シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
文化交流論Ⅱ/Intercultural Studies Ⅱ
授業コード
/Class Code
B507233001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASc218
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月4(後期)/MON4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
赤井 敏夫/AKAI TOSHIO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
赤井 敏夫/AKAI TOSHIO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義・対面授業
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、人文学部のDPに示す、広い知識や体験をもとに柔軟で確固とした価値基準・行動規範を身につけ、多様な他者と共存し、積極的に交流・協働できる能力の修得を目指す。
人文学部専門科目に属し、上位セメスターの「文化交流論」の導入科目として位置づけられる。料理としてのカレーの変遷を比較文化論的に考察することが本講義の目的である。
到 達 目 標
/Class Objectives
本科目の内容を把握することによって以下のことが理解できるようになる。

1.カレーのような身近なコモディティ(日用品)の背景に文化が重層的に累積していることを読み取る。
2.文化の重層化は恣意的に発生するのではなく、植民地支配という強制的な西洋化が原動力となっていたことが判明する。

そして結果的に

3.異文化間の複雑な関係性を理解し多文化共生社会の到来に具える。
授業のキーワード
/Keywords
カレー、飲食文化、ハイブリッド
授業の進め方
/Method of Instruction
プレゼンテーション・ソフトを使った講義が主体。状況に応じて遠隔講義。遠隔講義実施中は複数のネット・アプリを利用して受講者側からの意見を受け付け、双方向性を確保する。レポートは理解度を深めるような内容を設定し、講義期間中に詳細を明らかにする。
履修するにあたって
/Instruction to Students
評価に出席点は加味しないが、アプリを介した意見や質問提出は講義への参加度を図るための対象とするので重要視する。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義の内容を復習し指定のアプリを通じて質問や意見を提出する。 (毎回1時間ほど)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
指定のアプリを介した意見・質問と最終的なレポート。
内容のフィードバックは「授業の進め方」に記した質問用サイトを通じて行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
質問意見×13(13点)+レポート87点=100点。レポートは指定の書式で10000字以上。レポートは返却しない。
テキスト
/Required Texts
特になし。必要があれば、適宜指示する。
参考図書
/Reference Books
講義の中で指示する
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1週 オリエンテーション  授業の概要および授業計画を説明する。
2 第2週 カレーと西洋の接触(1) 第1クール。インドのカレーといっても昔から統一されたスタンダードがあったわけではない。各地域の文化的特性が反映された多様なバリエーションがあったのである。ここに一定のフォーマット化が行われたのは、ポルトガル人、イギリス人などがインドへ到来して植民地支配をはじめて以来といってよい。異種の文化の接触が飲食文化にどのような相互影響を与えたかを分析する。
3 第3週 カレーと西洋の接触(2) 第1クール。インドのカレーといっても昔から統一されたスタンダードがあったわけではない。各地域の文化的特性が反映された多様なバリエーションがあったのである。ここに一定のフォーマット化が行われたのは、ポルトガル人、イギリス人などがインドへ到来して植民地支配をはじめて以来といってよい。異種の文化の接触が飲食文化にどのような相互影響を与えたかを分析する。 
4 第4週 カレーと西洋の接触(3) 第1クール。インドのカレーといっても昔から統一されたスタンダードがあったわけではない。各地域の文化的特性が反映された多様なバリエーションがあったのである。ここに一定のフォーマット化が行われたのは、ポルトガル人、イギリス人などがインドへ到来して植民地支配をはじめて以来といってよい。異種の文化の接触が飲食文化にどのような相互影響を与えたかを分析する。 
5 第5週 カレーと西洋の接触(4) 第1クール。インドのカレーといっても昔から統一されたスタンダードがあったわけではない。各地域の文化的特性が反映された多様なバリエーションがあったのである。ここに一定のフォーマット化が行われたのは、ポルトガル人、イギリス人などがインドへ到来して植民地支配をはじめて以来といってよい。異種の文化の接触が飲食文化にどのような相互影響を与えたかを分析する。 
6 第6週 カレーがイギリス料理になる(1) イギリス人は基本的に保守的な人種である。そんなかれらが支配者となってインドへやってきて、本国と同じようなものを食べようとどれほど懸命な努力をしたか。それが結局不可能だと悟ったとき、かれらは渋々現地の料理を自分たちの口に合うように取り入れようとする。これが「カレー」の始まりである。こうして生まれたカレーが本国イギリスにもたらされて、どのように国民食として定着してゆくかを分析する。
7 第7週 カレーがイギリス料理になる(2) イギリス人は基本的に保守的な人種である。そんなかれらが支配者となってインドへやってきて、本国と同じようなものを食べようとどれほど懸命な努力をしたか。それが結局不可能だと悟ったとき、かれらは渋々現地の料理を自分たちの口に合うように取り入れようとする。これが「カレー」の始まりである。こうして生まれたカレーが本国イギリスにもたらされて、どのように国民食として定着してゆくかを分析する。 
8 第8週 前半の内容確認 前半の内容確認
9 第9週 カレーがイギリス料理になる(3) イギリス人は基本的に保守的な人種である。そんなかれらが支配者となってインドへやってきて、本国と同じようなものを食べようとどれほど懸命な努力をしたか。それが結局不可能だと悟ったとき、かれらは渋々現地の料理を自分たちの口に合うように取り入れようとする。これが「カレー」の始まりである。こうして生まれたカレーが本国イギリスにもたらされて、どのように国民食として定着してゆくかを分析する。 
10 第10週 カレーがイギリス料理になる(4) イギリス人は基本的に保守的な人種である。そんなかれらが支配者となってインドへやってきて、本国と同じようなものを食べようとどれほど懸命な努力をしたか。それが結局不可能だと悟ったとき、かれらは渋々現地の料理を自分たちの口に合うように取り入れようとする。これが「カレー」の始まりである。こうして生まれたカレーが本国イギリスにもたらされて、どのように国民食として定着してゆくかを分析する。 
11 第11週 日本式カレーの成立(1) 日本のカレーは本来イギリスに定着したカレーに由来するものである。つまり日本人はカレーをダイレクトにインドから輸入したのではなく、イギリスを経由して受け入れたという背景がある。カレーの日本への定着を、近代化の流れに沿って分析する。
12 第12週 日本式カレーの成立(2) 日本のカレーは本来イギリスに定着したカレーに由来するものである。つまり日本人はカレーをダイレクトにインドから輸入したのではなく、イギリスを経由して受け入れたという背景がある。カレーの日本への定着を、近代化の流れに沿って分析する。 
13 第13週 日本式カレーの成立(3) 日本のカレーは本来イギリスに定着したカレーに由来するものである。つまり日本人はカレーをダイレクトにインドから輸入したのではなく、イギリスを経由して受け入れたという背景がある。カレーの日本への定着を、近代化の流れに沿って分析する。 
14 第14週 日本式カレーの成立(4) 日本のカレーは本来イギリスに定着したカレーに由来するものである。つまり日本人はカレーをダイレクトにインドから輸入したのではなく、イギリスを経由して受け入れたという背景がある。カレーの日本への定着を、近代化の流れに沿って分析する。 
15 第15週 後半の内容確認 後半の内容確認

科目一覧へ戻る