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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人文の知7 暮らしと仕事を記録する/Knowledge of Humanities 7
授業コード
/Class Code
B505553001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金3(後期)/FRI3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
松村 淳/MATSUMURA JUN
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松村 淳/MATSUMURA JUN 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、世の中のさまざまな仕事をとりあげ、仕事を通して人々の生き方や時代背景、社会的課題について考えていく授業です。
本講義はDP1に対応しています。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の3点を到達目標とします。
・仕事を前近代、近代、現代という時空間の中で把握すること。
・現代における多様な職業世界を理解すること。
・現代における職業の課題について理解すること。
授業のキーワード
/Keywords
職業、仕事、労働
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で進めていきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
本講義は多様な仕事の職業世界を紹介し、深く考えていく講義です。
アニメーターやアイドル、バンドマンなどの具体的な仕事の職業世界を検討しながら、それぞれの仕事から見えてくる課題について考えます。また、現代における農業従事者の問題などの社会課題についても取り上げます。数年後に社会人になる皆さんにも有用な学びがあります。ぜひ積極的に履修してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習、復習にそれぞれ1週あたり1時間ずつ確保してください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎授業後に授業で考えたことや疑問に感じた点を書くミニレポートを課します。
次回授業で提出されたコメントの講評などのフィードバックを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回のコメントシート30%
最終成果物としての課題レポート70%
コメントシートの評価基準は、当日の授業の内容を踏まえた感想や疑問点が書かれていること。
最終レポートの評価基準は、以下のとおりです。
①客観的な事実と主観的な感想や疑問がきちんと切り分けられていること。
②具体的な職業を取り上げ、就業人口、特徴、課題など客観的なデータが入っていること。
テキスト
/Required Texts
特に設定はしない。教員のオリジナルの教材を使用します。
参考図書
/Reference Books
授業中に適宜紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 本授業の概要と成績評価等についてガイダンスを行う。
2 第2回 前近代の仕事 第一次産業を中心とする近代以前の世界における労働について検討する。
3 第3回 近代の仕事 第二次産業を中心とする近代の世界における労働について検討する。
4 第4回 サラリーマンの登場 サラリーマンという戦後日本を象徴する働き方について、その軌跡をたどりつつ、新しいサラリーマン像についても考える。
5 第5回 就職活動を考える 就職活動、いわゆるシューカツは、いつ、どのように登場したのか?本講義では就職活動に焦点を当て検討する。
6 第6回 やりたいことと仕事 やりたいことをやるべき、という規範はどのように市民権を得てきたのか?本講義では教育の現場における仕事観を振り返りながら考えていく。
7 第7回 バンドマンと夢見る若者 バンドマンは仕事か?趣味か?趣味と仕事の間で揺れ動くバンドマンを仕事として考える。
8 第8回 芸能という労働 本講義では地下アイドルの事例を検討しながら、職業としてのアイドルの労働世界について考える。
9 第9回 教師という仕事 忙しい、ブラック、といったレッテルが貼られがちな教師という仕事であるが、その実態はどのようなものなのだろうか。本講義では、小中学校の教師を事例に教師という仕事の職業世界を検討する。
10 第10回 アニメーターという仕事 日本のカルチャーシーンを根っこで支えるアニメーターの労働世界について考える。
11 第11回 建築家という仕事 建築物の設計を担う建築家の職業世界について実例を挙げつながら考えていく。
12 第12回 大工という仕事 かつては棟梁と呼ばれ花形の仕事であった大工であるが、現在では労働の厳しさが嫌われ人手不足が著しい。その一方で、柔軟な働き方で成果を上げている若い大工もいる。本講義では、そうした大工の職業世界について考えていく。
13 第13回 寿司職人という仕事 寿司職人はどのようにして一人前になるのか。修業時代から寿司屋における寿司職人の働き方に至るまで、寿司職人の職業世界を考える。
14 第14回 現代の第一次産業 農業従事者の著しい減少が社会問題となっているが、新規就農を目指す若者もいる。本講義では、現代における農業という仕事について考えていく。
15 第15回 まとめと振り返り これまでに学んできた内容について、振り返りながらディスカッションを実施する。

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