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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経済史総論/Economic History
授業コード
/Class Code
B000421001
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACe104/DSCg106/ECOa103
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期),火4(前期)/TUE3(SPR.),TUE4(SPR.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
岡部 芳彦/OKABE YOSHIHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡部 芳彦/OKABE YOSHIHIKO 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
 経済史とはどのようなものなのかを知ってもらうための入門的授業です。経済の歴史的発展を説明する伝統的な経済史にくわえて、我々の身の回りの生活はどのように作り上げられたのかを考えるため、社会史・文化史的な講義も行います。 全学生が歴史に詳しいわけではないことを前提に、歴史の基礎知識を再確認しながら講義を進めてゆきます。また歴史の背景にあるトリビア的な話題も織り交ぜての講義をするので、歴史が苦手という方も受講し易いと思います。古い年代より進んでいく編年体の形式よりは、トピックを取り上げ講義してゆきます。現代の社会・経済問題をより深く理解するための歴史の基礎知識を学ぶことができます。
 それぞれの時代に関連する歴史ドラマや経済ドラマも視聴し、理解を深めることができます。
 基本的に日本経済史、外国経済史を交代で講義する予定です。関係する経済の基礎知識を得るこたおできます。
 なお、この科目は、学部のDPに示す「1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる」ことを目指しています。
到 達 目 標
/Class Objectives
現代の社会・経済問題をより深く理解するための歴史の基礎知識の習得ができる。
授業のキーワード
/Keywords
日本経済史、外国経済史、日本史、世界史、社会史、文化史。
授業の進め方
/Method of Instruction
講義順・内容は変更される可能性があります。また講義の中で皆さんの理解度に応じて進度を決めるので、講義内容に若干の増減があります。授業中に分らなかったことはご遠慮なくご質問いただければと思います。また各回のレジュメに記載されているメールアドレスまでご質問いただいても結構です。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業中の私語・携帯ほか授業妨害とみなされる行為は減点の対象となるのでご注意ください。   
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習90分、復習90分を想定しています。また歴史に関連するテレビ番組をできるけ視聴してください。学期中2回あるレポート作成に向けた準備として各回の授業終了後に復習してください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート2回以上。成績評価の対象とします。学生の希望の応じてフィードバックする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
試験50%、レポート50%。講義は日本語で行われますが、レポートは日本語・英語のどちらでも回答・作成可とします。 
テキスト
/Required Texts
ありません。レジュメを配布します。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 歴史を考えるヒント 歴史学的な考え方を学ぶ。
2 第2回 同上 同上
3 第3回 経済史って何? 今まで学んだ歴史と何が違うのか。
4 第4回 時代劇や歴史ドラマのウソ 時代劇や歴史ドラマにおける誤りを紹介する。
5 第5回 フランス革命を考える フランス革命の経済史的背景。 
6 第6回 経済史から見たアベノミクス 現在のアベノミクスと高橋財政を比較して紹介。
7 第7回 ファッションブランドの経済史 ファッションブランド企業の歴史的変遷とその背景。
8 第8回 江戸の市場経済 日本経済の原点を探る。江戸時代の経済についての近年の学説を中心に講義。
9 第9回 バブルの経済史 歴史上発生したバブル経済から見る日本と世界。
10 第10回 産業革命とは何か? 産業革命が経済史上なぜ重要視されるのかについて講義。
11 第11回 東京ディズニーリゾートの経済史 開園以来テーマパークとして一人勝ちを続けるTDRを通じてバブル崩壊後の日本を経済史的に検証する。
12 第12回 「子供」の誕生 「子供」という概念の時代による変化。
13 第13回 戦時経済と戦後改革 戦時経済と戦後改革について講義。
14 第14回 白洲次郎とその時代1 白洲次郎を通じて日本の戦後を学ぶ。
15 第15回 白洲次郎とその時代2 白洲次郎を通じて日本の戦後を学ぶ。
16 第16回 白洲次郎とその時代3 白洲次郎を通じて日本の戦後を学ぶ。
17 第17回 白洲次郎とその時代4 白洲次郎を通じて日本の戦後を学ぶ。
18 第18回 講座:レポートの書き方 課題として提出するレポートを書く際の注意点など
19 第19回 講座:レポートの作法 レポートを書く際に必要な作法を学ぶ。
20 第20回 「財閥」とは何か? 江戸〜明治〜昭和、そして現代 聞き慣れた「財閥」という言葉の日本経済史的見解
21 第21回 茶、時計、お洒落の経済史 それぞれの商品から見る経済史。
22 第22回 戦後日本の高度経済成長(1955-73年) 高度経済成長期の日本について学ぶ。
23 第23回 読書の文化史 一つの「行為」から見る歴史を学ぶ。
24 第24回 ロシア経済の歴史的背景と現在 ロシア革命以後から現在に至るロシア経済について学ぶ。
25 第25回 田沼意次の対ロシア経済構想 江戸中後期に計画されたロシアとの国交と通商政策について学ぶ。
26 第26回 大富豪から見る世界史 雑誌『フォーブス』に取り上げられる富豪から見た経済史。
27 第27回 アメリカ的生産システムとトヨタ テーラー主義や部品の互換性、トヨタ式生産システムについて学ぶ。
28 第28回 グローバルヒストリーの世界 国家 多様性、移民について学ぶ。
29 第29回 振り返り1 今学期の授業の振り返り。
30 第30回 振り返り2 今学期の授業の振り返り。

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