シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/18 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習B/Basic Seminar B
授業コード
/Class Code
B204791015
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWe002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
濵谷 直子/HAMATANI NAOKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
濵谷 直子/HAMATANI NAOKO 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
この授業は演習であり、履修者が報告や討論等を行い、担当教員が解説および質疑応答を行う。
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、法学部のディプロマ・ポリシーに示す、法的素養を身につけること、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことを目指す。
判例研究の実践を行い、「法学に関する基礎的な知識を身に付け、資料を作成し発表したり討論を行ったりする能力を培うこと」を目的とする。 
到 達 目 標
/Class Objectives
法学に関する基本的な知識を身に付け、資料を収集・作成し発表や討論を行う能力等を培うことを通じ、問題解決能力を自分のものとする。  
授業のキーワード
/Keywords
判例研究 プレゼンテーション ディベート
授業の進め方
/Method of Instruction
演習であるこの授業の進め方は、履修者による報告および討論による。
テーマは判例を用いての報告・討論とする。
報告者は事前にレジュメ作成等、報告の準備を行う必要があるほか、報告者以外の者も討論に備えて資料に目を通し疑問点を明らかにする等の準備を行う必要があることに注意すること。 
なお、履修者の人数、知識のレベル、授業の進捗状況および法改正の状況等により、シラバス記載の授業計画を適宜変更することがある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
この授業では、報告・討論を通じて、事実や自分の意見を他人に伝える能力であるプレゼンテーション能力、および、自分の意見を述べ他人の意見を聞き、相違点や利害の対立があれば討論によりそれを解消・解決する能力であるディベート能力を培う。これらの能力は就職活動に必要とされることはもちろんのこと、社会人となった際にも基本的かつきわめて重要な能力として要求される素養である。従って、履修者に対しては、学習の対象である租税法に関心を持つことはもちろんのこと、積極的かつ効果的に自分の意見を述べ、真摯かつ謙虚に他人の意見に耳を傾ける姿勢を求める。
授業中における私語や携帯電話の使用、頻繁な教室への出入りなど、他の履修者に迷惑をかける行為は厳禁とする。
違反者は即刻退席してもらうほか、注意を受けたにもかかわらず繰り返すようであればそれ以降の授業への出席を禁止する。
授業の準備・予習を怠る者、居眠り・内職を行う等受講態度が良くない者、積極的に発言を行わない者、その他自ら進んで授業に参加する意思がないと見受けられる者も同様である。
アルコールハラスメント等の増加の現状に鑑み、ゼミコンパ等の学習以外の活動は、一切行わない。  
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
報告者は事前にレジュメ作成等、報告の準備を行う必要があるほか、報告者以外の者も討論に備えて事前に資料に目を通し問題点を明らかにする等の準備を行うことが必要となる。目安として、授業時間の2倍程度の時間をかけること。
具体的には、指定図書・参考書・資料等に目を通し、問題点を発見しその解決方法を思考することが必要となる。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業中各自最低1度は発言を求める。報告にあたって作成したレジュメを提出。その他授業で学んだことが身に付いたかどうか判断するため小テストを行い、授業で学んだことを補い、かつ、社会人として必要とされる文章能力を向上させるためレポートや小論文を課す。小テストに対しては、テスト終了後に模範回答を配布する。レポート・小論文に対してはコメントをフィードバックする。  
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
受講態度(授業中の態度、報告および発言の内容ならびに討論に参加した度合い、教員による質疑応答にどのように答えたか)を90%、小テストの点数を5%、レポートおよび小論文の内容(調べたことをわかりやすくまとめ、それを踏まえていかに説得力をもって自説を展開できたか)を5%として成績評価を行う。
授業への出席はあくまでも成績評価の「前提」であって評価の対象ではない。全ての回の授業に出席したからといって単位を取得できるとは限らない。
出席回数の割合が授業回数の60%に満たない場合には、成績評価の「前提」を欠くため「評価なし」とする。
病気等やむを得ない理由による欠席、公共交通機関の遅延等やむを得ない理由による遅刻以外の欠席・遅刻を頻繁に繰り返す場合には、理由の如何を問わず単位を認定しない。
無断欠席者、私語等により他の受講者に迷惑をかける者、授業の準備・予習を怠る者、携帯電話やスマートフォンの使用・居眠り・内職などを行うなど受講態度が良くない者、積極的に発言を行わない者、その他自ら進んで授業に参加する意思がないと見受けられる者は、理由の如何を問わず、授業への出席を禁止し単位を認定しない。
採点ミスを除き、一度行った成績評価はいかなる理由があろうとも変更しない。
テキスト
/Required Texts
神戸学院大学法学部編『STUDIUM GENERALE 2024年度 法学部案内』
参考図書
/Reference Books
法学初学者に勧める参考図書は以下の通りである。

*コンパクトでわかりやすいもの
森田果『法学を学ぶのはなぜ?』(有斐閣・2020年)
大橋洋一『法学テキストの読み方』(有斐閣・2020年)

*情報量が多いが読みやすいもの
武藤=多田=宮木『法を学ぶパートナー 第4版』(成文堂・2020年)
弥生真生『法律学習マニュアル〔第4版〕』(有斐閣・2016年)

*古典的な入門書
田中英夫『実定法学入門 第3版』(東京大学出版会・1995年)
伊藤正己=加藤一郎『現代法学入門 第4版』(有斐閣・2005年)
末川博『法学入門 第6版補訂版』(有斐閣・2014年)
中里次雄編『判例とその読み方 三訂版』(有斐閣・2009年)

*入門書であるが、しばらく学習した後に読むといいもの
団藤重光『法学の基礎 第2版』(有斐閣・2007年)

*手元にあると助かるもの
高橋ほか編『法律学小辞典 第5版』(有斐閣・2016年)
法制執務用語研究会『条文の読み方』(有斐閣・2012年)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 自己紹介・授業の進め方や注意事項等の確認
判例を読む意義について確認する
判例の探し方・読み方について確認する
プレゼンテーション・ディベートの方法について学ぶ 
2 第2回 話す練習その1 フリートーク
テーマ「法とは何か」
3 第3回 話す練習その2 スピーチをする
テーマ「成人年齢引き下げに関する自分の意見」
4 第4回 話す練習その3 ディベート(肯定・否定に分かれてグループ討論)
テーマ「死刑存続の是非」
5 第5回 話す練習その4 当教員との公開討論(一人一人が順に教員と討論)
テーマ「経済格差を是正すべきか・すべきとしてどのようにするか」
6 第6回 話す練習その5 履修者同士一対一での討論
テーマ「 」
7 第7回 話す練習その6 教員による報告デモンストレーション
判例をどのようにまとめ、どのように報告するかをデモンストレーション
報告後、質疑応答・討論(話す練習その7)
8 第8回ー第15回 報告・討論 判例を取り上げ、2人組により報告
全員で質疑応答・討論

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