シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
日本文学史Ⅰ/History of Japanese Literature Ⅰ
授業コード
/Class Code
B505271001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASd235
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木1(前期)/THU1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
 対面授業(講義)。
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、人文学部のディプロマポリシーのうち1、9を目指して実施される。
 この科目は言語・文学科目群に属する専門教育科目であり、「日本文学史Ⅱ」への導入科目として位置づけられる。この科目は教職科目(国語)に属する。
 この科目では国文学史を通史的に学ぶ。授業で取り扱う範囲は、奈良時代にはじまりおおむね江戸時代を下限とする。文学史的見地から個々の作品の特色を知り、主に日本語による文学表現の生成・発展を探求する。
 授業の目的は以下の通りである。
 (1)各時代・各分野の代表的な作品について、作者・成立・概要を知る。
 (2)文学史全体の流れのなかで作品が占める位置や影響関係を知る。
 この科目は、実務経験(高等学校を中心とする国語科教員)のある教員が担当する。必要に応じて、教育現場での実例や知見にも触れつつ授業を進めてゆく。
到 達 目 標
/Class Objectives
 (1)「授業の目的」(1)について、授業1回あたり20項目程度列挙できる。
 (2)「授業の目的」(2)について、特に代表的な作品であれば、参考書等を利用することなく、暗記した知識を基に短い文章で説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
国文学、文学史、文学
授業の進め方
/Method of Instruction
講義
履修するにあたって
/Instruction to Students
 履修登録者はこのシラバスを読み、内容に同意したものと見なす。
 この科目は教職科目(国語)を兼ねており、専ら教職履修者に照準を据えた進度・形式・難易度で授業を進めてゆく。 
 授業計画は、実際の授業の進度に応じて順序を変更する場合がある。
 授業中は私語を禁じる。
 提出物はフィードバックに利用する場合がある(全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する)。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 授業時間外に必要な学修の目安となる時間は、1回あたり3時間程度である。第7回に中間試験を予定しており、また期末にも試験があるので、それに向けて、授業の内容を整理し、よく理解した上で、主要な情報については暗記しておいてほしい。また、授業内で紹介した作品・参考書を読むことが不可欠である。予習は必要ない。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
なし
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 中間試験(40%)と期末試験(60%)で評価する。平常点は加味しない。
 評価の基準は、「到達目標」(1)(2)が達成できているかどうかである。
 中間試験・期末試験については、原則として教育実習、介護等体験(以上の理由による欠席は事前の申し出を必須とする)、指定感染症(含新型コロナウィルス感染症疑い)による欠席(公認欠席の証明もしくは診断書必須)、忌引き、災害等によってやむを得ず出席できなかった場合にかぎり、代替試験の受験を認める。
 授業欠席回数が3分の1を超過する受講生は単位取得の資格を失うものとする。その際、公欠およびやむをえない欠席の取り扱いは大学の規定に拠る。受講生は欠席の事由が消滅し次第、速やかに手続きを行うこと。手続きが遅れた場合、取り扱いに不利が生ずることがある。なお、課外活動を理由とする欠席については一切配慮しない。
テキスト
/Required Texts
 資料配付
参考図書
/Reference Books
(1)中村健史ほか『書き込み式で学ぶ国文学史の基礎 古典編』デザインエッグ 2023年 851円 ISBN‏:‎9784815037468
(2)久保田淳他『日本文学史』おうふう 1997年 2052円 ISBN:9784273029883
(3)乾安代他『日本古典文学史』暁印書館 2016年 1870円 ISBN:9784870155152
 ※(2)または(3)の購入を強く勧める。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 序説 「日本」文学史の範囲・定義について講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。
2 第2回 奈良時代 主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
3 第3回 平安時代(1) 詩歌に関して、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
4 第4回 平安時代(2) 物語に関して、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
5 第5回 平安時代(3) 日記等に関して、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
6 第6回 和歌知識 和歌に関する技巧、知識、概要、文学史上の位置、影響関係について講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
7 第7回 まとめ 奈良・平安時代文学の主題・特色を考察し、全体をまとめた上で、中間試験を行う。
8 第8回 鎌倉時代(1) 和歌・物語等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
9 第9回 鎌倉時代(2) 軍記等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
10 第10回 室町時代 主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
11 第11回 江戸時代(1) 俳諧に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
12 第12回 江戸時代(2) 浮世草子等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。 
13 第13回 江戸時代(3) 洒落本等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。
14 第14回 江戸時代(4) 浄瑠璃等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。
15 第15回 江戸時代(5) 和歌・漢詩等に関し、主要な作品の作者、成立、概要、文学史上の位置、影響関係を講義する。「授業の目的」(1)(2)に対応。

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