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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
実習ⅡB[19~]/Experimental Course ⅡB
授業コード
/Class Code
B411451003
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMb009
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火3(後期),火4(後期),火5(後期),水3(後期),水4(後期),水5(後期)/TUE3(AUT.),TUE4(AUT.),TUE5(AUT.),WED3(AUT.),WED4(AUT.),WED5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
藤井 文彦/FUJII FUMIHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浅田 麻琴/ASADA MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
稲垣 冬彦/INAGAKI FUYUHIKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
小野寺 章/ONODERA AKIRA 薬学部/Pharmaceutical Sciences
大城 慶祐/OOKI KEISUKE 薬学部/Pharmaceutical Sciences
神谷 浩平/KAMIYA KOUHEI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
刈谷 龍昇/KARIYA RYUSHO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
国嶋 崇隆/KUNISHIMA MUNETAKA 薬学部/Pharmaceutical Sciences
黒井 邦巧/KUROI KUNISATO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
澤野 実香子/SAWANO MIKAKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
瀧本 竜哉/TAKIMOTO TATSUYA 薬学部/Pharmaceutical Sciences
角田 慎一/TSUNODA SHINICHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
濱田 美知子/HAMADA MICHIKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
日置 和人/HIOKI KAZUHITO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
平野 裕之/HIRANO HIROYUKI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
藤井 文彦/FUJII FUMIHIKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
藤瀬 優理/FUJISE YURI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
北條 恵子/HOJYO KEIKO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
村上 遼/MURAKAMI RYO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
柳瀬 麻菜美/YANASE MANAMI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
山原 弘/YAMAHARA HIROSHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
袁 德其/YUAN DEQI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
実習
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属である。この科目は、必修実習・演習群であり2年次に配当している。
この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、1,2を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

化学系、生物系及び物理系の実習で構成され、目的は以下の通りである。
<化学系>
有機化合物の合成を実際に行うことにより、授業で学んだ知識を確認し、更に高度な技能を身につける。
・ 官能基を変換するための基本的な知識と技能を習得する。
・ 有機化合物の性質の違いを利用した分離精製を実施することができる。
・ 目的の化合物の合成を立案し実施することができる。
<生物系>
動物実験を行うことで、医療倫理観、動物愛護精神を育てる。
主に生物分野の生理、生化学、解剖学の分野の知識と技能を磨く。
実習を通して自ら問題を発見し、解決する能力を養う。
実習や演習中にグループワークを通して、協調性を養う。
<物理系>
物理系薬学(物理化学、分析化学および製剤学)の基本的技術を修得するとともに関連科目の理解を深めることを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
到達目標
<化学系>
1. 実習に対する基本的な心構えをもつことができる。
2. 有機化学実験に用いる基本的な実験器具、実験機器の名称が列挙でき、正しく使用することができる。
3. 有機化合物の代表的な官能基を他の官能基に変換できる。
4. 有機化合物の官能基の性質を利用した分離精製が実施できる。
5. 課題として与えられた化合物(医薬品を含む)を合成できる。(技能)
6. 反応廃液を適切に処理できる。(技能・態度)

以下の各SBOsを到達目標とする。
JB-(5)-③-1  溶液の濃度計算と調製ができる。(技能)
JB-(5)-③-3  代表的な化学変化を化学量論的に捉え、その量的関係を計算できる。(技能)
JB-(5)-④-1  化合物の秤量、溶解、抽出、乾燥、ろ過、濃縮を実施できる。(技能)
C1-(1)-①-1 化学結合の様式について説明できる。
C3-(1)-①-6  基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
C3-(1)-①-9  基本的な有機反応機構を、電子の動きを示す矢印を用いて表すことができる。(技能)
C3-(2)-③-1 代表的な芳香族炭化水素化合物の性質と反応性を説明できる。
C3-(2)-③-3 芳香族炭化水素化合物の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説明できる。
C3-(3)-①-2  官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。(技能)
C3-(3)-⑤-1  アミン類の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。
C3-(3)-⑥-1 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
AD-C3-⑪-12  化学反応によって官能基変換を実施できる。(技能)

