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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/02/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
現代経済入門/Introduction to Contemporary Economies
授業コード
/Class Code
B300171003
ナンバリングコード
/Numbering Code
ECOa104
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2026年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金3(後期),金4(後期)/FRI3(AUT.),FRI4(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
三好 宏治/MIYOSHI KOJI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
三好 宏治/MIYOSHI KOJI 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
 本講義は、受講生が経済学部ディプロマポリシーである「経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる」ようになることを目指す。


【目的①】一次関数による均衡分析の基礎理解
 本講義では、一次関数とグラフを用いた均衡分析を通じて、経済現象を数式と図で理解する基礎的な力を養う。講義の導入では、ケインズ型消費関数と45度線による単純な所得決定モデルを扱い、切片や傾きが経済的に何を意味するのか、また均衡条件がどのように表現されるのかを確認する。
 そのうえで、同じ分析手法を需要曲線・供給曲線による部分均衡分析へと展開し、価格と数量の決定を考察する。

【目的2】部分均衡分析を用いた現実の説明
 本講義では、計算手法の習得にとどまらず、グラフや数式を用いて現実の経済現象を説明する力を養うことを重視する。部分均衡分析を用いて、価格変化や政策介入が市場にどのような影響を与えるのかを具体的に説明できるようになることを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
 本講義を通じて、経済に関する基本的な数値・図・用語に慣れ、現代の経済現象について経済学的な言葉で考えるための足場をつくる。

① 経済の説明に用いられる一次関数やグラフについて、その形と意味を読み取り、簡単な図を自分で描くことができる。(知識・技能)
② 価格の変化や制度の変更といった身近な経済の話題について、図や数値を用いて理由を説明することができる。(技能)
③ 与えられた簡単な数値例について、計算を通じて経済の変化を確かめることができる。(知識・技能)
授業のキーワード
/Keywords
経済学の全体像、曲線上の点の移動、均衡・超過需要・超過供給、様々な弾力性、傾きの変化、曲線のシフト、比較静学、余剰分析、45度線分析、I-Sバランス式
授業の進め方
/Method of Instruction
講義スタイルで行う。
講義中に練習問題を解いていく。毎回出席を取る。
学生の理解度に応じて進度調整を行うので、講義内容に若干の増減がある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 中学数学レベルの数学能力があれば解ける経済学の計算問題を、第2週以降ほぼ毎回、練習問題として出題する。練習問題の解説は講義中に行う。
 時事問題を具体例として扱うため、日常的に経済ニュースに触れていることが望ましい。
講義資料として、毎回A3プリントを小冊子形式で配布する。参考書を併用することが望ましい。
 第2週以降は毎回グラフを描くため、方眼ノート(ルーズリーフ可)を推奨する。定規は必携とする。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
【1】本講義では、グラフや数式を用いた説明を多く行うため、四則演算や一次方程式などの中学数学レベルの計算力が前提となる。前提能力がない場合、必要に応じて、小学校算数や中学数学の問題集等を用いて、自主的に復習することが望ましい。
【2】講義では、時事的な経済問題を具体例として扱う場合がある。理解を深めるため、日常的に経済ニュースに触れることが望ましい。(毎日15分程度)
【3】配布資料、ノート、参考書等を用いた予習・復習を行うこと。(通算で45時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績評価は定期試験の成績によって行う(100%)。
なお、出席が全授業回数の3分の2に満たない場合は、定期試験の成績にかかわらず不可とする。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
増田辰吉『1次関数で学ぶ経済学【改訂版】』、大学教育出版、2020年。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 科学としての経済学、道具としての経済学 経済学の基本的な考え方について学んでいく。
2 第2回 経済の全体像①フロー循環図 フロー循環図について学んでいく。また、予算制約を用いて、機会費用や経済学における一次関数の活用法を学んでいく。
3 第3回 経済の全体像②I-Sバランス式 GDPや3面等価式の説明を通して、方程式でマクロ経済を記述・分析できることについて学んでいく。
4 第4回 経済の全体像③45度分析と均衡国民所得 45度線分析のグラフを書いていく作業を通して、国民所得の決定理論だけではなく、1次方程式のパラメータと外生変数の関係について学んでいく。
5 第5回 経済の全体像④景気変動と物価変動 45度線分析を用いて物価変動の重要性について学んでいく。
6 第6回 価格メカニズム① 需要曲線が右下がりで供給曲線が右上がりであることを学んでいく。
7 第7回 価格メカニズム② 価格が上下する理由としての超過需要・超過供給と価格が安定する理由としての均衡について学んでいく。
8 第8回 弾力性・傾き・売上① 価格弾力性をグラフから読み取る作業を通して、需要曲線や供給曲線の傾きの重要性についてより深く学んでいく。
9 第9回 弾力性・傾き・売上② 価格弾力性と需要曲線・供給曲線の傾きの関係について学んでいく。
10 第10回 弾力性・傾き・売上③ 所得弾力性と交差弾力性について説明する。景気変動や他の市場での変化が、分析している市場にどのような影響を与えるかを考えていく。
11 第11回 基礎から発展へ①ミクロ編 需要の価格弾力性と売上高の変化の関係を学ぶことを通して、より発展した完全競争以外の市場理論を学生が学ぶ意義について考えていく。
12 第12回 比較静学①社会的余剰と死荷重 余剰と死荷重について説明する。価格メカニズムが働かない場合を説明する。
13 第13回 比較静学②税の帰着 価格メカニズムが働かない場合や課税が市場に与える影響などを説明する。
14 第14回 比較静学③失業 部分均衡分析を用いて、失業の理由について考えていく。
15 第15回 基礎から発展へ②マクロ編 非自発的失業の議論を通して、より発展したマクロ経済学を学生が学ぶ意義について考えていく。

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