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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/15 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習B/Basic Seminar B
授業コード
/Class Code
B204791013
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWe002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
辻村 亮彦/TSUJIMURA AKIHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
辻村 亮彦/TSUJIMURA AKIHIKO 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、法学部DPに示す、法的素養を身につけ、社会における各種の問題について法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すこと、公平性と客観性を重視した判断及び行動ができるようになることを目指して法学部における学修を始めるにあたり、大学生活において必要となる基本的な能力やスキルを養成する学修を行うものである。
同時にこの科目は、前期に開講された基礎演習Aに引き続き、初年次教育における少人数クラスとして、教員と学生及び学生間でのコミュニケーション等を通じて、法学部における学修及び学生生活の基礎を形成する位置づけとなる科目である。
このクラスでは、明治期の啓蒙思想家である福澤諭吉の著作を会読することを通じて、日本近代史の基本的な知識を確認するとともに、福澤の近代国家建設構想について一緒に考えていきたい。
到 達 目 標
/Class Objectives
①法学部での学習内容についての概要を理解することができる。
②2年次以降の法学部における学修にとって必要な基礎知識や読解力を身につける。
③単なる意見表明にとどまらないプレゼンテーションに必要な表現力を身につける。
④上記①~③を修得するため、あるいは上記①~③の能力を修得した上でさらにそれらを自分自身で発展させていくための手がかりを得る。
授業のキーワード
/Keywords
福澤諭吉 明治維新 西洋文明
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数のクラスで福澤諭吉の著作を丁寧に読み進め、その内容に基づいて議論を行う。最初の数回は全員に当てて読みながら文章に慣れることを目指し、中盤以降は毎回担当者を決めて担当箇所の報告を行ってもらう形で進めていく。
履修するにあたって
/Instruction to Students
丁寧な予習と積極的な発言を心がけていただきたい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
参加者全員がその日輪読する箇所について事前に目を通しておくことが望まれる(目安として2時間)。
発表担当者は自分の担当箇所について文章の内容を正確に理解し、歴史的背景についても十分に調べ、それらをレジュメにまとめる必要がある(目安として8時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内で適宜指示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の演習での取り組み、発言を40%、自身の担当回での発表(事前の下調べ、当日のプレゼンテーション、質疑応答)を60%の割合で評価する。3回以上無断欠席がある場合、自身の報告担当回に無断欠席した場合には単位を認定しません。 
テキスト
/Required Texts
『現代語訳 文明論之概略』(齋藤孝訳、2013年、ちくま文庫):各自購入すること
参考図書
/Reference Books
初回の授業で紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 演習の進め方等に関する説明を行う。
2 第2回~第5回 みんなで読もう 担当者を定めずにテキストを全員で輪読し、まずは文体に慣れることを目指す。
3 第6回~第14回 読み、調べたことを発表しよう 毎回あらかじめ指定された1人または2人の担当者が、テキストの指定箇所を事前に読み込み、十分な下調べを行い、その内容を全員の前で発表する。
4 第15回 振り返り これまで輪読してきたテキストの内容を振り返り、福澤の思想や生き方について自由に議論を行う。

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