<生物系>
1. 動物実験における倫理について配慮できる。(態度)
2. 実験動物の基本的な取り扱いと手術ができる。(技能)
3. 実験動物での代表的な薬物投与方法を実施できる。(技能)
4. 代表的な臓器の形態と役割を説明できる。(知識)
5. ホルモンの働きを説明できる。(知識)
6. 酵素反応について説明できる。(知識)
7. 代表的な酵素活性を測定できる(技能)
8. タンパク質の定量試験法を実施できる。(技能)
9. 酵素試料の適正な取り扱いができる。(技能)
10. アミノ酸の基本的性質を説明できる(知識)
11. 酵素(タンパク質)の基本的性質を説明できる。(知識)
12. 酵素反応について説明できる。(知識)
13. ポリアクリルアミド電気泳動の原理を説明できる。(知識)
14. 顕微鏡を用いて細胞を観察することができる。(技能)
15. ヒトの生体試料について適正な取り扱いができる。(態度)
16. 課題について理論的に説明できる。(態度)

以下の各SBOsを到達目標とする。
A(5)-①-2 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出できる。(技能)
A(5)-①-3 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(知識・技能)
A(5)-①-4 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(技能)
A(5)-①-5 インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。(知識・態度)
C1(3)-①-6 反応速度と温度との関係を説明できる。
C2(1)-①-1 分析に用いる器具を正しく使用できる。(知識・技能)
C2(1)-①-2 測定値を適切に取り扱うことができる。(知識・技能)
C2(2)-①-4 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
C2(5)-②-1 電気泳動法の原理および応用例を説明できる。
C2(6)-②-3 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
C3(3)-①-1 代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。
C3(3)-①-2 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。(技能)
C4(1)-①-1 代表的な生体高分子を構成する小分子(アミノ酸、糖、脂質、ヌクレオチドなど)の構造に基づく化学的性質を説明できる。
C4(1)-①-2 医薬品の標的となる生体高分子(タンパク質、核酸など)の立体構造とそれを規定する化学結合、相互作用について説明できる。
C4(2)-②-1 不可逆的酵素阻害薬の作用を酵素の反応機構に基づいて説明できる。
C4(2)-②-2 基質アナログが競合阻害薬となることを酵素の反応機構に基づいて説明できる。
C4(2)-②-3 遷移状態アナログが競合阻害薬となることを酵素の反応機構に基づいて説明できる。
C5(6)-①-1 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。
C6(2)-①-1 代表的な脂質の種類、構造、性質、役割を説明できる。
C6(2)-③-1 アミノ酸を列挙し、その構造に基づいて性質を説明できる。
C6(2)-④-1 タンパク質の構造(一次、二次、三次、四次構造)と性質を説明できる。
C6(2)-⑧-1 脂質、糖質、アミノ酸、タンパク質、もしくは核酸の定性または定量試験を実施できる。(技能)
C6(3)-①-1 多彩な機能をもつタンパク質(酵素、受容体、シグナル分子、膜輸送体、運搬・輸送タンパク質、貯蔵タンパク質、構造タンパク質、接着タンパク質、防御タンパク質、調節タンパク質)を列挙し概説できる。
C6(3)-③-1 酵素反応の特性と反応速度論を説明できる。
C6(3)-③-2 酵素反応における補酵素、微量金属の役割を説明できる。
C6(3)-③-3 代表的な酵素活性調節機構を説明できる。
C6(3)-③-4 酵素反応速度を測定し、解析できる。(技能)
C6(3)-⑧-1 脂質、糖質、アミノ酸、タンパク質、もしくは核酸の定性または定量試験を実施できる。(技能)
C7(1)-③-3 実験動物・人体模型・シミュレーターなどを用いて各種臓器の名称と位置を確認できる。(技能)
C7(1)-③-4 代表的な器官の組織や細胞を顕微鏡で観察できる。(技能)
C7(1)-⑫-1 生殖器系について概説できる。
C7(2)-②-1 代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。
E1(1)-②-1 動物実験における倫理について配慮できる。(態度)
E1(1)-②-2 実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能)
E1(1)-②-3 実験動物での代表的な投与方法が実施できる。(技能)

