基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	基礎演習Ｂ／Basic Seminar B
授業コード ／Class Code	B204791002
ナンバリングコード ／Numbering Code	LAWe002
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	法学部／Law
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	木1(後期)／THU1(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	小川　一茂／OGAWA KAZUSHIGE
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
小川　一茂／OGAWA KAZUSHIGE	法学部／Law

授業の方法 ／Class Format	対面方式による演習
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、法学部ＤＰに示す、法的素養を身につけ、社会における各種の問題について法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すこと、公平性と客観性を重視した判断及び行動ができるようになることを目指し、以下に示すような学修を行うものである。 1. 幅広い知識に基づいて、他者および異文化を理解することができる。 2. さまざまな問題を発見し、それを法的に解決する方策を導くことができる。 3. 獲得した法的な知識や技能を社会に役立てることができる。 　これらをを可能とするため、特撮やドラマを素材として、現代の社会的事象やそれに繋がる歴史的事象についての知識を得るとともに、そうした社会的事象を分析・理解するために必要となるであろう法的・政治的な知識の修得及び思考力を養成するものである。
到　達　目　標 ／Class Objectives	①社会的事象やそれに繋がる歴史的事象についての知識を得ることができる。 ②①を前提にして、それら社会的事象や歴史的事象について、法律学や政治学の知識を用いて分析し、議論ができる。
授業のキーワード ／Keywords	演習　法学　法律学　政治学
授業の進め方 ／Method of Instruction	演習形式を採用する。学生からの報告及びテキストの輪読とそれに基づく質疑応答及びグループ討論、グループ発表等により、到達目標の達成を目指す。
履修するにあたって ／Instruction to Students	この演習のよりよい理解のためには、高校卒業程度の地理・歴史の知識は必須。 　受講生には質疑応答等により、１回あたり最低１回は発言ないし発表の機会を設けるので、意欲を持って取り組むこと。また、素材となる映像資料の追加等の事情により、講義の順番を変更することがある。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	知識の定着及び論理的思考力を養成するための復習は必須。講義前の学修としては、予め教員が示した次回の概要を元に、自分自身で調査して自己の見解をある程度準備しておくことが必要となる（おおむね１時間程度）。 　講義後の学修としては、講義の内容を振り返り、不明な点は自分自身で調査するなどして、教員が示したレポート課題を作成することが必要となる（おおむね３時間程度）。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	成績評価のためのレポートを課す。その他、必要があればその都度指示する。 （提出された課題については、後の講義時において解説・講評等を行う。）
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	演習への参加・取組状況（30％）及びレポート等の課題（70％）で評価を行う。
テキスト ／Required Texts	指定しない。
参考図書 ／Reference Books	神谷和宏著『ウルトラマン　「正義の哲学」』（朝日文庫、2015年）　 ウルトラマンタロウ著　和智正喜翻訳『ウルトラマンの愛した日本』（宝島新書、2013年） 神谷和宏著『ウルトラマンは現代日本を救えるか』（朝日新聞出版、2012年）

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	ガイダンス	演習の進め方について説明する。
2	第２回	法律編１	法とは何か・法の両面拘束性について概観する。
3	第３回	法律編２	ペットを巡る法（法律）について検討する。
4	第４回	法律編３	家族と法及び家族関係における正義について検討する。
5	第５回	法律編４	労働関係における法（法律）について概観する。
6	第６回	法律編５	公務員法制及び公務員倫理について概観する。
7	第７回	法律編６	公共事業と法・損失補償の法制度について検討する。
8	第８回	法律編７	先住民族の権利と法（法律）について概観する。
9	第９回	法律編８	社会的セーフティネットと法（法律）・貧困と格差について検討する。
10	第10回	インターミッション	社会人基礎力育成のため、グループワークを行う。
11	第11回	歴史・社会編１	就職と就活のあり方について概観する。
12	第12回	歴史・社会編２	地球環境問題・環境破壊・環境保全等について概観する。
13	第13回	歴史・社会編３	冷戦期の軍拡競争について概観する。
14	第14回	歴史・社会編４	いわゆるいじめ問題について検討する。
15	第15回	まとめのレポート	第２回～第９回及び第11回～第14回の内容について、レポートの作成を行う。