シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
作品解釈Ⅰ/Interpretation of Literary Works Ⅰ
授業コード
/Class Code
B506263001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASd319
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木2(前期)/THU2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
 対面授業(講義)。
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、人文学部のディプロマポリシーのうち2、9の達成を目指して実施される科目である。
 この科目は言語・文学科目群に属する専門教育科目であり、「作品解釈Ⅱ」の入門科目として位置づけられる。また、この科目は教職科目(国語)に属する。
 授業では主として平安時代の国文学における猫の表現史について講義する。
 授業の目的は以下の通りである。
 (1)授業で取りあげた作品を正確に解釈・現代語訳する。
 (2)授業で取りあげた作品の主題・表現上の特色を適切に把握する。
 (3)授業で取りあげた作品の文学史的・比較文学的位置づけを学ぶ。
 (4)1~3をまとまった分量の文章で説明する。
到 達 目 標
/Class Objectives
 (1)授業で取りあげた作品を正確に解釈・現代語訳できる。
 (2)授業で取りあげた作品の主題・表現上の特色を適切に把握し説明できる。
 (3)授業で取りあげた作品の文学史的・比較文学的位置づけを理解し説明できる。
 (4)1~3をまとまった分量の文章で説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
国文学 猫 和歌 漢詩
授業の進め方
/Method of Instruction
 講義形式で行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 履修登録者はこのシラバスを読み、内容に同意したものと見なす。
 授業計画は、実際の授業の進度に応じて順序を変更する場合がある。
 授業中は私語を禁じる。私語が見られた場合、課題を提出する権利を剥奪することがある。
 提出物はフィードバックに利用する場合がある(全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する)。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 授業時間外に必要な学修の目安となる時間は、1回あたり3時間程度である。授業内で紹介した参考書を読むことが不可欠である。予習は必要ない。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
 平常時課題及び期末レポート。優秀作を受講生に提示し、必要に応じて解説を加える等する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 平常時課題を30%、期末レポートを70%として評価する。評価の基準は、「到達目標」(1)~(4)が達成できているかどうかである。
テキスト
/Required Texts
 プリントを使用する。
参考図書
/Reference Books
 授業時に紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 はじめに 国文学研究における表現史の意義について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
2 第2回 日本霊異記 『日本霊異記』に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 
3 第3回 寛平御記 『寛平御記』に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
4 第4回 枕草子(1) 『枕草子』の類聚的章段に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
5 第5回 枕草子(2) 『枕草子』の日記的章段に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
6 第6回 源氏物語(1) 『源氏物語』若菜巻の前半に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
7 第7回 源氏物語(2) 『源氏物語』若菜巻の後半に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
8 第8回 狭衣物語 『狭衣物語』に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
9 第9回 更級日記 『更級日記』に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
10 第10回 漢文学 平安時代の漢文学に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
11 第11回 今昔物語集 『今昔物語集』に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
12 第9回 和歌・連歌 和歌・連歌に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
13 第13回 俳諧 俳諧に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
14 第14回 芭蕉・蕪村 芭蕉や蕪村の作品に描かれた猫について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。
15 第15回 まとめ 国文学作品における主題と表現の関係について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。

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