<物理系>
一般目標① 化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的知識と技能を修得する。② 水溶液中での物質の性質を理解するために、各種の化学平衡に関する基本的知識と測定の基本的技能を修得する。
本演習実習に関連する「薬学教育モデル・コアカリキュラム」のSBO'sを以下に示す。
(4)薬学の基礎としての物理
【①基本概念】
1 物理量の基本単位の定義を説明できる。
2 SI 単位系について説明できる。
(4)薬学の基礎としての化学
【③化学反応を定量的に捉える】
1 溶液の濃度計算と調製ができる。(技能)
(7)薬学の基礎としての数学・統計学
【①数値の扱い】
1大きな数や小さな数をSI 接頭語、べき、および対数を使い、的確に表すことができる。(知識・技能)
2有効数字の概念を説明し、有効数字を含む値の計算ができる。(知識・技能)
C2化学物質の分析
(1)分析の基礎
【①分析の基本】
1 分析に用いる器具を正しく使用できる。(知識・技能)
2 測定値を適切に取り扱うことができる。(知識・技能)
【②各種の化学平衡】
4 分配平衡について説明できる。
(3)化学物質の定性分析・定量分析
【②定量分析(容量分析・重量分析)】
5 日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。(知識・技能)
(4)機器を用いる分析法
【① 分光分析法】
1 紫外可視吸光度測定法の原理および応用例を説明できる。
6 分光分析法を用いて、日本薬局方収載の代表的な医薬品の分析を実施できる。(技能)
(5)分離分析法
【① クロマトグラフィー】
1 クロマトグラフィーの分離機構を説明できる。
2 薄層クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
3 液体クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
5 クロマトグラフィーを用いて試料を定性・定量できる。(知識・技能)

薬学アドバンスト教育ガイドライン
C2化学物質の分析
【⑩分析の準備】 〔関連コアカリ:(6)①〕
1 分析目的に即した試料の前処理法を実践できる。(技能)
E医療薬学
【①製剤化】 〔関連コアカリ:(2)②〕
2 単位操作を組み合わせて代表的な製剤を調製できる。(技能)
3 製剤に関連する代表的な試験法を実施し、製剤の物性を測定できる。(技能)
薬学アドバンスト
本学オリジナル
①医薬品製造ならびに調剤におけるトラブル事例に対して原因追究ができる。
②医薬品製造ならびに調剤におけるトラブル事例に対して適切な解決方法を示すことができる。
③医薬品製造ならびに調剤におけるトラブル事例に対する解決法と物性薬学関連科目との関係を理解する。
④チームでの議論において、他の者の意見を聞きそれを理解したうえで、自らの意見を述べることができる。
⑤チームでの作業において、他の者と協調してスムーズに作業を進めることができる。
⑥議論した内容を的確にかつわかり易く他の者に説明することができる。
授業のキーワード
/Keywords
<化学系>
演習、実習、有機化学、実験器具、合成反応、有機溶媒、溶液濃度、芳香族化合物、求電子置換反応、指示薬

<生物系>
演習、実習、動物実験、モデル動物、生命倫理、酵素反応、病態生理、検量線法、顕微鏡、酵素、タンパク質、アミノ酸、定量分析、定性分析

<物理系>
演習,実習,有機化学,実験器具,定量分析、定性分析、クロマトグラフィー、内標法、カプセル剤、表示量、油水分配係数,有効数字,測定誤差,群間比較,溶液濃度、
医薬品製造ならびに調剤におけるトラブル事例に対する解決法と物性薬学関連科目との関係
授業の進め方
/Method of Instruction
詳細は実習講義で説明する。

<化学系>
授業計画に従っておこないます。

<生物系>
授業計画に従っておこないます。実習はアクティブラーニングの手法を用いて、事前学習、グループワーク、実習、事後学習と進みます。自ら進んで学習する姿勢が重要です。

<物理系>
事前に実習書、参考資料を熟読し、自己点検ノートに実験の操作手順をまとめておく。必要ならば、器具や操作の注意点や使用する試薬の性質なども調べておく。実習中は、実習書ではなく予習した内容を記した自己点検ノートを確認しながら操作を進め、必要に応じて秤量値などの測定値や観察結果などを追記する。実習後は、自己点検ノートで操作を振り返りながら、レポートを作成する。必要であれば関連する講義のテキストや資料も参考にすること。
履修するにあたって
/Instruction to Students
<化学系>
関連科目は、講義内容を考えながら、実習をより深く理解するように学習しましょう。
オフィスアワー:月曜:13:00-17:00 (化学系・助教助手室にて対応)

<生物系>
実習ⅡBと関連する講義は、「基礎生物学」「基礎物理学」「機能形態学」「物理化学Ⅱ、Ⅲ」「細胞の分子生物学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」です。実習と講義を関連付けて学習し、理解を深めて下さい。
オフィスアワー:月曜:13:00-17:00 (生物系・助教助手室にて対応)

<物理系>
興味を持って取り組むこと。必ず予習と実習の振り返り作業を行うこと。
オフィスアワー:月曜:13:00-17:00 (物理系・助教助手室にて対応)
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
<化学系>
事前学習として実習書を熟読しておくこと。事後学習としてレポートを作成すること。

