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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
財政学/Public Finance
授業コード
/Class Code
B000211003
ナンバリングコード
/Numbering Code
ECOa303/ECOj008
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水1(後期),水2(後期)/WED1(AUT.),WED2(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
金田 陸幸/KANEDA TAKAYUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金田 陸幸/KANEDA TAKAYUKI 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
対面講義
授業の目的
/Class Purpose
本講義は経済学部のディプロマ・ポリシーの「1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。」を目指します。本講義では、日本の財政の現状や基礎知識を身につけるとともに、自発的に財政の課題について考察できるようになることを目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
現行の制度を学ぶだけでなく、論理的な思考能力を養うことによって、望ましい税制、社会保障制度のあり方について議論できるようになる。また、公務員を志望する学生は、本講義を通じて、公務員試験に必要な財政学の知識を身につける。
授業のキーワード
/Keywords
租税、公債、予算制度、地方財政、社会保障制度
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で授業を行います。講義では配布資料を事前に用意するため、授業までに資料を予習しておいてください。また、必要に応じて自身でメモを取ることを推奨します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業中の私語および授業の進行を妨げる行為は一切認めません。私語および迷惑行為を続ける場合には、退出していただくこともあるので注意してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習と事後学習を1時間30分行ってください。事前学習として、事前に資料を読んで予習してください。事後学習として、学んだこと、授業で分からなかったことなどをまとめるようにしてください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義内容の習熟度を確認するために、課題を課すことがある。
課題提出後、授業中に解説を行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業で課す課題(30%)、定期試験(70%)で評価します。
テキスト
/Required Texts
特になし。
参考図書
/Reference Books
土居丈朗(2021)『入門財政学 第2版』、日本評論社
林宏昭・橋本恭之(2014)『入門地方財政 第3版』、中央経済社
林宜嗣・林亮輔・林勇貴(2019)『基礎コース財政学 第4版』、新世社
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクションおよび日本の財政状況 授業の進め方や評価方法について説明した後、資料を用いて日本の財政の現状を把握する。
2 第2回 政府の役割 近代民主主義国家における政府の役割について解説する。
3 第3回 日本の予算と決算 日本の予算制度と決算制度について解説する
4 第4回 財政投融資制度 財政投融資制度とその役割について理解する。
5 第5回 日本の租税体系 日本の税制および近年の税制改正について解説する。
6 第6回 租税原則 租税の3原則(中立、公平、簡素)について解説する。
7 第7回 消費課税1 日本の消費税の現状と仕組みについて解説する。
8 第8回 消費課税2 日本の個別消費税の現状と仕組みについて解説する。
9 第9回 所得課税1 日本の所得税の現状について解説する。
10 第10回 所得課税2 日本の所得税の仕組みについて解説する。
11 第11回 法人税1 法人課税の仕組みと現状について解説する。
12 第12回 法人税2 法人課税が企業の設備投資に与える影響について解説する。
13 第13回 公債の基礎 公債の仕組みと現状について解説する。
14 第14回 公債の理論 公債の負担の理論について解説する。
15 第15回 財政の持続可能性1 プライマリーバランスについて解説する。
16 第16回 財政の持続可能性2 政府債務の持続可能性について解説する。
17 第17回 地方財政の現状と課題 地方財政の現状について各種資料を用いて解説する。
18 第18回 地方財政の機能 地方税制の役割と地方公共団体が直面する課題について解説する。
19 第19回 日本の地方税体系 日本の地方税体系とその特徴について解説する。
20 第20回 地方税原則 地方税独自の租税原則について解説する。
21 第21回 地方交付税の役割と仕組み 地方財政における地方交付税の役割と仕組みについて解説する。
22 第22回 国庫支出金と地方債 地方財政における国庫支出金の仕組みと地方債の現状について解説する。
23 第23回 社会保障制度の概要1 社会保障制度に求められる役割について解説する。
24 第24回 社会保障制度の概要2 社会保障4経費および社会保障制度の仕組みについて解説する。
25 第25回 公的年金制度1 公的年金制度の概要について解説する。
26 第26回 公的年金制度2 公的年金制度における財政方式について解説する。
27 第27回 公的医療保険制度1 日本の公的医療保険制度の概要について解説する。
28 第28回 公的医療保険制度2 前期高齢者の財政調整、後期高齢者医療制度について解説する。
29 第29回 公的介護保険制度 公的介護保険の現状と仕組みについて解説する。
30 第30回 授業のまとめ これまでの授業の総まとめを行う。

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