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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人間環境概論Ⅰ/Human Environment Science Ⅰ
授業コード
/Class Code
B507693001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASe201
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金2(前期)/FRI2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鹿島 基彦/KASHIMA MOTOHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鹿島 基彦/KASHIMA MOTOHIKO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義形式
授業の目的
/Class Purpose
 地球温暖化(温暖化)について1から詳しく学ぶ。多くの学生は高校までに温暖化について何かしら学んだ経験はあるものの「嘘ではないけど本当でもない単純化した一つの温暖化シナリオ」のみを学んだケースがほとんどである。これは温暖化の持つ複雑な事情と、温暖化が地球科学の幅広い分野にまたがる総合的な学問のために、温暖化全体の専門家が存在しないことに起因するのだろう。本講義では、学期のはじめ2/3は自然科学の視点から温暖化について学び、残りの1/3は社会・人文科学の視点も含む温暖化に関連する幅広い事柄について学ぶ。
(Diplomat Policy 知識、理解、価値基準、創造性、表現力)
到 達 目 標
/Class Objectives
・気候変動について説明できる
・地球温暖化について説明できる
・炭素固定について説明できる
・京都議定書等について説明できる
・環境保全と文化思想のつながりが説明できる
授業のキーワード
/Keywords
地球温暖化、気候変動、炭素固定、環境思想、京都議定書
授業の進め方
/Method of Instruction
地球温暖化に関する専門的な講義

特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒授業を実施します。
ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。
履修するにあたって
/Instruction to Students
地球温暖化について専門的に学ぶ授業である。2年前期の専門講義は、入学時に専攻分野の決まっていない人文学部では、分野決定に大きく関わるため、特に大切である。心して受講していただきたい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義内容の整理(目安1時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
ときおり行う授業中の小レポート
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・授業参加状況(小レポート含む)60%、期末テスト40%
・期末テストは必須
・2∕3以上の出席が必要(小レポートの2/3以上が必要)
・冠婚葬祭、急病、部活、就活、教育実習、事故などによる欠席は出席扱い(確認書類提出必須)
テキスト
/Required Texts
テキストの指定はありません
参考図書
/Reference Books
テキストの指定はありません
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 はじめに 自己紹介と授業の注意点
2 2 地球の気候史 地球の気候史を概観する
3 3 気候変動の推定方法 気候変動の推定方法について学ぶ
4 4 気候変動の原因 気候変動の原因について学ぶ
5 5 温暖化の確認 温暖化をデータから確認する
6 6 温暖化の原因1 温暖化の原因を考察する
7 7 温暖化の原因2 温暖化の原因を考察する
8 8 温暖化による環境変化1 温暖化による地球環境への影響を考察する
9 9 温暖化による環境変化2 温暖化による地球環境への影響を考察する
10 10 温暖化の予測 数値シミュレーションの概要と温暖化予測について学ぶ
11 11 炭素固定・環境保全1(森林環境学) 自然界の炭素吸収・固定力の代表例として森林について学ぶ
12 12 炭素固定・環境保全2(サンゴ礁学) 自然界の炭素吸収・固定力の代表例として海の森林であるサンゴ礁について学ぶ
13 13 温暖化防止と環境保全思想 環境保全思想の形態について学ぶ。
温暖化の把握や予想などの自然科学と共に、環境保全思想などの人文科学も重要であり、この両輪そろって初めてことは進む。
14 14 温暖化防止と国際協定 世界初の温暖化対策国際合意「京都議定書」とその背景および今後を考察する
15 15 期末テスト 期末テスト(マークシート)

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