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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
環境文化誌Ⅰ/Environment and Culture I
授業コード
/Class Code
B501082001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASe209
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火1(前期)/TUE1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 遥/SUZUKI HARUKA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鈴木 遥/SUZUKI HARUKA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
環境という言葉は普段からよく耳にしますが一体何を指すのでしょうか。本講義は環境とは何かについて改めて考えるところから始まり、私たちが自然の一部として生きる中で培ってきた文化について学びます。具体的には、私たちの生活の場である住居を取り上げます。担当教員がこれまで行ってきたフィールドワークの様子を紹介しながら、自然から得られる資源を生かして人々が住居を建て、修理し、住み継いでいることを学びます。ここから、環境文化の特性や、環境文化を理解する上で重要な点を一緒に考えます。
 本講義は、人文学部ディプロマポリシーの1「複数の分野の基礎知識を教養として身につけている」、9「学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる」を目指して実施します。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 環境、そして環境文化について理解を深め、文章としてまとめて表現することができるようになる。
2. 環境文化に対する自分の考えを持ち、文章で表現することができるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
環境、環境文化、住居、資源
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心として授業を進めます。毎回の講義の最後に、講義内容に関わる論述形式の課題に取り組みます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
環境に関わる様々な社会問題に興味を持つことを求めます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
復習(1時間)、予習(配布する文章を事前に読んでおく必要がある)(1時間)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の講義終了時に短い論述テストを、第15回講義終了時にまとめの論述テストを実施します。短い論述テストについては、次回の講義冒頭で回答の総括および数名の回答を共有することで、受講生へフィードバックします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の講義後に行う論述形式の課題(70点)、講義全体に関わる最終課題(30点)で評価します。論述形式の課題と最終課題は、この演習を通して学習してきた知識の理解を問い、到達目標についてできているようになっているかどうか、提出物の内容から判断します。
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
必要に応じて講義内で参考書を紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 講義内容の概要や目標、評価方法の説明する。
2 第2回 環境とは何か 環境の意味について、文献を紹介しながら解説する。
3 第3回 資源からみる環境文化 私たちは自然環境から様々な資源を得て生活している。資源から環境文化を理解する視点を示す。
4 第4回 資源が抱える問題とは 自然環境から得られる資源を取り巻く状況を紹介し、そこにどのような問題があるのかを考える。
5 第5回 暮らしの中の環境文化1 暮らしの中の環境文化として、住居を取り上げて解説する。
6 第6回 暮らしの中の環境文化2 東南アジア各地にみられる多様な伝統的住居と自然環境との関係について解説する。
7 第7回 伝統的住居にみる環境文化1 インドネシアの伝統的住居について、現地調査の様子を交えて解説する。
8 第8回 伝統的住居にみる環境文化2 インドネシアの伝統的住居について、現地調査の様子を交えて解説する。
9 第9回 伝統的住居にみる環境文化3 インドネシアの伝統的住居について、現地調査の様子を交えて解説する。
10 第10回 伝統的住居にみる環境文化4 インドネシアの伝統的住居について、現地調査の様子を交えて解説する。
11 第11回 限りある資源の使い方1 どのように人が伝統的住居を住み継いでいるかについて紹介する。
12 第12回 限りある資源の使い方2 どのように人が伝統的住居を住み継いでいるかについて紹介する。
13 第13回 限りある資源の使い方3 どのように人が伝統的住居を住み継いでいるかについて紹介する。
14 第14回 資源からみる環境文化のこれから 資源からみる環境文化を理解する上で重要な点を、一緒に考える。
15 第15回 講義全体のまとめ 講義全体の総括を行う。

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