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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
舞台芸術研究Ⅰ(2021年度以前入学生)/Studies in Performing Arts Ⅰ
授業コード
/Class Code
B504233001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木4(前期)/THU4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 可奈子/FUKUSHIMA KANAKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 可奈子/FUKUSHIMA KANAKO 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本授業は、人文学部DP2・9と対応(関連)する。具体的には、過去の演劇・舞踊・映画とその文化について知見を深めることで、現在の視聴覚文化を捉え直す「メディア考古学」の考え方を身につける。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.現代に生きる私たちにとって「他者」である、過去の視聴覚芸術とその文化を理解することで、現在の視聴覚文化を捉え直し、未来の視聴覚文化と向き合うための知識を身につける。
2.身近な演劇・舞踊・映画に関わる過去の視聴覚文化を分析し、解釈するための方法を理解し、自らの考えを文章として表現することができる。
授業のキーワード
/Keywords
映画史、演劇史
授業の進め方
/Method of Instruction
基本的にPower Pointを使った講義形式で授業を進める。適宜、必要な映画作品の抜粋を提示する。授業の理解度の把握のために、毎回コメントを提出してもらう。
履修するにあたって
/Instruction to Students
特になし
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
指定した映画や資料をあらかじめ見ておいてもらう場合がある(1週あたり90~120分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
コメントシート(毎回)、学期末レポート。提出されたコメントに対しては、次回の授業開始時に口頭でフィードバックをおこなう。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
コメントシートの内容40%(授業内容に基づいた論理的展開がされているかどうか)、学期末レポート60%(内訳:基礎知識の理解度60%、論述の論理性40%)。
テキスト
/Required Texts
特に定めない。
参考図書
/Reference Books
授業内で適宜提示する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 授業全体の進め方、評価方法について詳しく解説する。
2 第2回 19世紀の演劇・舞踊 フランスを中心とした西欧の大衆演劇・舞踊とその舞台装置を学ぶ。
3 第3回 演劇における「魔術」 西洋の「ファンタスマゴリア」と日本の「地獄極楽」表現について考える。
4 第4回 映画における「魔術」 奇術師メリエスの魔術映画とパテ社のフェアリー映画の舞台美術を学ぶ。
5 第5回 アールデコとドイツ表現主義の舞台美術 1920年代の無声映画・演劇の舞台装置と演出を学ぶ。
6 第6回 明治時代の戦争劇 西南戦争、日清・日露戦争時に人気を博した戦争劇について考える。
7 第7回 新旧演劇と日本初期映画 尾上松之助の忍術映画や新国劇のリアリズム表現について学ぶ。
8 第8回 連鎖劇と映画 連鎖劇の表現と映画との影響関係について学ぶ。
9 第9回 花街文化と演劇・映画興行 浅草や大阪の花街と演劇・映画興行の関係について考える。
10 第10回 関東大震災と興行 関東大震災後に激変した演劇・映画興行のあり方について考える。
11 第11回 お伽噺と演劇・映画 お伽噺を題材にしたお伽芝居、お伽歌劇、アニメーションなどを学ぶ。
12 第12回 松竹の演劇と映画 松竹の成立と、それが演劇史・映画史に果たした役割について学ぶ。
13 第13回 宝塚少女歌劇団と東宝映画 宝塚少女歌劇団から東宝映画への変遷と、それが演劇史・映画史に果たした役割について学ぶ。
14 第14回 戦後のアングラ演劇と映画 戦後のアングラ演劇・映画の演劇・映画の混淆性について考える。
15 第15回 まとめ 授業全体を振り返り、総括をおこなう。

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