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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会保障制度と薬剤経済[15~18]/Hospital Information Systems
授業コード
/Class Code
B410732002
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMd063
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月1(後期)/MON1(AUT.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
辰見 明俊/TATSUMI AKITOSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
辰見 明俊/TATSUMI AKITOSHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり4年次に配当している。
この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、4並びに6を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
社会保障制度のもとで提供される医療と福祉について、現状と課題を認識するとともに、薬剤師が担う役割とその意義を理解できるようになることを目的とする。
なお、この科目の担当者は、病院での薬剤師業務を5年間以上経験していた実務経験のある教員であり、より実践的な観点から薬剤師の役割や業務との関連性なども具体的に解説するものとする。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の各SBOsを到達目標とする。
(3)社会保障制度と医療経済
【①医療、福祉、介護の制度】
Bー(3)ー①ー1 日本の社会保障制度の枠組みと特徴について説明できる。
Bー(3)ー①ー2 医療保険制度について説明できる。
Bー(3)ー①ー3 療養担当規則について説明できる。
Bー(3)ー①ー4 公費負担医療制度について概説できる。
Bー(3)ー①ー5 介護保険制度について概説できる。
Bー(3)ー①ー6 薬価基準制度について概説できる。
Bー(3)ー①ー7 調剤報酬、診療報酬及び介護報酬の仕組みについて概説できる。
【②医薬品と医療の経済性】
Bー(3)ー②ー1 医薬品の市場の特徴と流通の仕組みについて概説できる。
Bー(3)ー②ー2 国民医療費の動向について概説できる。
Bー(3)ー②ー3 後発医薬品とその役割について説明できる。
Bー(3)ー②ー4 薬物療法の経済評価手法について概説できる。
(1)薬学臨床の基礎
【③臨床実習の基礎】
F-(1)ー③-5 薬剤師の関わる社会保障制度(医療、福祉、介護)の概略を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
社会保障制度、医療保険制度、公費負担医療制度、介護保険制度、国民医療費、後発医薬品、薬剤経済
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に従って12回の講義を行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
現在、日本の社会保障は変革期にあるため、日ごろから新聞、テレビやインターネットなどでの関連情報にも目を向けて受講してください。将来薬剤師として働く際に非常に役立つ科目です。社会保障や薬剤経済など耳慣れない難しい言葉はありますが、ぜひ興味を持って取り組んで下さい。
オフィースアワーは随時とするが、事前に連絡(tatsumi@pharm.kobegakuin.ac.jp)をすることが望ましい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
知識を定着させるため、事後学習として講義内容を再確認すること。(目安として1時間)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要な際には、適時指示をします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験80%、小テスト20%の割合で総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
日本薬学会編『薬学総論Ⅱ 薬学と社会(第2版)』(東京化学同人)、および教科書の補足説明となるプリントを配布します。
参考図書
/Reference Books
薬学と社会(評言社)、厚生労働白書(厚生労働省)、国民衛生の動向(厚生統計協会)、医薬品産業の過去・現在・未来(医学評論社)、薬剤経済わかりません(東京図書)、医療を経済する(医学書院)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 日本の社会保障制度の枠組みと特徴 社会保障の基本的な考え方を理解する。
日本の社会保障制度の特徴を理解する。
現在の社会保障制度が抱えている問題と今後の展望について理解する。
Bー(3)ー①ー1
2 第2回 医療保険制度(1) 社会保障における医療保険制度の位置づけを理解する。
国民皆保険制度を理解する。
医療保険制度の成り立ちを理解する。
Bー(3)ー①ー2
F-(1)-③-5
3 第3回 医療保険制度(2) 医療保険の仕組みを理解する。
高額療養費制度、保険外併用療養費制度を理解する。
Bー(3)ー①ー2
F-(1)-③-5
4 第4回 療養担当規則
公費負担医療制度
保険薬局および保険薬剤師療養担当規則を理解する。
保険医療機関および保険医療養担当規則を理解する。
公費負担医療制度の適用と運営を理解する。
Bー(3)ー①ー3
Bー(3)ー①ー4
F-(1)-③-5
5 第5回 介護保険制度(1) 介護保険制度の仕組みを理解する。
Bー(3)ー①ー5
F-(1)-③-5
6 第6回 介護保険制度(2) 介護保険制度の仕組みを理解する。
介護支援専門員について理解する。
Bー(3)ー①ー5
F-(1)-③-5
7 第7回 薬価基準制度 薬価基準制度の仕組みを理解する。
Bー(3)ー②ー6
8 第8回 調剤報酬、診療報酬及び介護報酬 調剤報酬、診療報酬および介護報酬の仕組みを理解する。
診療報酬・調剤報酬を決定するプロセスを理解する。
Bー(3)ー①ー7
9 第9回 医薬品の市場の特徴と流通の仕組み 医薬品の市場の特徴を理解する。
医薬品の流通の仕組みを理解する。
後発医薬品の現状と役割を理解する。
Bー(3)ー②ー1
Bー(3)ー②ー3
10 第10回 国民医療費 国民医療費の内容および動向を理解する。
Bー(3)ー②ー2
11 第11回 薬物療法の経済評価(1) 薬物療法の経済評価の意義と考え方を理解する。
Bー(3)ー②ー4
12 第12回 薬物療法の経済評価(2) 薬物療法の経済評価手法を理解する。
B-(3)ー②ー4

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