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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/02/13 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習/Basic Seminar
授業コード
/Class Code
B505632007
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa102
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習(対面)
授業の目的
/Class Purpose
<言葉と向き合う>この授業は、人文学部人文学科のディプロマ・ポリシーのうち4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関係しています。皆さんはこれまで英語や国語の授業を受けてきたことと思います。その中で、ある単語や表現がどのような意味をもつのかなど、言葉の使い方に興味をもったことがありませんか?
この演習では、2025年度の共通テストで出題された英文を、改めてみんなで一緒に読んで、正しく音読しつつ日本語に訳すことによって、ことばに対する理解を深めることを目的とします。それによって、英語・日本語の表現能力を高め、他者の発することばを適格に理解し、多様な価値観に対応していけるようになりましょう。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 英語と日本語(特にその異同)に対する理解を深める。
2. ことばに関する感覚を身につける。
3. より適切な日本語で表現できるようになる。
4. 英語を正しく音読できるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
英語、英文法、共通テスト
授業の進め方
/Method of Instruction
授業では、まず英文を英語らしく音読する練習をします。その後、日本語訳をしてもらい、それに対して教員が、日本語として不自然な部分を突っ込んだりします。それに対して、もっと自然な日本語にするにはどうしたらよいのか、学生と相談したりして、さらに自然な日本語訳を作っていきます。共通テストを受験した人もいると思いますが、テストの時に設問を解くために読んだ英文を、改めてじっくり精読し、細かいところまで理解してみるのも面白いのではないでしょうか。
履修するにあたって
/Instruction to Students
英語に興味がある人は、英語を理解し日本語に訳すことで、英語と日本語に対する理解を深めることができます。英語が苦手な人も、日本語・ことばに興味があれば、英語からの直訳による英文和訳的な日本語を、ふつうの日本語に変えるにはどのようにしたらよいのかといったことを考えることで、自然な日本語の表現能力を伸ばすことができるはずです。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
英文をあらかじめ読んで、日本語訳を作成する(60分)。日ごろからことばに興味をもつ。英語に興味がある人は、簡単なものでいいから、少しでも英語を勉強するようにする(有瀬図書館にはGraded Readerと呼ばれる、やさしい英語の本がたくさんあります)(30分)。英語は苦手でも日本語には興味があるという人は、日ごろから少しでも小説などを読むようにする。また、ネットを見るにしても、ブログやtwitter、2ちゃんねるばかり見ているのではなく、新聞や雑誌が提供している、きちんとした日本語で書かれた記事を読むようにする。漫画を読むにしても台詞の意味を考えたり、J-POPを聴いていても歌詞の意味を考えたりして、少しでもことばと関わるように努力する。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業中に英語を音読し、日本語訳を作って発表する。英語の発音や発表された日本語訳に関して、担当者が問題点を指摘し、改善の方向性を示す。最終レポートで学んだことの振り返りをする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
英文の音読がどの程度できているか20%(発音、イントネーション、強弱の適切性が習得できるか)、日本語訳の適切さ10%(英文をきちんと理解して自然な日本語にできているか)、議論への参加の積極性30%(担当者からの質問にきちんと答えられているか)、最終レポート50%
テキスト
/Required Texts
共通テストの英文と設問に注を付けたものを担当者が作成し、配布します。
参考図書
/Reference Books
特になし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入 担当者と受講者の自己紹介をした後、教材を配布し、進め方と予習の仕方を説明します。
2 第2回 共通テスト(1) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第1問を取り上げます。英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
3 第3回 共通テスト(2) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第2問を取り上げます。最初の2パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
4 第4回 共通テスト(3) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第2問を取り上げます。最後のパラグラフと設問の英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。その後、設問の解答を選ぶ根拠について一緒に考えます。
5 第5回 共通テスト(4) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第3問を取り上げます。最初の2パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
6 第6回 共通テスト(5) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第3問を取り上げます。残りのパラグラフと設問の英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。その後、設問の解答を選ぶ根拠について一緒に考えます。
7 第7回 共通テスト(6) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第6問を取り上げます。最初の3パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
8 第8回 共通テスト(7) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第6問を取り上げます。
真ん中の3パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
9 第9回 共通テスト(8) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第6問を取り上げます。
残りの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
10 第10回 共通テスト(9) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第7問を取り上げます。最初の2パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
11 第11回 共通テスト(10) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第7問を取り上げます。第3・4パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
12 第12回 共通テスト(11) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第7問を取り上げます。第5・6パラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
13 第13回 共通テスト(12) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第7問を取り上げます。最後のパラグラフの英文と設問を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。その後、設問の解答を選ぶ根拠について一緒に考えます。
14 第14回 共通テスト(13) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第4問を取り上げます。第3パラグラフまでの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。その後、問1・問2の解答を選ぶ根拠について一緒に考えます。
15 第15回 共通テスト(14) 2025年度共通テストの英語(リーディング)の第4問を取り上げます。残りのパラグラフの英文を音読し、なぜそのような訳になるのか考えながら全体を訳します。
その後、問3・問4の解答を選ぶ根拠について一緒に考えます。

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