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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎会計学Ⅰ/Introductory Accounting Ⅰ
授業コード
/Class Code
B000711001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木3(前期)/THU3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
大塚 英美/OTSUKA HIDEMI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大塚 英美/OTSUKA HIDEMI 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義

授業の目的
/Class Purpose
【目的】
 本講義は、経済学部のディプロマ・ポリシーに示す「経済理論の基礎を修得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる。」、「経済データに関する基礎的知識を修得し、統計的な処理・分析ができ、政策課題に対応できる」ことを目的とする。
 近年、ニュースや報道、種々のメディアを通じて、会計用語が日常的に用いられており、ビジネスの共通言語として、使われるようになってきました。これらを理解するために、会計の種類・仕組みやその役割等、貸借対照表等の会計学の初歩的な知識を身につける必要があります。本講義では、できる限り平易な言葉を用いて、会計学の基礎的な知識を説明します。この講義をつうじて、日商簿記検定受験を目指すことや、職業としての経理・財務の知識を学修することができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)会計学の基礎的な知識を理解し、説明できるようになる。
(2)決算書の基本的な仕組みと読み方のポイントを理解し、経営分析のために必要とされる実践的な知識を身につけることができるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
会計情報、財務諸表、貸借対照表、損益計算書、簿記、仕訳、経営分析
授業の進め方
/Method of Instruction
テキストを用いて学修する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業に関する連絡および課題の提出はすべてMoodleを通じて実施する。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・毎回の講義で使用した用語を正確に覚えること。1時間程度復習を行ってください。
・経営分析の課題については、全体で2時間程度必要となる。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・課題に対する評価は2週間後に採点結果とともに返却する。
・グループ・ワーク(経営分析)については、進捗状況を確認し、発表時に評価する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験は実施せずに、中間テストと期末テスト(55%)、課題(30%)、授業中の発言(15%)で評価する。
テキスト
/Required Texts
『1からの会計 』第2版 (2021年)谷武幸・桜井久勝・北川教央編著 中央経済社

ISBN; 978-4-502-37151-6
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス
会計情報の役割
会計を活用する仕事
講義の進め方と評価について
会計は経済社会の常識として身につける必要性、会計学を活用する仕事の紹介
2 第2回 会計制度と社会 外部環境が企業会計に及ぼす影響について解説する。 第2章
3 第3回 会計の仕組み 財務諸表(貸借対照表・損益計算書)について解説する。 第3章
4 第4回 貸借対照表 企業の貸借対照表を閲覧して読み方を学修する。 第4章
5 第5回 在庫・生産設備の会計 在庫品の会計処理や生産設備に関する会計処理について学修する。 第5章
6 第6回 金融資産の会計 金融資産の種類、保有目的、時価評価について学修する。 第6章
7 第7回 負債と資本の会計 企業のIR情報を閲覧して資金調達の方法を学修する。 第8章
8 第8回 損益計算書 企業の損益計算書を閲覧して読み方を学修する。 第9章
9 第9回 中間テスト テキスト第2章、第3章、第4章、第5章、第6章、第8章、第9章から出題する。
10 第10回 儲かる仕組みの分析 中間テストの解説。企業の収益性と安全性の分析について学修する。 第10章、第11章
11 第11回 利益構造の分析 企業の安全性と採算を規定する利益構造を実際の企業のIR情報より分析する。
12 第12回 経営分析1 企業の安全性と採算を規定する利益構造を実際の企業のIR情報より分析し、同業他社と比較する。
13 第13回 経営分析2 実際の企業のIR情報より分析し、同業他社と比較する。
14 第14回 基本的な会計用語と考え方 実践力基礎Cで学んだ会計用語および考え方についてテキストに基づき復習する。
15 第15回 期末テスト 実践力基礎Cで学んだ会計用語および考え方に関する理解度を確認するためにテストを実施する。

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