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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習ⅢA[19~]/Practice and Discussion ⅢA
授業コード
/Class Code
B411571001
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMb012
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月3(前期),木3(前期),木4(前期),金3(前期),金4(前期)/MON3(SPR.),THU3(SPR.),THU4(SPR.),FRI3(SPR.),FRI4(SPR.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
日置 和人/HIOKI KAZUHITO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
濱田 美知子/HAMADA MICHIKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
日置 和人/HIOKI KAZUHITO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
演習
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、必修実習・演習科目であり3年次に配当している。
この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
この演習では、学習の在り方、理解の道筋、プレゼンテーションの方法を学び、技能を身に着けることを目標とする。
科目の演習を題材に自分で学習する力をつける。
3年次前期で養うべき基礎科目について演習でアウトプットを行う。
学力向上を目指して、個々の問題、集団としての問題を抽出し、解決策を討論する。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の各SBO'sの習得補完を到達目標とする。

<分子生物>
以下の各SBO'sを到達目標とする
A-(3)-①-7  適切な聴き方、質問を通じて相手の考えや感情を理解するように努める。(技能・態度)
A-(3)-①-8 適切な手段により自分の考えや感情を相手に伝えることができる。(技能・態度)
A-(3)-①-9 他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。(知識・技能・態度)
A-(4)-4  自己の能力の限界を認識し、状況に応じて他者に協力・支援を求める。(態度)
A-(4)-5  チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすように努める。(知識・態度)
A-(5)-①-1 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。(態度)
A-(5)-①-2 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出できる。(技能)
A-(5)-①-3 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(知識・技能)
A-(5)-①-4 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(技能)
A-(5)-①-5 インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。(知識・態度)
C6-(4)-①-1 遺伝情報の保存と発現の流れを説明できる。
C6-(4)-①-2 DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる。
C8 生体防御と微生物
C8-(3)-①-1 原核生物、真核生物およびウイルスの特徴を説明できる。
C8-(3)-②-1 細菌の分類や性質(系統学的分類、グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌など)を説明できる。
C8-(3)-②-5 薬剤耐性菌および薬剤耐性化機構について概説できる。
C8-(3)-⑤-1 滅菌、消毒および殺菌、静菌の概念を説明できる。
C8-(3)-⑤-2 主な滅菌法および消毒法について説明できる。

<薬理>
以下の各SBOsを到達目標とする。
C6-(6)-②-1 細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
C6-(6)-②-2 細胞膜受容体からGタンパク質系を介する細胞内情報伝達について説明できる。
C6-(6)-②-3 細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。
C6-(6)-②-4 細胞内情報伝達におけるセカンドメッセンジャーについて説明できる。
C7-(1)-④-1中枢神経系について概説できる。
C7-(1)-④-2末梢(体性・自律)神経系について概説できる。
C7-(2)-①-1神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達について説明できる。
C7-(2)-①-2 代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説明できる。
C7-(2)-①-4 神経による筋収縮の調節機構について説明できる。
E1-(1)-①-1薬物の用量と作用の関係を説明できる。
E1-(1)-①-2 アゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)について説明できる。
E1-(1)-①-3 薬物の作用するしくみについて、受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランスポーターを例に挙げて説明できる。
E1-(1)-①-4 代表的な薬物受容体を列挙し、刺激あるいは遮断された場合の生理反応を説明できる。
E1-(1)-①-5 薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系を列挙し、活性化されたあるいは抑制された場合の生理反応を説明できる。
E2-(1)-①-1 交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。
E2-(2)-①-2 副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。
E2-(2)-①-3 神経節に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。 
E2-(1)-②-2 運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。