<生物系>
事前の予習時間として30分、復習と課題作成のために1時間。

<物理系>
事前に実習書、参考資料を熟読し、自己点検ノートに実験の操作手順をまとめておく。必要ならば、器具や操作の注意点や使用する試薬の性質なども調べておく。(目安として1時間)
実習後は、自己点検ノートで操作を振り返りながら、レポートを作成する。必要であれば関連する講義のテキストや資料も参考にすること。(目安として1時間)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
<化学系>
実験に関するレポートの提出を必須とする。

<生物系>
実習中の演習課題とレポートを提出してもらいます。また、実習に関する課題について各自で資料作成と口頭発表をしてもらいます。

<物理系>
レポート、自己点検ノート、ルーブリック
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
化学系、生物系及び物理系の評点を合算して最終評価を行う。実習講義でも説明する。

<化学系>
取り組み(レポート、発表など)80%、注意事項の遵守(態度など)20%。

<生物系>
実習の到達度と取り組み(レポート、発表など)を80%、注意事項の遵守(態度など)を20%として評価します。実習の到達度や取り組みについては、ルーブリック評価を行います。レポートについては結果を開示します。

<物理系>
全ての実習への出席が前提であり、全ての実習項目について遅刻することなく出席すること、及び全ての提出物を期限内に提出することを原則とした上で、実習への取り組み態度・意欲・発表内容、適切な身なり(白衣、メガネ、靴、頭髪)、レポートならびに実習試験によって総合的に評価する。実習への取り組み(80%)、注意事項の厳守(20%)に従って評点を算出し、最終評価とする。

実習への取り組み(80%)は、到達目標に示された各項目の達成度を自己点検ノート、レポート、実習試験およびルーブリックにより判断する。特に技能に関する項目については、レポートに記載された予測値、測定値、計算式、これらに付随する有効数字、作図(グラフ、装置図など)や実習試験や実習中での適切な器具類の選択や操作法、秤量値の読み取り、目的とする結果の算出法やその値などで評価する。また、総合的な知識並びに技能の活用能力についてはルーブリックで評価する。注意事項の厳守(20%)は、実習で守るべき事項が指示されており、これらが遵守できているかを評価する。
テキスト
/Required Texts
<化学系>
実習書を配布する。

<生物系>
演習実習IIB 実習書 (事前配布)

<物理系>
演習実習IIB 実習書 (配布)
参考図書
/Reference Books
<化学系>
困ったときの有機化学,D,R,クライン著,化学同人
ウォーレン有機化学第2版 ・上下巻,野依良治ほか監訳,東京化学同人
実験を安全に行うために,続 実験を安全に行うために,化学同人
実験化学講座Ⅰ 基本操作Ⅰ・Ⅱ,日本化学会編.丸善
有機化学実験の手引き1ー4,後藤俊夫ほか監修,化学同人
有機合成実験法ハンドブック第2版,有機合成化学協会編,丸善

<生物系>
1. レーニンジャー生化学(中尾真監訳)共立出版
2. 分子細胞生物学(上)(野田春彦訳)東京化学同人
3. 実験で学ぶ生化学(廣海啓太郎訳)東京化学同人
4. 酵素ハンドブック(丸尾文治,田宮信雄監修)朝倉書店
5. タンパク質精製法(塚田欣司監訳)シュプリンガー・フェアラーク東京
6. 生物化学実験のてびき2タンパク質の分離・分析法(泉美治,中川八郎,三輪谷俊夫共編)東京化学同人
7. 生化学実験講座1 タンパク質の化学I (日本生化学会編) 東京化学同人
8. 生化学実験講座5 酵素研究法上 (日本生化学会編) 東京化学同人
9. 新生化学実験講座1 タンパク質I (日本生化学会編) 東京化学同人
10. 蛋白質・酵素の基礎実験法(堀尾武一,山下仁平編集)南江堂
11. タンパク質実験ノート下(岡田雅人,宮崎香編集)羊土社
12.エッセンシャル細胞の分子生物学 中村 桂子 (翻訳), 松原 謙一 (翻訳) 南江堂
13. 生物系薬学 Ⅱ(スタンダード薬学シリーズⅡ-4)人体の成り立ちと生体機能の調節 (日本薬学会 編)東京化学同人

