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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人間環境論Ⅱ/Theories of Human Environment Science Ⅱ
授業コード
/Class Code
B507683001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASe304
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火1(後期)/TUE1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義(対面授業)
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、人文学部ディプロマポリシー1,9に関わります。専門分野(気候学、環境科学、災害科学等)の知識および技能を習得し、習得した知識を活用して、身近な環境問題に対して自身の考えを深め、それを言葉や文章で的確に表現できるようになることを目的とします。
人間の生活環境に存在する環境問題のなかでも、豪雨や台風に伴う気象災害や、熱中症などの健康被害の事例を挙げ、その問題点と対策について考えます。身近な環境に関するデータを取得し、そこから自身のリスクマネジメントをどのように行なっていくか考えます。

一方で、自然環境と人間の関係は必ずしも「ネガティブ」なものばかりではありません。農村や山岳地域のもつ自然資源を活かした気候療法やそれを活かすヘルスツーリズム、農村地域の地域活性化の取り組みなどについて取り上げ、都市と農村、それぞれにおける「人と自然の関わり方の未来」について考えましょう。
到 達 目 標
/Class Objectives
人と自然の関わりを通じて生じた今日的な環境問題について、その原因やメカニズムを理解し、対策の有効性を評価できるようになること。また、各種データ、資料等を利用して問題を整理し、自分のリスクをマネジメントできるようになること。
授業のキーワード
/Keywords
気象災害、熱中症、リスクマネジメント、ヘルスツーリズム、データ分析
授業の進め方
/Method of Instruction
おもに講義形式(パワーポイント使用)ですすめます。データ分析を伴う課題(おもにExcelを使用)を出す予定です。
履修するにあたって
/Instruction to Students
人間環境論Ⅰを履修し、大気の基本的な振る舞いについて学習しておくことが望ましいです。もし履修していない場合は、中学理科の気象や社会の自然災害に関する単元などについて復習しておくとよいでしょう。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の内容について予復習するため、週1.5時間の学修が必要です。特に、用語の確認をしっかり行なってください(わからない用語は必ず調べ、関係する知識も増やしておく)。
レポート課題のために10-15時間の学修が必要です。Excelの操作(関数を使った計算、オートフィル、フィルター、グラフの作成)が苦手な人は、特に時間がかかります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
2回のレポート課題の提出が必要です。Moodleから提出します。
Excelでのデータ処理と、それに基づくグラフ作成が含まれます。苦手な人は十分な時間をとって課題に臨むようにしてください。
提出されたレポートについてのコメントを授業内で行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート課題2回(40点満点×2回=80点満点)
授業内課題(不定期実施 計20点満点)
レポート課題が2回提出されなかった場合、評価なし(/)とします。
評価ポイント(本講義の到達目標に達しているか、課題に対して適切に答えられているか、誤字脱字がないかなど)、提出された課題のフィードバックについては授業内で適宜コメントします。
テキスト
/Required Texts
講義資料をonedriveまたはmoodleにアップロードします。
参考図書
/Reference Books
授業内に適宜案内します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 講義の進め方についてガイダンスを行います。
2 第2回 環境の見かた、考えかた 今日、さまざまなデータがインターネットを通じて得られるようになりました。それは文字情報だけではなく、数値情報も含まれます。ところが多くの人は文字情報を見るものの、数値情報については限られた人しか見ない傾向にあります。一次情報となる数値情報をきちんと確かめることは、今後ますます重要となってくるでしょう。そこでデータの表現であるグラフの見かた、そこから得られる情報の整理方法について考えます。
3 第3回 環境の見かた、考えかた2 今日、さまざまなデータがインターネットを通じて得られるようになりました。それは文字情報だけではなく、数値情報も含まれます。ところが多くの人は文字情報を見るものの、数値情報については限られた人しか見ない傾向にあります。一次情報となる数値情報をきちんと確かめることは、今後ますます重要となってくるでしょう。そこでデータの表現であるグラフの見かた、そこから得られる情報の整理方法について考えます。
4 第4回 気象災害1 大雨、台風、風雪害などの気象災害について、農業被害も含め具体的な事例を学び、それぞれの対策について考えます。
5 第5回 気象災害2 大雨、台風、風雪害などの気象災害について、農業被害も含め具体的な事例を学び、それぞれの対策について考えます。
6 第6回 気象災害3 大雨、台風、風雪害などの気象災害について、農業被害も含め具体的な事例を学び、それぞれの対策について考えます。
7 第7回 気象災害4 大雨、台風、風雪害などの気象災害について、農業被害も含め具体的な事例を学び、それぞれの対策について考えます。
8 第8回 グラフ作成演習と課題発見レポートの作成 課題に応じてレポートを作成し、提出します。 
9 第9回 熱中症と都市の熱問題1 夏季の熱中症は近年(特に高齢化社会の中で)無視できない災害になりつつあります。都市部の熱問題と併せて、熱中症の被害とその対策について考えます。
10 第10回 熱中症と都市の熱問題2 夏季の熱中症は近年(特に高齢化社会の中で)無視できない災害になりつつあります。都市部の熱問題と併せて、熱中症の被害とその対策について考えます。
11 第11回 熱中症と都市の熱問題3 夏季の熱中症は近年(特に高齢化社会の中で)無視できない災害になりつつあります。都市部の熱問題と併せて、熱中症の被害とその対策について考えます。
12 第12回 農村の可能性
健康ツーリズム
気候環境を利用して効果的に治療を行う気候療法について学び、ヘルスツーリズムでの導入の可能性を考えます。 
13 第13回 農村の可能性
気候療法
気候環境を利用して効果的に治療を行う気候療法について学び、ヘルスツーリズムでの導入の可能性を考えます。 
14 第14回 農村の可能性
まとめ
気候環境を利用して効果的に治療を行う気候療法について学び、ヘルスツーリズムでの導入の可能性を考えます。  
15 第15回 小レポート 授業内容を確認するレポートを実施します。
提出されたレポートについてコメントおよびフィードバックを行います。

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