<薬剤>
以下の各SBOsを到達目標とする。
E4-(2)-①-1  線形1-コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。
E4-(2)-①-2 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。(知識、技能)
E4-(2)-①-3 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。(知識、技能)
E4-(2)-①-4 モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。
E4-(2)-①-5 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。
E4-(2)-①-6 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD 解析)について概説できる。
E4-(2)-②-1 治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDM が有効な薬物を列挙できる。
E4-(2)-②-2 TDM を行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。
E4-(2)-②-3 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。(知識、技能)
E4-(2)-②-4 ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。
E4 薬の生体内運命 (1)薬物の体内動態
E4-(1)-②-4 薬物の吸収過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
E4-(1)-③-6 薬物の分布過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
E4-(1)-④-5 薬物代謝酵素の阻害および誘導のメカニズムと、それらに関連して起こる相互作用について、例を挙げ、説明できる。
E4-(1)-⑤-5 薬物の排泄過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
実習IIIA、3年次前期専門科目
授業の進め方
/Method of Instruction
この演習は、実習IIIAと関連した分子生物学演習、薬理学演習、薬剤学演習と、基礎学力の向上のための基礎補充演習に大別されます。
時間割は後程配布し、授業の進め方は、事前に開示します。
授業の順番は、この順番通りには行われないことがあります。
担当者によって異なりますが、演習時間中に課題学習や小テストが行われます。
事前学習が課されることもあります。
演習受講状況、課題や小テストの成績によっては、一部の学生に追加の演習が課されることがあります。
適宜MoodleやTeamsを通じて連絡されますので、見落としがないようにしてください。
履修するにあたって
/Instruction to Students
関連科目は3年前期開講の専門科目のすべて及び実習IIIAであるが、2年次の科目とのつながりも意識するので、復習を含む。
オフィスアワーは設定しないが、メールによる質問を受け付ける。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習として、予習しておくこと(目安として1時間)。事後学習として、必ず復習し不明な点は次週までに解決しておくこと(目安として1時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
演習前、演習中、演習後に課題提出を指示する場合がある。提出課題へのフィードバックは、LMS、口頭及び文書により行う場合がある。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実習IIIAに関連する分子生物学演習、薬理学演習、薬剤学演習は、事前学習、演習時間中の取り組み、小テストや課題について、毎回の成績を100点満点で採点し、演習回数で案分し、合計で30%とする。
基礎補充演習は、授業時間中の課題と小テストについて、毎回の成績を100点満点で採点し、演習回数で案分し、合計30%とする。
演習は授業に出席してその場で演習課題等を実践することが必須なので、未受講で課題や小テストのみ提出は、評価に反映しない。また演習中の課題や小テストで不合格となった場合の補講も同様の方法で評価する。
未受講で課題や小テストのみ提出は、評価に反映しない。
最後の演習時に演習テストを行い、その評価を40%とする。
テキスト
/Required Texts
3年次前期科目、及び実習IIIAのテキストおよび講義で配布されたプリント等を使用する。
また適宜、1-2年次に使用した教科書を使用する。
参考図書
/Reference Books
コアカリ重点ポイント集1~3巻
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 分子生物学演習1 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
A-(3)-①-7
A-(3)-①-8
A-(3)-①-9
A-(4)-4
A-(4)-5
A-(5)-①-1 
A-(5)-①-2
A-(5)-①-3
A-(5)-①-4
A-(5)-①-5
C6-(4)-①-1
C6-(4)-①-2
C8-(3)-①-1
C8-(3)-②-1
C8-(3)-②-5
C8-(3)-⑤-1
C8-(3)-⑤-2
2 第2回 分子生物学演習2 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
A-(3)-①-7
A-(3)-①-8
A-(3)-①-9
A-(4)-4
A-(4)-5
A-(5)-①-1 
A-(5)-①-2
A-(5)-①-3
A-(5)-①-4
A-(5)-①-5
C6-(4)-①-1
C6-(4)-①-2
C8-(3)-①-1
C8-(3)-②-1
C8-(3)-②-5
C8-(3)-⑤-1
C8-(3)-⑤-2
3 第3回 薬理学演習1 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
C6-(6)-②-1
C6-(6)-②-2
C6-(6)-②-3
C6-(6)-②-4
C7-(1)-④-1
C7-(1)-④-2
C7-(2)-①-1
C7-(2)-①-2
C7-(2)-①-4
E1-(1)-①-1
E1-(1)-①-2
E1-(1)-①-3
E1-(1)-①-4
E1-(1)-①-5
E2-(1)-①-1
E2-(2)-①-2
E2-(2)-①-3
E2-(1)-②-2
4 第4回 薬理学演習2 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
C6-(6)-②-1
C6-(6)-②-2
C6-(6)-②-3
C6-(6)-②-4
C7-(1)-④-1
C7-(1)-④-2
C7-(2)-①-1
C7-(2)-①-2
C7-(2)-①-4
E1-(1)-①-1
E1-(1)-①-2
E1-(1)-①-3
E1-(1)-①-4
E1-(1)-①-5
E2-(1)-①-1
E2-(2)-①-2
E2-(2)-①-3
E2-(1)-②-2
5 第5回 薬理学演習3 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
C6-(6)-②-1
C6-(6)-②-2
C6-(6)-②-3
C6-(6)-②-4
C7-(1)-④-1
C7-(1)-④-2
C7-(2)-①-1
C7-(2)-①-2
C7-(2)-①-4
E1-(1)-①-1
E1-(1)-①-2
E1-(1)-①-3
E1-(1)-①-4
E1-(1)-①-5
E2-(1)-①-1
E2-(2)-①-2
E2-(2)-①-3
E2-(1)-②-2

6 第6回 薬剤学演習1 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
E4-(2)-①-1
E4-(2)-①-2
E4-(2)-①-3
E4-(2)-①-4
E4-(2)-①-5
E4-(2)-①-6
E4-(2)-②-1
E4-(2)-②-2
E4-(2)-②-3
E4-(2)-②-4 
E4-(1)-②-4
E4-(1)-③-6
E4-(1)-④-5 
E4-(1)-⑤-5
7 第7回 薬剤学演習2 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。
E4-(2)-①-1
E4-(2)-①-2
E4-(2)-①-3
E4-(2)-①-4
E4-(2)-①-5
E4-(2)-①-6
E4-(2)-②-1
E4-(2)-②-2
E4-(2)-②-3
E4-(2)-②-4 
E4-(1)-②-4
E4-(1)-③-6
E4-(1)-④-5 
E4-(1)-⑤-5
8 第8回 基礎補充演習① 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
9 第9回 基礎補充演習② 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
10 第10回 基礎補充演習③ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
11 第11回 基礎補充演習④ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
12 第12回 基礎補充演習⑤ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
13 第13回 基礎補充演習⑥ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
14 第14回 基礎補充演習⑦ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
15 第15回 基礎補充演習⑧ 3年次前期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。
16 第16回 担任懇談会 ポートフォリオを用いて、薬学部での学習の要点を整理する。

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