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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
消費社会論 [生活]/Consumer Society
授業コード
/Class Code
B301961001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ECOd320
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期),水2(前期)/WED1(SPR.),WED2(SPR.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
木暮 衣里/kogure eri
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木暮 衣里/kogure eri 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
「消費」は経済活動の重要な位置を占め、経済成長の鍵を握っています。また現代は有形財やサービスを含め、市場に提供されるあらゆるものが私たちに取得・利用・注目等の多様な消費を促す、非常に高度な「消費社会」となっています。一方、持続可能な社会のための開発目標「SDGs」(Sustainable Development Goals)が2015年の国連総会で採択され、企業の活動だけでなく、私たちの消費を含む生活全般に対する意識と行動の変化がこれまで以上に問われるようになっています。また人々の所得や階層の格差も、消費に影響を及ぼしています。この授業では消費活動の原理について歴史や制度から理解し、今後の持続可能な社会経済の発展のために「消費」とどう向き合うか学ぶことを目指します。
この科目は学部のDPで示す、
(知識・技能)
1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。
2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。
以上の2点を目的とします。

なお、担当者は1991年に中小企業診断士の資格を取得しており、コンサルティングや調査研究活動を通じた経験に基づき、実践的な観点からも解説を行います。 
到 達 目 標
/Class Objectives
・「消費」「消費社会」とは何かを説明できる
・「消費」活動の原理について理解するための知識が習得できる
・現代社会と「消費」との関係を、自ら情報を集めて考察できる   
授業のキーワード
/Keywords
消費社会、消費、サービス、流通、広告、ブランド、SDGs、ESG、価値共創
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で進めます。発表やグループ・ディスカッションなどアクティブラーニングも多く取り入れます。 
履修者の習熟度、関心に応じて授業計画を変更する場合があります。その場合は授業内で告知します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
日頃より自分で情報を積極的に探索し、授業内で指示する課題についてグループワークや発表を通じて、授業に積極的に参画してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
復習・予習・情報収集等90分程度
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内で小課題を実施します。優れた提出物は次回授業で紹介し、ポイントの解説を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
受講態度・質疑・発表・課題(50%)、期末テスト(50%)で評価します。 
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
間々田孝夫・藤原真之・水原俊博・寺島拓幸『新・消費社会論』有斐閣、2021年
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス
消費社会とは何か①
ガイダンス
消費社会とは何か
2 第2回 消費社会とは何か② 消費社会の3要素(1)
3 第3回 消費社会とは何か③ 消費社会の3要素(2)
4 第4回 消費の変化① 若者の消費
5 第5回 消費の変化② 経済・社会の変化と消費
6 第6回 消費社会のはじまり① アメリカの消費社会
7 第7回 消費社会のはじまり② 日本の消費社会
8 第8回 消費社会の影響① 私的消費と公共サービス
9 第9回 消費社会の影響② 格差と消費(1)
10 第10回 消費社会の影響③ 格差と消費(2)
11 第11回 依存と自律の消費① 依存効果とは何か
12 第12回 依存と自律の消費② 流行について
13 第13回 依存と自律の消費③ 流行の発生と拡大
14 第14回 依存と自律の消費④ 消費者の行動
15 第15回 依存と自律の消費⑤ 広告の機能と役割
16 第16回 依存と自律の消費④ 広告の歴史と現状
17 第17回 依存と自律の消費⑤ インターネット広告
18 第18回 依存と自律の消費⑥ ステルスマーケティング
19 第19回 中間まとめ これまでの講義内容の振り返り
20 第20回 消費社会の段階① 消費文化の4段階
21 第21回 消費社会の段階② 関係性消費と文化的消費
22 第22回 コト消費① コト消費とは何か
23 第23回 コト消費② コト消費のはじまりと進展
24 第24回 持続可能性と消費① 環境問題とSDGs
25 第25回 持続可能性と消費② 消費社会の課題
26 第26回 これからの消費① リスク社会と消費
27 第27回 これからの消費② 生産指向と消費志向
28 第28回 これからの消費③ 消費社会の人間像
29 第29回 まとめ① 講義全体の振り返り
30 第30回 まとめ② 講義全体の振り返り

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