シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
歴史文化概論Ⅱ/女と男の文化/Basic Studies in History and Culture II
授業コード
/Class Code
B507173001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASe246
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金5(後期)/FRI5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
森栗 茂一/MORIKURI SHIGEKAZU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
森栗 茂一/MORIKURI SHIGEKAZU 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義(対面)
授業の目的
/Class Purpose
本授業は、人文学科専門教育科目に属し、本学人文学部DPにもとづき、「自己の将来を計画的に考え、それを実現に結びつける行動力を身につけ」「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導き」「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現でき」「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」力を養うことを目的とする。                                 
   なお、この授業担当者は、高等学校教諭を7年、国立歴史民俗博物館客員助教授を3年つとめ、神戸まちづくり研究所を設立運営してきた、高校教育・博物館企画展示・歴史的まちづくりに実務経験のある教員である。これらの経験を柔軟に活かし、総合的な人文研究、歴史学に対する知識や経験の少ない一般学生に対しては極めて解り易く講じ、既に専門的な知識や経験を有する学生には更に高度な教育が可能である。
到 達 目 標
/Class Objectives
生活、性に関する多様な協働議論のなかから、多面的科学的論理的思考を育む。
授業のキーワード
/Keywords
ダイバシティ、ジェンダー、子育て、夜這い、水子
授業の進め方
/Method of Instruction
対面(社会状況、個人状況により時間外学習を遠隔支援する可能性あり)
7時現在、暴風警報、特別警報の場合は、休講とする。
使用するブログ、ZOOM、GoogledriveのURLは、森栗メールで連絡する。スマホ、PCによるチャットを活用することもある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
この授業、step by stepですすめます。主体的、学ぶ経験ない人にも、歴史探求、面白い。自ずと力がついてくる。それだけに、自ら予習、発表する、主体的思考、大変です。苦しく楽しい授業です。
なお、受講者数、教室の都合によって、シラバスどおり、授業すすまぬこともあり。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
参考文献や資料検索には、60分以上、そのレポート記述には30分以上が、必要となる。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、授業の予習として、参考文献、資料検索等により、下調べ・発展学習をし、引用等を明示してコメント提出する。その予習・発展学習(フィードバック)で、次回の授業を展開する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回、理解度、発展想像力を測るレポート 13回×6点=78点 
全体で学んだ歴史学習を自己の関心にあわせ、多様な史料を調べてまとめるレポート(基礎知識力、思考力、歴史思考経験を問う)…22点
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
森栗「夜這い 夜這いの崩壊・村の崩壊」 『国立歴史民俗博物館研究報告』第48集、国立史民俗博物館[277-303頁]、 1993年   
森栗「水子供養の現状と展開」『国立歴史民俗博物館研究報告』第57集、  国立歴史民俗博物館[95ー127頁]、1994年
森栗「地蔵コミュニティーの世相史―都市化・災害と子どもの生きる場の喪失―」『子どもの文化』第32巻10号[21-28頁]、文民教育協会:子どもの文化研究所、2000年           "
三橋順子『女装と日本人』、中野明『裸はいつから恥ずかしくなった』、西川麦子『ある近代産婆の物語―能登・竹島みいの語りより』、千葉徳爾『間引きと水子』、安井真奈美『出産の民俗学・文化人類学』、ヘレン・ハーディカ『水子供養 商品としての儀式』、大塚英志『捨て子たちの民俗学』
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 何故「女と男の文化」なのか
9/19 7時現在、暴風警報の場合、休講とし、別途措置をする。
https://zoom.us/j/92476684122教授者のジェンダー研究歴から解説する。
ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.netで、該当記事「第1回 女と男の文化」の解説、指示を読む。デマンド動画もここにUPする。
■宿題 指示にしたがい、dotCampusに宿題(頁も含め引用付)をあげる。
2 現代日本文化 コスプレ、ニューハーフ 

「異装のモダリティ」「日本の異装文化」を参考に考える。 

3 男装女装の歴史

                 
                 
                   
「とりかえばや物語」から考える。 
4 ファッションの哲学

「モードの迷宮」「面とペルソナ」「化粧論」から考える。
5 LGBTを学ぶ




LGBTからダイバシティを考える。
6 LGBTから学ぶ 
LGBTから性の多様性を論じる・

7 reflection、Dialogue 相互ふりかえり、相互対話をおこないます。

8 性の民俗 性の民俗、聞書水俣民衆誌、夜這いと近代買春 



9 都市と遊女


性の民俗、聞書水俣民衆誌、夜這いと近代買春 
10 10 産の歴史 前近代の産育の歴史民俗を講じる。

11 11 中絶の歴史

 
前近代の中絶、中絶を巡る近代史・現代法の位置づけについて講じる。
12 12 現代の出産 
 
「キャリアと出産」から学ぶ。 
13 13 水子供養
              
ヘレン・ハーディカ『水子供養 商品としての儀式』から学ぶ。


14 14 なじみ子、申し子、みなし子、福子、福助 みなし子、捨て子、に関するプレゼン、動画をみなさい。
https://drive.google.com/drive/folders/1vMLLMeC6SCoDHESa0oxBL3M7qlIoTrIN?usp=sharing
■参考文献で発見したこと、プレゼン・動画で発見したことを、(引用頁付き)でまとめ、金曜までに(時間がない!)dotCampusにあげなさい。

15 15 長屋と地蔵と子育て 近代都市の庶民の住居、信仰、子育てを講じる。

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