方、ワープロソフト(Microsoft Word)を用いた文書作成の方法、表計算ソフト(Microsoft Excel)を用いたデータ分析および処理の方法、プレゼンテーション・ソフト(Microsoft PowerPoint)を用いたスライド作成や口頭発表の方法などを学び、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
なお、受講の際は、ディプロマ・ポリシー(DP)における、
4. 「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」。
5. 「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」。
6. 「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」。
これらの点を意識して受講していただきたい。
到 達 目 標
/Class Objectives
①信頼性のある情報(Web、文献、研究資料)を、適切に処理・使用できるようになること。
②Microsoft Office(Word, Excel, PowerPoint)およびEメールを使った課題作成ができるようになること。
③分かりやすい文章作成を行うことができるようになること。
④論理的かつ科学的な文章構成を行うことができるようになること。
授業のキーワード
/Keywords
情報リテラシー、インターネット、電子メール、Microsoft Office、データ処理、プレゼンテーション
授業の進め方
/Method of Instruction
本講義は、基本的に担当教員が配布するレジュメおよびパワーポイント(PPT資料)にそった講義形式、ならびに実習形式で行う。実習では実際に受講者にPCでの作業を行ってもらい、体験してもらいながら、大学での「学び」に必要不可欠な情報処理技能を習得してもらう。
履修するにあたって
/Instruction to Students
コンピューターのもっとも基本的な操作(ウィンドウの操作、ファイルの操作、アプリケーションの起動と終了など)について事前に確認し、出来るようにしておいてもらうのが望ましい。ただし、コンピューターについての中級・上級レベルのスキルは必要ない。まったくのゼロからのスタートということを想定しているので臆せず受講してもらいたい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
毎回の授業をしっかり復習すること。また、授業で紹介する参考文献を次回講義までに目を通しておくこと(毎回60分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義内で指示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
①期末レポート55点、②平常点45点(毎週、講義中に指示されたミニワークの提出=1回3点×15回)の計100点。
期末レポートでは、
(A)指示された形式に則って、分かりやすい文章で表現されているか
(B)講義の内容が適切に理解されているか(Word・Excel・PowerPointの到達度確認)
(C)受講者がどのように考えたかが論理的に表現されているか
の3点を重視する。
ちなみに、ミニワークは授業時間内に実施する。
テキスト
/Required Texts
指定しない。
参考図書
/Reference Books
講義中に適宜紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス&イントロダクション 講義の進め方、大学での「学び」におけるコンピューター活用の重要性、検索エンジンの使い方、情報に関する最低限のマナーの確認、成績評価等について
2 第2回 インターネット(1) 電子メールの使い方、メール文面の書き方、送受信の方法ほか
3 第3回 インターネット(2) 情報収集の方法、研究資料・文献情報の収集と整理の方法、情報の評価と管理の方法
4 第4回 Word(1) レジュメ作成のやり方(基本編)
文献の読み方、Wordによる文章入力方法
5 第5回 Word(2) レジュメ作成のやり方(応用編)
文献内容のまとめ方、要約の仕方、Wordによるレイアウト調整
6 第6回 Word(3) レジュメ作成のやり方(実践編)
文献へのコメントの仕方、「批判」的に読むということ、Wordによる図表作成の方法
7 第7回 Excel(1) データ分析の方法(基本編)
統計データの読み方、Excelによるデータ入力と表・グラフの見方
8 第8回 Excel(2) データ分析の方法(応用編)
基礎的な統計分析の方法、Excelによる表計算の方法
9 第9回 Excel(3) データ分析の方法(実践編)
統計データの研究への活用方法、Excelによる図表作成の方法
10 第10回 Word&Excelのまとめ WordとExcelの併用方法
11 第11回 PowerPoint(1) 口頭発表のやり方(基本編)
研究発表の考え方、PowePointによるスライド作成の基礎
12 第12回 PowerPoint(2) 口頭発表のやり方(応用編)
ストーリーの作り方、PowePointによるアニメーション設定
13 第13回 PowerPoint(3) 口頭発表のやり方(実践編)
実際の研究報告のやり方、PowePointによるスライドショーの操作方法
14 第14回 PowerPointおよびWord・Excelのまとめ 学習・研究活動の効率化および円滑化、レポート作成、レジュメ作成、ゼミ報告を想定した実践的なテクニックについて
15 第15回 総まとめ 情報に対する倫理と研究のマナー、引用の作法等について

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