科目一覧へ戻る | 2025/05/07 現在 |
開講科目名 /Class |
地方自治論Ⅱ/Local GovernanceⅡ |
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授業コード /Class Code |
B204561001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWc011 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
脇坂 徹/WAKISAKA TORU |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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脇坂 徹/WAKISAKA TORU | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、地⽅⾃治について学ぶ一般専門教育科目のコース専門教育科目であり、内容としては、法律学的な学説や判例よりも、主に地方行政・政治に関するしくみと実態を学びます。 この科目では、法学部のDPにある、「社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析」でき、「地域社会」の「公共的事柄に関心と責任感を持ち、公平性と客観性を重視した判断」ができるよう、地方自治に関する法制度的・政治学的な知識を修得することを目指します。 なお、前期の「地方自治論Ⅰ」が基礎的知識や歴史的経緯を扱っているのに対し、後期の「地方自治論Ⅱ」は、前期内容を踏まえた発展的内容です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・日本の地⽅議会のしくみや実態について説明できる(知識) ・日本の自治体構成や連携、地方財政のしくみや実態について説明できる(知識) ・日本の分権改革の歴史的な経緯について説明できる(知識) ・日本の住民参加の制度や取り組みについて説明できる(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
地方議会、都道府県と市町村、分権改革、住民参加 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義は、Moodleで配付するレジュメ(PDFファイル)に沿って、空欄にしている重要キーワード等を画面で指示したり、補足・発展的内容を解説したりしながら、進めていきます。注意深く話を聞きながら、空欄語句や口頭説明をメモしたり、レジュメの文章を繰り返し読んだりしながら理解し、重要ポイントを覚えるなどしてください。 なお、レジュメ(PDFファイル)は、あらかじめ各自でダウンロード・印刷してから教室に来るか、ノートパソコン等の機器を教室に持参してダウンロード・画面表示するかして利用してください。(備考:履修登録中などMoodle利用可能前の段階における臨時的な対応に関しては、教室で説明します。) また、再確認や復習のために授業中適宜、画面でクイズを出します(回答提出なし)。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
後期の「地方自治論Ⅱ」はいわば応用編であり、地方自治の基礎知識があるほうが理解しやすいと思いますので、前期の「地方自治論Ⅰ」の単位を修得ずみであるほうが望ましいでしょう。 全回の参加、集中力の維持、資料の入手、積極的なメモ、論理的な理解など、主体的な学習に努力しようという意思のある人のみ履修してください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習としては、事前に1時間ほど、レジュメや地方自治概説書の関連箇所を読んでおくと、理解しやすくなると思います。 復習としては、3~4時間ほど(授業中の学習態度によって所要時間は変わる)、メモを整理したり読み直したり、クイズで取りあげたポイントについて再検討したり、理解を深めるために公的機関(総務省や自治体)等のウェブサイトまたは辞典で関連事項を調べたり、六法で根拠条文を調べてみたりすることをお勧めします。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
成績評価に結びつく提出課題は予定していません。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験100%:持込参照不可。学習してきた知識の理解を問う、記述問題、空欄補充問題、正誤問題の予定。記述の正確さ、正解数で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
教科書は使用しません。 |
参考図書 /Reference Books |
特に指定しません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス 地⽅議員と議会活動(1) |
ガイダンス 議員の定数 |
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2 | 第2回 | 地⽅議員と議会活動(2) | 議員の任期、選挙のしくみ | |
3 | 第3回 | 地⽅議員と議会活動(3) | 議会のしくみ、課題 | |
4 | 第4回 | ⾃治体の構成と連携(1) | 都道府県と市区町村の二層制 | |
5 | 第5回 | ⾃治体の構成と連携(2) | 事務分担、市・町・村 | |
6 | 第6回 | ⾃治体の構成と連携(3) | 都市特例制度 | |
7 | 第7回 | ⾃治体の構成と連携(4) | 広域連携、地域自治の制度 | |
8 | 第8回 | 地方財政(1) | 地方財政の全体概要、歳入の分類、地⽅税 | |
9 | 第9回 | 地⽅財政(2) | 地方交付税、地方譲与税、国庫⽀出⾦ | |
10 | 第10回 | 地⽅財政(3) | 地方債、歳出の分類、予算作成過程 | |
11 | 第11回 | 地⽅分権改⾰(1) | 第1次地⽅分権改⾰の経緯と改⾰内容 | |
12 | 第12回 | 地⽅分権改⾰(2) | 第1次地⽅分権改⾰の改⾰内容の続き、三位⼀体改⾰とその後の分権改⾰ | |
13 | 第13回 | 住民参加(1) | 課題設定・政策立案段階の参加制度・取り組み | |
14 | 第14回 | 住民参加(2) | 政策決定、政策実施段階の参加制度・取り組み | |
15 | 第15回 | 住民参加(3) | 評価・問責段階の参加制度・取り組み |