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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/15 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
FP特別演習Ⅲ/Advanced Seminar (Financial Planner)Ⅲ
授業コード
/Class Code
B204911001
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWh007
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
石川 清英/ISHIKAWA KIYOHIDE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
石川 清英/ISHIKAWA KIYOHIDE 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
講義(対面授業)


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資料

授業の目的
/Class Purpose
この科目は、法学部のDPに示す、法的素養を身につけること、社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析して、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことを目指す。
社会人になると、結婚、出産・育児、住宅取得、転職、退職など人生におけるさまざまなイベントが待っており、そうしたイベントには、必ずと言っていいほど、お金がかかわってくる。近い将来、自分がやりたいことや手に入れたいことを実現するために自分のお金を計画的に管理する能力が必要になってくる。こうした自分の夢を実現し将来を切り拓くためにお金の知識や活用方法を学び、その答えを見つけることがパーソナルファイナンスの目的といえる。本講座ではFP(ファイナンシャル・プランニング)の中心となるパーソナルファイナンスの総論として、経済と金融、不動産取引、ライフプランニング、教育資金計画、住宅取得資金計画、リスクマネジメントなどについて、実践的な授業を展開していきたい。
なお、この科目の担当者は、金融機関、金融コンサルティング会社等において、金融業務、リスクマネジメント、内部監査、法務等の実務及び教育指導を役員・管理職の立場で実施してきた実務経験のある教員である。従って、具体的な事例を交えて、より分かりやすく「FP(ファイナンシャル・プランニング)」を指導したい。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.金利と経済について説明できる。(知識)
2.教育資金計画と住宅取得資金計画について説明できる。(知識)
3.リスクマネジメントについて説明できる。(知識)
4.ライフプランニングの課題を作成し、自らの見解を示すことができる。(態度・習慣、技能)
5.主な金融市場の仕組みを作成し、発表することができる。(態度・習慣、技能) 
授業のキーワード
/Keywords
パーソナルファイナンス、ライフプランニング、資金計画、リタイアメントプランニング、リスクマネジメント
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心の授業であるが、対話型の授業方式を重視し、受講生からの意見や問題点等について自発的な発言を求める。なお、授業の終了後に、簡単な課題提出を課する。  
履修するにあたって
/Instruction to Students
受講生は積極的に授業に参加し、学生としてのマナーを守るとともに授業中の質疑応答に対して積極的に参加することを希望する。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業計画の各回で指示されたテキストの個所を丹念に読むとともに、その他FP受験対策書などを読んで年3回開催されるFP資格試験にもできるだけチャレンジするように心掛けること。  
事前学習として、講義の対象となるテキストの箇所を読み込こんでおくこと(目安として1時間)。
事後学習として、講義の対象であったテキストと内容を再確認すること(目安として1時間)。  
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
確認テスト30%、授業終了後の課題・授業中の発表(積極的な授業参加)70%の割合で評価する。
テキスト
/Required Texts
赤堀勝彦【改訂版】『超低金利時代のマネー&ライフプラン~パーソナルファイナンスのすゝめ』(保険毎日新聞社)(2019年2月出版) (2,200円+税)
参考図書
/Reference Books
赤堀勝彦『六訂版 FP基礎 ファイナンシャル・プランニング』(株式会社保険毎日新聞社)(2021年12月出版) (3,500円+税) 
石川清英『事例からみた地域金融機関の信用リスク管理 改訂版』(きんざい)(2022年3月出版)(2700円+税)
赤堀勝彦『 リスクマネジメント入門~いま、リスクの時代を生き抜くために~』(株式会社保険教育システム研究所)(2017年7月出版) (3,000円+税) 




No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 パーソナルファイナンスの意義 パーソナルファイナンスの意義と特徴について理解する。
2 第2回 経済と金融 金融経済、金融政策、財政政策などの意義について理解する。
3 第3回 景気と物価指標 景気の判断と経済指標などについて理解する。
4 第4回 金利と経済 金利の意味、金利の種類、金利の変動要因などについて理解する。
5 第5回 主な金融市場の仕組み 短期金融市場、長期金融市場、外国為替市場などについて理解する。
6 第6回 マイナス金利の仕組みと影響 マイナス金利の意味と低金利政策の影響などについて理解する。
7 第7回 不動産の取引 不動産の売買契約、不動産の賃貸借契約などについて理解する。
8 第8回 ライフプランニング ライフプランニングの考え方、ライフプランニングの手法などについて理解する。
9 第9回 教育資金計画 教育資金の作り方、教育ローン、奨学金について理解する。
10 第10回 住宅取得資金計画 自己資金の作り方、公的ローン、民間住宅ローンの仕組みについて理解する。
11 第11回 リタイアメントプランニング リタイアメントプランニングの意義,退職後の必要生活資金について理解する。
12 第12回 成年後見制度 成年後見制度について理解する。 
13 第13回 リスクマネジメント リスクマネジメントの意義と役割、リスクマネジメントの手法について理解する。
14 第14回 保険・共済 保険・共済について理解する。
15 第15回 講座の総括と確認テストの実施 講座全体の重要ポイント確認を行う。さらに確認テストを実施する。

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