シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
各国経済論A/Area Economic Studies A
授業コード
/Class Code
B304121001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ECOd212
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期),水2(前期)/WED1(SPR.),WED2(SPR.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
岡部 芳彦/OKABE YOSHIHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡部 芳彦/OKABE YOSHIHIKO 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
 本講義は主にウクライナ事情を中心に講義します。経済学部はウクライナの4大学1研究機関と学術協定を結んでおり、今後ロシアやウクライナから教員や学生の来学が見込まれます。将来的にはロシア人やウクライナ人に実際にあったときにすぐに深い議論ができる知識が獲得できます。前期に引き続き、ビジネスシーンでも役立つ実践的な知識を学ぶこともできます。
 くわえて、ウクライナやロシアなど各国でのコミュニケーションに必要なロシア語の基礎についても学ぶことができます。
 講義自体はそれほど厳しいものではありません。ただし、私語や授業妨害には対応策をとります。基本的にウクライナについて知ってもらいたいというのが授業目的ですので、興味のある方はどんどん受講してください。
 なお、この科目は、学部のDPに示す「1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。」ことを目指しています。 
到 達 目 標
/Class Objectives
ウクライナ、ロシア、その周辺国の政治・経済・文化の基礎知識、初歩的ロシア語知識が習得できる。
授業のキーワード
/Keywords
ウクライナの政治・経済・文化。ロシアをはじめとする旧ソ連各国の政治・経済・文化。
授業の進め方
/Method of Instruction
ウクライナの歴史、政治、経済、文化にくわえてロシアやその周辺国の歴史、政治、経済、文化について講義。必要に応じて映像資料や映画なども鑑賞します。
なお、質問等はメールでお願いします: okabe@eb.kobegakuin.ac.jp
履修するにあたって
/Instruction to Students
進度によって授業内容が入れ替わることがあります。また本年度後期からウクライナ人客員教授も着任しますので、その講義と合わせた相乗効果も狙いの一つです。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習90分、復習90分を想定しています。学期中2回あるレポート作成に向けた準備として各回の授業終了後に復習する。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート2回。成績評価の対象とする。学生の希望の応じてフィードバックする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート50%、試験50%
テキスト
/Required Texts
岡部芳彦『本当のウクライナ - 訪問35回以上、指導者たちと直接会ってわかったこと』 - (ワニブックスPLUS新書) 新書 – 2022年、税込930円。
岡部芳彦『マイダン革命はなぜ起こったか—ロシアとEUのはざまで—』ドニエプル出版、2015年、税別500円。
参考図書
/Reference Books
岡部芳彦『日本・ウクライナ交流史1937-1953年』神戸学院大学出版会、2022年。
岡部芳彦『日本・ウクライナ交流史1915-1937年』神戸学院大学出版会、2021年。
黒川 祐次  (著) 『物語 ウクライナの歴史—ヨーロッパ最後の大国』 中公新書。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1~2回 ウクライナの歴史と文化1 ウクライナの文化、食事、習慣などを学ぶ。
2 第3~4回 ウクライナの歴史と文化2 『風の谷のナウシカ』の舞台?ウクライナ、トゥリピューリャ文化、スキタイ人、キエフ・ルーシ
3 第4~5回 ウクライナの歴史と文化3 ヘーチマン国家、ボグダン・フメリニツキなどの人物、ペレヤスラウ協定まで学ぶ。
4 第6~7回 ウクライナの歴史と文化4 ウクライナ国家独立、緑ウクライナ、ホロドモール、第二次世界大戦、ステパン・バンデーラの評価などについて学ぶ
5 第8~9回 ウクライナの歴史と文化5 ソ連邦下のウクライナ、ウクライナ独立、オレンジ革命まで学ぶ。
6 第10~11回 チェルノブイリの現状 チェルノブイリ訪問について報告し、理解を深める。
7 第12~13回 ウクライナとロシアの関係 政治・経済・歴史から学ぶ。
8 第14~15回 日露新時代に向けての神戸学院大学の挑戦 神戸学院大生が変える日露の未来の可能性
9 第16~17回 北方領土問題1 北方領土問題について復習
10 第18~19回 北方領土問題2 引き続き北方領土問題について復習
11 第20~21回 ウクライナの経済 ウクライナの経済について学ぶ。
12 第22~23回 ウクライナ現代史1 2014マイダン革命について学ぶ。
13 第25~26回 ウクライナ現代史2 クリミア半島のロシアへの併合、ドンバス紛争について学ぶ。
14 第27~28回 ウクライナ現代史3 ウクライナ正教会独立問題について学ぶ。
15 第29~30回 ウクライナの現在
講義全体のふりかえりと理解度確認
ウクライナの最新情報、講義全体のふりかえりと試験に向けた解題

科目一覧へ戻る