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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
英語講読Ⅱ/English Reading Skills Ⅱ
授業コード
/Class Code
B505301001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASd138
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木2(後期)/THU2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
これは人文学科専門科目の「言語・文学科目群」に配置された科目であり、人文学部DPのうち9「学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる」に関係している。英語講読Ⅰと同様に、主に英語の教職免許の取得を目指している学生を対象にした、英語力の増強を目指している。特に、実際の入試で出題された長文問題や、英語で書かれた新聞・雑誌の記事を、文法を確認しながら精読することによって、英語教員となるために不可欠な英語力獲得のための基礎を構築することを目指す。
到 達 目 標
/Class Objectives
・基本的な英文法、文の構造を概ね理解し、それを実際の英文読解に援用することができる。
・語彙を増やし、実際の英文である語に遭遇したときに、どのようにして語義を選択するのか理解できる。
・英文の情報構造を理解し、後ろからの返り読みを反映した日本語訳だけでなく、旧情報までで訳をまとめ、そこから訳し下ろす形で新情報を訳す技法を身につける(これらについては参考図書で詳説されている)。
授業のキーワード
/Keywords
教職、教員免許、英文法、英語学習
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回、担当者が配布する英文を、受講者はできる限りの時間をかけて、自分で辞書と文法書を参照しながら理解し、どのような内容なのかを説明する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
基本的には中学校・高校の英語教員免許の取得を目指す学生のための科目である。英語教員に必要な英語力を身につけるために、毎回のきちんとした予習・復習をする必要がある。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
教員免許取得を目指す学生を対象とした授業であり、毎回時間をかけて予習・復習することが必要である。1回の授業につき、次回取り上げる英文の予習、その日に取り上げた英文の復習等で、3〜4時間の自宅学習が必要である。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、授業の終わりに、その日に取り上げた英文の中から3つ選び、日本語訳を担当者が言うので、それに相当する元の英文を出席カードに書いて提出する。次の回の授業で、どのような部分ができていなかったのか担当者がコメントする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の英文の書き取りがきちんとできているかを採点。第3回~第15回までの13回(4×13=52点)
学期末試験が48点(英文和訳が24点、その文法的説明が24点)
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
佐藤誠司  (著) (2022) 『SKYWARD 総合英語』 東京:桐原書店. ISBN-13: 978-4342208638
伊藤和夫. (1996) 『英文解釈教室 基礎編』 東京:研究社出版. ISBN-13: 978-4327763985
表三郎. (1991) 『スーパー英文読解法 上』 東京:論創社. ISBN-13: 978-4846002008
表三郎. (1994) 『スーパー英文読解法 下』 東京:論創社. ISBN-13: 978-4846002077
冨士哲也. (1996) 『スーパー英文読解演習1』 東京:論創社. ISBN-13: 978-4846002114
冨士哲也. (1996) 『スーパー英文読解演習2』 東京:論創社. ISBN-13: 978-4846002121
冨士哲也. (1997) 『スーパー英文読解演習3』 東京:論創社. ISBN-13: 978-4846002138
すべて有瀬図書館に所蔵
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入 授業をどのように進めていくのか説明した後、英語学習の取り組み方などについて学びます
2 第2回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき1 英語ではworkやchangeのように、同じ語が同じ形のままで、名詞と動詞の両方で使われたりします。そのような場合に、どうやって名詞・動詞だと判断するのかをテーマとして取り上げます
3 第3回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき2 同じ語が同じ形のままで、名詞と動詞の両方で使わる場合について、さらに例を取り上げ、どう名詞・動詞だと判断するのかを考えます
4 第4回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき3 works, changesのように-sで終わる形は、名詞の複数形である場合と、動詞が3人称単数の主語に続いている場合の両方があります。それを見分けるやり方を考えます 
5 第5回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき4 名詞と動詞が同じ形の場合について、-sの形も含め、さらに別の語を用いて検討していきます 
6 第6回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき5 同じ動詞が、「~になる」という意味の自動詞、「…を~になるようにする」という意味の他動詞の両方で使われる例を取り上げます
7 第7回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき6 同じ動詞が、「~になる」という意味の自動詞、「…を~になるようにする」という意味の他動詞の両方で使われる例をさらに取り上げます
8 第8回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき7 同じ動詞の-ed形が、自動詞の過去形である場合と、他動詞の過去形である場合について考えます
9 第9回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき8 同じ動詞の-ed形が、他動詞の過去形である場合と、過去分詞の限定用法で直前の名詞を修飾している場合について考えます
10 第10回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき9 to不定詞が文頭に来ている場合、副詞用法で後の文の前置きとなっている場合と、名詞用法で直後にある動詞の主語となっている場合を取り上げ、どう見分けるのか考えます
11 第11回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき10 -ing形が文頭に来ている場合、分詞構文で後の文の前置きとなっている場合と、動名詞で直後にある動詞の主語となっている場合を取り上げ、どう見分けるのか考えます
12 第12回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき11 be動詞の直後にto不定詞が続いている場合、to不定詞が補語になっている場合と、be to doという一種の助動詞を構成している場合の二通りありますが、どう見分けるのかを考えます
13 第13回 同じ形の語がもつさまざまなはたらき12 名詞の前に-ing形が来ている場合、現在分詞の限定用法の場合、動名詞でその名詞を目的語にしている場合などがありますが、どう見分けるのかを考えます
14 第14回 文構造の複雑化1 文の前に副詞要素が置かれて、文の始まりが見えにくくなる場合を取り上げ、そのような副詞要素にどのようなものがあるのかを考えます
15 第15回 文構造の複雑化2 主語と動詞の間に、主語を修飾する形容詞的要素や、動詞を修飾する副詞的要素が割り込んで、主語と動詞のつながりが見えにくくなった文を取り上げます

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