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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人文の知専門講義ⅠA/人文の知専門講義Ⅰ/Advanced Lecture on Knowledge of Humanities ⅠA
授業コード
/Class Code
B501063001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASb211
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火4(前期)/TUE4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
気候は世界各地の自然環境と人間生活の関係を考える上で重要な環境要素である。特にアジアモンスーン地域においては、モンスーンによってもたらされる風や雨が、古くから人々の生活や文化と密接に結びついてきた。気候学の立場から見た「地域」について、南アジアを事例に、今日の社会情勢等を織り交ぜつつ解説する。
本講義は人文学部ディプロマポリシー1に関わり、上記の分野の基礎知識を習得することを目的にしている。
到 達 目 標
/Class Objectives
地理学・気候学の基本的な知識を身につけ、アジアモンスーン地域、中でもインド北東部・バングラデシュ・ヒマラヤ南麓といった南アジア地域の気候・文化の過去と現在について理解する。
授業のキーワード
/Keywords
アジアモンスーン、農業、祭り、交易史、食文化
授業の進め方
/Method of Instruction
パワーポイントを使った講義形式
履修するにあたって
/Instruction to Students
南アジアの国名や地名が頻出します。各国各地域を把握できるよう、地図(帳)を手元におきながら受講することを薦めます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
毎週の講義後の復習として1-2時間程度。提出課題等の準備に5-8時間程度。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回のコメントシートに意見等を書いて提出します。
期末に講義の内容に関するクイズ+意見を述べる論述問題から成るレポートを提出します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
コメントシート50%、期末レポート50%
コメントシートはS,A,B,Cの4段階で評価します。
本講義の到達目標に達しているか、問題に対して適切に回答しているか、誤字脱字の有無が主な評価ポイントです。

期末レポートは100点満点で、問題ごとに点数を明示します。
論述問題は、本講義の到達目標に達しているか、問題に対して適切に回答しているか、自分の意見を論理的に述べられているか、誤字脱字の有無などから評価します。
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
人文学部推薦図書
宮脇 檀/中山 繁信【編】(2012)「神々と出会う中世の都カトマンドウ―旅・人・建築 ネパールの王宮、寺院、民家を巡って」エクスナレッジ
小林 尚礼(2006)「梅里雪山 十七人の友を探して」山と渓谷社
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス
モンスーン概論
授業のガイダンスを行います。
2 第2回 モンスーン概論 アジアモンスーン地域における、夏季モンスーンと冬季モンスーンの特徴を学びます。
3 第3回 モンスーンと農業1 モンスーンによってもたらされた雨は恵みの雨となって各地の農業を支えてきました。一方 で乾季には厳しい乾燥と戦わねばなりません。厳しい自然環境のもとでどのように農業が発展してきたかを学びます。
4 第4回 モンスーンと農業2 モンスーンと農業の続き。
5 第5回 モンスーンと農業3 モンスーンと農業の続き。
6 第6回 モンスーン地域の祭り 自然環境と地域文化をつなぐ一つの象徴としての祭りに着目します。
7 第7回 モンスーンと交易1 モンスーンの語源はアラビア海の船乗りが最初に使った言葉にあると言われています。古くから交易によって栄えてきたアラビア海周辺の港町を中心に、物流と文化の交流について考えます。
8 第8回 モンスーンと交易2 モンスーンと交易の続き。
9 第9回 モンスーンと交易3 モンスーンと交易の続き。
10 第10回 南アジアの食文化1 モンスーン地域には様々な食文化が展開しています。それぞれの文化や宗教などによって 大きく異なる食文化について学びます。
11 第11回 南アジアの食文化2 食文化の続き。
12 第12回 南アジアの食文化3 食文化の続き。
13 第13回 モンスーンと人間生活(文化とは何か)1 ブータン王国と白川郷を例に、文化の存続と継承について考えます。
14 第14回 モンスーンと人間生活(文化とは何か)2 ブータン王国と白川郷を例に、文化の存続と継承について考えます。
15 第15回 講義のまとめ 講義のまとめ、レポートやコメントの講評等を行います。

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