シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
微生物学[19~]/Microbiology
授業コード
/Class Code
B410622003
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMd029
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期)/WED1(SPR.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
角田 慎一/TSUNODA SHINICHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
角田 慎一/TSUNODA SHINICHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、選択必修科目であり3年次に配当している。

この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2と3を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

この科目では、細菌、ウイルスなどの微生物の基本的な性質を理解し、主要な各種感染症の特徴を把握することを目指す。抗菌薬の薬理や感染症の薬物治療を学ぶうえでの基礎となる。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の各SBOsを到達目標とする。
C8-(3)-①-1 原核生物、真核生物およびウイルスの特徴を説明できる。
C8-(3)-②-1 細菌の分類や性質を説明できる。
C8-(3)-②-2 細菌の構造と増殖機構について説明できる。
C8-(3)-②-3 細菌の異化作用および同化作用について説明できる。
C8-(3)-②-4 細菌の遺伝子伝達について説明できる。
C8-(3)-②-5 薬剤耐性菌および薬剤耐性化機構について概説できる。
C8-(3)-②-6 代表的な細菌毒素について説明できる。
C8-(3)-③-1 ウイルスの構造、分類、および増殖機構について説明できる。
C8-(3)-④-1 真菌の性状を概説できる。
C8-(3)-④-2 原虫および蠕虫の性状を概説できる。
C8-(3)-⑤-1 滅菌、消毒および殺菌、静菌の概念を説明できる。
C8-(3)-⑤-2 主な滅菌法および消毒法について説明できる。
C8-(4)-①-1 感染の成立と共生について説明できる。
C8-(4)-①-2 日和見感染と院内感染について説明できる。
C8-(4)-②-1 DNAウイルスについて概説できる。
C8-(4)-②-2 RNAウイルスについて概説できる。
C8-(4)-②-3 グラム陽性球菌およびグラム陽性桿菌について概説できる。
C8-(4)-②-4 グラム陰性球菌およびグラム陰性桿菌について概説できる。
C8-(4)-②-5 グラム陰性らせん菌およびスピロヘータについて概説できる。
C8-(4)-②-6 抗酸菌について概説できる。
C8-(4)-②-7 マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアについて概説できる。
C8-(4)-②-8 真菌について概説できる。
C8-(4)-②-9 原虫について概説できる。
授業のキーワード
/Keywords
微生物、細菌、ウイルス、真菌、原虫、病原体、感染症
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に基づいて計12回の講義を行う。テキスト及び配布資料を使用する。必要に応じて補充講義を行う場合がある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義を聞き流すだけでなく、自らテキストの該当範囲を読んで理解を深めるよう努めることが期待されれる。
わからないことは放置せず、遠慮無く質問に来てください。
オフィスアワー:LP238室 (月)13:00-14:00としますが、それ以外でも随時対応します。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習として、予習しておくこと(目安として0.5時間)。事後学習として、復習すること(目安として1時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
各回の授業の中で実施する小テストの合計点を20%、定期試験の得点を80%、合計100%として評価する。
補充試験の成績についても同様に、授業内小テスト 20%、補充試験 80%、合計100% として評価する。
テキスト
/Required Texts
シンプル微生物学 改訂第6版 南江堂
参考図書
/Reference Books
病原微生物学 ー基礎と臨床ー 東京化学同人
標準微生物学 第14版 医学書院
病気がみえるvol.6 免疫・膠原病・感染症 メディックメディア
戸田新細菌学 第34版 南山堂
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 微生物序論 微生物の定義、身の回りの微生物、生態系における微生物の役割、感染症学の歴史、微生物の分類について
C8-(3)-①-1
2 第2回 細菌総論1 細菌の分類、形態、細胞構造、ゲノム、増殖機構、遺伝子の変異と水平伝播について
C8-(3)-②-1、C8-(3)-②-2、C8-(3)-②-3、C8-(3)-②-4
3 第3回 細菌総論2、細菌各論1 感染と発症、毒素、グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌)
C8-(4)-①-1、C8-(4)-①-2、C8-(4)-②-3, C8-(3)-②-5、C8-(3)-②-6
4 第4回 細菌各論2 グラム陰性通性嫌気性桿菌(腸内細菌、大腸菌、サルモネラ)、ビブリオ、らせん菌
C8-(4)-②-4、C8-(4)-②-5, C8-(3)-②-6
5 第5回 細菌各論3 グラム陰性好気性菌(緑膿菌、アシネトバクター、レジオネラ)、ナイセリア
C8-(4)-②-3、C8-(4)-②-4, C8-(3)-②-6
6 第6回 細菌各論4 グラム陽性桿菌(バシラス、ジフテリア、リステリア)、嫌気性菌(ボツリヌス、破傷風、ウェルシュ、ディフィシル)
7 第7回 細菌各論5
マイコバクテリウム属、スピロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアについて
C8-(4)-②-5、C8-(4)-②-6、C8-(4)-②-7, C8-(3)-②-6
8 第8回 ウイルス総論 ウイルスの構造、分類、増殖機構について
C8-(3)-③-1
9 第9回 ウイルス各論1 DNAウイルスについて
C8-(4)-②-1
10 第10回 ウイルス各論2 RNAウイルスについて
C8-(4)-②-2
11 第11回 ウイルス各論3 レトロウイルス、肝炎ウイルス、遅発性ウイルス感染症とプリオン病について
C8-(4)-②-2, AD-C8-⑥-1
12 第12回 真菌・原虫・寄生虫、感染症の予防と対策 真菌の特徴、真菌感染症、原虫・寄生虫、原虫、寄生虫感染症について。ワクチン、消毒と滅菌、化学療法について
C8-(3)-④-1、 C8-(3)-④-2、 C8-(4)-②-8、 C8-(4)-②-9 、C8-(3)-⑤-1、C8-(3)-⑤-2、C8-(3)-②-5

科目一覧へ戻る