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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習/Basic Seminar
授業コード
/Class Code
B505632009
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa102
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、人文学部人文学科のDPに示す「4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、「5.相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、「6.情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」「7.多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関連した導入科目である。少人数での演習を通して、大学での学習に不可欠なスタディスキルズの習得を目指す。演習形式の特質を活用し、学生相互及び教員との双方向的な活動を行い、コミュニケーション力の伸張を図る。
到 達 目 標
/Class Objectives
①議論構築(argumentation)の基礎について説明できる
②説得的な主張をするために適切な論拠(evidence)を用意し、理由づけ(reasoning)を行うことができる
③他者の議論を批判的に検討し、より良い議論構築に発展させることができる
授業のキーワード
/Keywords
議論、推論、批判的思考
授業の進め方
/Method of Instruction
各授業のテーマに沿った課題に対して、グループ単位で活動してもらいます。また、グループで話し合った内容をクラス全体に発表してもらいます。また、各テーマに関して補足が必要な場合は、教員が説明を行う場合もあります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
アウトプットを行いながら議論の仕方を身につけていくので、積極的にグループ内外の人と関わる必要があります。また、課題に取り組む際には日常生活に潜む「あれこれ」からヒントを得ることがあると思います。ぜひ、授業で得た視点から日常生活を眺めてみてください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・議論の例の収集(60分):授業で身につけた観点からニュースや広告などを改めて観察し、どこが良いか悪いかを検討する
・授業内容の復習(30分)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎授業のコメントシート:授業内容の理解を確認するための課題に取り組む
*翌週の授業にて、教員のコメントが入ったコメントシートを返却する
*また、共有すべきコメントがあれば紹介し、ディスカッションのテーマとする場合もある
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
コメントシート(60%)
期末レポート(40%):議論の例を取り上げ、適切に批判し、より良い議論にするために修正を行なったものをレポートとしてまとめる
*コメントシートでは主に、議論構築の基礎を理解した上で(到達目標①)、説得的な主張をするための適切な論拠を提示し理由づけを行なっているか(到達目標②)を評価し、期末レポートでは、それらに基づいて他者の議論を批判的に検討し、より良い議論構築に発展させることができるかどうか(到達目標③)を評価します
テキスト
/Required Texts
配布資料等
参考図書
/Reference Books
授業中に紹介します
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入 授業の概要(自己紹介、授業の進め方)
2 第2回 ゆっくり考える 1 「熟慮モード」に切り替える
3 第3回 ゆっくり考える 2 様々なバイアスに自覚的になる
4 第4回 ゆっくり考える 3 目の前の情報を吟味する
5 第5回 因果関係を捉える 1 因果関係の基本を知る
6 第6回 因果関係を捉える 2 別の原因を模索する
7 第7回 因果関係を捉える 3 因果関係と相関関係を区別する
8 第8回 何かと何かを比較する 1 比較の基本を知る
9 第9回 何かと何かを比較する 2 2者間に違いがあることを示す
10 第10回 何かと何かを比較する 3 データを適切に集める
11 第11回 議論を構築する 1 議論構築の基本(主張・論拠・理由づけ)を知る
12 第12回 議論を構築する 2 演繹的な理由づけを行う
13 第13回 議論を構築する 3 帰納的な理由づけを行う
14 第14回 議論を構築する 4 仮説演繹法を用いて理由づけを行う
15 第15回 まとめ 議論を正確に読みとり、適切に批判する

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