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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習/Basic Seminar
授業コード
/Class Code
B505632004
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASa102
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
倉持 充希/KURAMOCHI MIKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
倉持 充希/KURAMOCHI MIKI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 人文学部の学部共通科目に属する本演習は、人文学部のDPのうち、4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」を修得すべく、西洋絵画の代表作に関する専門知識と、絵画作品を紹介するプレゼンテーションおよびレポート執筆の技能を身につける。
 本科目では、西洋絵画を題材とし、文献を基に西洋絵画に関する専門知識を習得するとともに、人文科学研究に必要な情報収集、発表原稿とパワーポイントの作成、レポート執筆の技能を身につける。発表とゼミ生同士の講評を通じて、専門的な内容を、分かりやすく発表・執筆できるようになることを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.西洋絵画に関する専門知識と、人文科学研究に必要な情報収集・発表資料作成・レポート執筆の技能を習得する。(DP4・5の思考力・判断力・表現力に対応)
2.専門的な内容を論理的に展開し、口頭や文章で的確に相手に伝える。(DP4・5・6の思考力・判断力・表現力に対応)
3.他者との冷静な意見交換を通じ、自己の成果を振り返る。(DP7の主体性・協働性に対応)
授業のキーワード
/Keywords
西洋絵画 西洋美術史 情報収集 発表原稿 パワーポイント レポート プレゼンテーション
授業の進め方
/Method of Instruction
・プレゼンに必要な準備を、実例と共に解説する。参考図版の取り扱い等も解説する。
・西洋絵画を1点取り上げ、各自、発表準備を進める。
・発表原稿とパワーポイントを用いて、全体向けの発表を2回行う。
・発表原稿を校正し、形式を整えて、最終レポートとする。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・芸術文化、特に西洋絵画に興味があるひとの履修が望ましい。担当作品は、主に以下の中から選択するが、受講生から具体的な要望があれば検討する。
(ボッティチェッリ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ブリューゲル、カラヴァッジョ、ベラスケス、フェルメール、フラゴナール、ドラクロワ、ミレイ、モネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ムンク、ダリ、ピカソ他)

・共通教育科目の「西洋美術」(ヨーロッパ・アメリカの美術の通史)と併せて受講するとよい。
・責任をもって発表課題を行うこと、積極的に意見交換に参加することが求められる。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・授業計画に従って発表の準備を進める(1週あたり60分以上)。
・授業内容や発表で得たコメントを基に、発表内容と形式を改善し、最終レポートを作成していく(1週あたり60分以上)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・毎回、ミニペーパーを提出する。当日あるいは次回にフィードバックを行う。
・規定に従って、全体発表を2回行う。その場でコメントする。
・発表原稿を校正し、形式を整えて、最終レポートとして提出する。レポート提出後、全体への講評をまとめ、Teams等でフィードバックする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・毎回のミニペーパー 15%(到達目標1の達成度合い)
・全体発表 60%(到達目標1・2の達成度合い)
・最終レポート 25%(到達目標2・3の達成度合い)
・5回以上欠席すると、単位取得はできない。遅刻3回で、欠席1回分とする。
テキスト
/Required Texts
レジュメや参考資料を配布する。
参考図書
/Reference Books
適宜、紹介する。
・狩野光伸『論理的な考え方伝え方 根拠に基づく正しい議論のために』慶応義塾大学出版会、2015年。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業の概要 授業の趣旨、課題、評価方法について説明する。自己紹介と、各自の芸術文化に対する興味関心を探るアンケートを実施する。
2 第2回  作品選定、文献リスト作成 各自が取り上げる芸術作品を選び、情報収集のための適切な方法を実践的に学ぶ。ボッティチェッリ、フェルメール、ピカソなどの代表作から選定する。作品について調べるための文献リストを作成する。
3 第3回  原稿執筆(1) 作品について、文献を基に情報を収集し、整理する。ワードで発表原稿を作成する。
4 第4回  原稿執筆(2) 作品について、文献を基に情報を収集し、整理する。ワードで発表原稿を作成する。
5 第5回  パワーポイントの作成(1) 発表原稿を基に、プレゼンテーション用のパワーポイントを作成する。担当作品の図版を挿入する。
6 第6回  パワーポイントの作成(2) 発表原稿を基に、プレゼンテーション用のパワーポイントを作成する。担当作品の図版を挿入する。
7 第7回  グループでのプレ発表 担当作品について、ワードで作成した発表原稿とパワーポイントを用いてプレ発表を行う。少人数ごとのグループで発表し、参加者が互いに講評し、具体的な改善策を提案しあう。 
8 第8回  第1回目の全体向け発表(1) 発表とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、少人数のグループで講評する。聴衆からのコメントや質問を参考に、第2回目の発表に向けた改善を進める。 
9 第9回  第1回目の全体向け発表(2) 発表とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、少人数のグループで講評する。聴衆からのコメントや質問を参考に、第2回目の発表に向けた改善を進める。 
10 第10回  第1回目の全体向け発表(3) 発表とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、少人数のグループで講評する。聴衆からのコメントや質問を参考に、第2回目の発表に向けた改善を進める。 
11 第11回  第2回目の全体向け発表(1) 発表原稿とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、質疑応答と講評を行う。聴衆からのコメントや質問を参考に、最終レポートに向けた改善を進める。
12 第12回  第2回目の全体向け発表(2) 発表原稿とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、質疑応答と講評を行う。聴衆からのコメントや質問を参考に、最終レポートに向けた改善を進める。
13 第13回  第2回目の全体向け発表(3) 発表原稿とパワーポイントを用いて、全体の前で発表する。発表後、質疑応答と講評を行う。聴衆からのコメントや質問を参考に、最終レポートに向けた改善を進める。
14 第14回 総括 発表を振り返り、効果的なプレゼンのために必要な情報収集、論理展開、提示方法についてまとめる。
15 第15回 ポートフォリオ作成 基礎演習を踏まえ、2年次の学習に向けてポートフォリオを作成する。

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