基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	政治外書講読（基礎政治英語）／Reading on Politics
授業コード ／Class Code	B204581001
ナンバリングコード ／Numbering Code	LAWc013
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	法学部／Law
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	月5(前期)／MON5(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	川﨑　修敬／KAWASAKI NOBIYUKI
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
川﨑　修敬／KAWASAKI NOBIYUKI	法学部／Law

授業の方法 ／Class Format	「対面授業（講義）」 必ず受講生諸君に英文を音読してもらい、英語の語順とリズムに習熟し、文章に向き合ってもらう。その後に和訳と解説を通して英文の理解を深める。
授業の目的 ／Class Purpose	民主主義や正義といった政治についての基礎的な考え方を、平易な英文を通して学ぶ（DP1: 知識・理解）。授業の目標は、政治の主体である人間および共同性に関する理論を手がかりにして、権力や法について的確な思考を促すことにある（DP2: 汎用的技能）。語学の面では、今まで高校英語などで学んできた語彙や会話表現を、辞書等を使いながら広範囲に復習・確認し、学生諸君の英語力の更なる向上とそれを踏まえた活動力の育成を目指す（DP3: 志向性）。
到　達　目　標 ／Class Objectives	和訳した日本語を理解するのでなく、英語のまま文章を理解できるようになることを目指す。
授業のキーワード ／Keywords	政治における人間性。公共性
授業の進め方 ／Method of Instruction	学生各人の文章読解が中心となるが、その際ポイントとなる基本的な単語や概念も重点的に学習する。具体的には、配布した英文を訳してもらう。更にその内容の手短な要点(およびコメント)を検討する。
履修するにあたって ／Instruction to Students	必ず辞書をもって来てください。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	予習として、まず自分自身で英文を読み、不明な単語があれば調べておくこと。授業後には、英文を日本語訳なしで繰り返し読んでおくこと。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	課題英文の翻訳と手短な要約(およびコメント)。 必要な場合はレポートを課する。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	授業における文章の理解と取り組み70％　課題の提出30％　 評価は、予習の際の単語調べの有無、文章の読み込み具合や理解等に対して行う。だが、受講者諸君には、あまり難しく考えずに、まず授業中の指導と課題の準備に専念してほしい。いずれにしても、授業の際、質問など疑問点を貪欲に解決しようとする学生自身の姿勢に注目している。
テキスト ／Required Texts	課題として配布された英文
参考図書 ／Reference Books	なし。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	イントロダクション	政治とは何か、その学問と方法
2	第2回	政治の経験(1)	政治的活動の種類
3	第3回	政治の経験(2)	権力と暴力
4	第4回	政治の経験(3)	政治における人間性、ことば、複数性
5	第5回	政治の経験(4)	政治的思考(１)
6	第6回	政治の経験(5)	政治的思考(２)
7	第7回	規範理論と説明理論	政治学における価値の問題
8	第8回	古代の政治理解（１）	古代ギリシアの政治と人間性
9	第9回	古代の政治理解（２）	公共性と規範性
10	第10回	近代の政治理解（1）	近代の成立
11	第11回	近代の政治理解（2）	近代における民主主義と自由
12	第12回	近代社会(1)	法と自由
13	第13回	近代社会(2)	近代における理性の役割
14	第14回	現代政治における個と共同性	集団の同一性と個人の多様性
15	第15回	まとめ	学習内容のおさらいと補足