<物理系>
パザパ薬学演習シリーズ1 薬学分析化学演習 京都広川書店
パザパ薬学演習シリーズ2 物理化学演習 京都広川書店
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 (化学系)第1回 メチルオレンジの合成 ジアゾカップリング反応によりアゾ色素メチルオレンジを合成する。
JB-(5)-③-1, 3
JB-(5)-④-1
C1-(1)-①-1, 6, 9
C3-(2)-③-1, 3
C3-(3)-①-2
C3-(3)-⑤-1
C3-(3)-⑥-1
AD-C3-⑪-12
2 (化学系)第2回 メチルオレンジの合成 ジアゾカップリング反応によりアゾ色素メチルオレンジを合成する。
JB-(5)-③-1, 3
JB-(5)-④-1
C1-(1)-①-1, 6, 9
C3-(2)-③-1, 3
C3-(3)-①-2
C3-(3)-⑤-1
C3-(3)-⑥-1
AD-C3-⑪-12
3 (生物系)第1回 実習に入る前の準備と注意事項 実習に入る前の準備と注意事項
A(5)-①-2
4 (生物系)第2回 ①疾患モデル動物の作成
②卵胞ホルモンの作用1
②演習(レポート作成)
1. マウスの保定と体重測定(生命倫理)
2. 麻酔薬の腹腔内投与
3. マウスの卵巣摘出手術
4. エストラジオールの皮下投与
E1-(1)-②-1,2,3
C7-(2)-②-1
5 (生物系)第3回 ①酵素の基本的性質
②演習(グラフ・レポート作成)
1. 反応時間、反応温度、至適pH、阻害剤と酵素反応との関連を測定。
C1(3)-①-6 C2(1)-①-1
C2(1)-①-2 C2(2)-①-4 C2(6)-②-3 C4(2)-②-1
C4(2)-②-2
C4(2)-②-3 C6(3)-③-1
C6(3)-③-2
C6(3)-③-3
C6(3)-③-4
6 (生物系)第4回 ①卵胞ホルモンの作用2
②演習(グラフ・レポート作成)
1. マウスの解剖
2. マウスの組織重量の測定
C7-(1)-③-3
C7-(1)-⑫-1
C7-(2)-②-1
E1-(1)-②-1,2,3
7 (生物系)第5回 ①組織標本の観察
②電気泳動
③演習(レポート作成)
1. 顕微鏡観察による組織標本の鑑別
2. SDS-PAGEによるタンパク質の分離、及び電気泳動ゲルのCBBによるタンパク質の染色
C6-②-1
C2-(5)-①-2
8 (生物系)第6回 総合討論会(演習ⅡB) 1. 各自で実習に関する課題の発表資料を作成(事前準備)
2. 少人数のグループで発表資料を口頭で発表
C2-(5)-①-2
C5-(6)-①-1
C6-(2)-①-1
C6-(3)-①-1
C6-(3)-③-1,3,4
C6-(3)-⑧-1
C7-(1)-③-3
C7-(1)-⑩-1
C7-(1)-⑫-1
C7-(2)-②-1
E1-(1)-②-1,2,3
E1-(2)-②-1,3
E2-(4)-②-3
9 (物理系)第1回 実習講義 実習に入る前の準備と注意事項
10 (物理系)第2回 製剤中の主薬を定量する。(クロマトグラフィーによる医薬品の確認および定量) ・アスピリン製剤の製造工程を理解する
・器具・試薬の準備
・検量線の作成

薬学準備教育ガイドライン
(7)-①-1,2
C2-(1)-①-1,2
C2-(3)-②-5
C2-(5)-①-1,2,3,5
薬学アドバンスト教育ガイドライン
C2-⑩-1
E5-①-2,3
11 (物理系)第3回 製剤中の主薬を定量する。(クロマトグラフィーによる医薬品の確認および定量) ・カプセル中の主薬含量をHPLCにより定量

薬学準備教育ガイドライン
(7)-①-1,2
C2-(1)-①-1,2
C2-(3)-②-5
C2-(5)-①-1,2,3,5
薬学アドバンスト教育ガイドライン
C2-⑩-1
E5-①-2,3
12 (物理系)第4回 平衡を考える(医薬品の分配係数の測定) 器具、試薬の準備
検量線の作成

薬学準備教育ガイドライン
(7)-①-1,2
C2-(1)-①-1,2
C2-(2)-②-1,2,4
C2-(4)-①-1

13 (物理系)第5回 平衡を考える(医薬品の分配係数の測定) 分配操作
油水分配係数の算出
酸性医薬品の分配係数とpHの関係をグラフ化する。

薬学準備教育ガイドライン
(7)-①-1,2
C2-(1)-①-1,2
C2-(2)-①-1,2,3,4
C2-(2)-②-4
C2-(4)-①-1
薬学アドバンスト教育ガイドライン
C2-⑩-1

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