科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
国際法入門/Introduction to International Law |
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授業コード /Class Code |
B204541002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWb008 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目により、法学部のDPに示す、国際化社会の時代に対応し、国内外の公共的事柄に関心と責任感を持つた市民となるための、国際法理論の基礎が理解できる。 毎日の新聞やテレビの報道、さらにはインターネットを通じて、国際社会の刻々と変化する情報が伝えられている。また、多くの人々が海外を旅行し、海外の製品を入手しており、海外で働く人も少なくない。このような海外の情報の氾濫や、ヒト・モノ・カネが国境を超えるグローバル化の波は、国際社会の情勢を考察することを必要不可欠なものにしている。 この授業により、上記の考察が、国際法という手段を通してできる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
この授業の前半では、国際社会における国際法の基本的役割を理解することを目標とする。 その後は、①国際紛争の平和的解決における国際法の役割、②地球環境保護における国際法の役割、③武力紛争(戦争)の際の国際法の役割、という3通りの役割を理解することを目標とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
国家、国際機構、紛争の平和的解決、国際司法裁判所、地球環境問題、戦争の違法化、集団的自衛権、国際人道法、国際刑事裁判所 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で行う。レジュメ・資料など配布して説明を加えていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
国際社会について予備知識がなくても、グローバル化した現代社会に出る準備のために受講してほしい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
一日平均25分、週3時間は必要な学習をしてくる。 授業後は必ず復習をして、国際法を通しての考察を実践してみること。わからない点があれば、参考図書や参照条文を読んだり、質問をしたりして、理解すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
課題については、授業時に数回小テストを行う。その解答・解説については授業時の適当な時期に行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題30%、定期試験70%で評価する。定期試験では、この授業を通じて学修してきた知識の理解度などを問う。 |
テキスト /Required Texts |
徳川信治・西村智朗編著『テキストブック 法と国際社会 第三版』法律文化社、2024年度前期授業開始前までに出版予定(ISBN、04319-1)。 |
参考図書 /Reference Books |
松井芳郎編集代表『ハンディ条約集』東信堂、2009年。 国際法学会編『国際関係法辞典(第2版)』三省堂、2005年。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | はじめに | 講義のガイダンス | |
2 | 第2回 | 国際関係法の扉をたたく① | 日本の国際社会への仲間入り/現代の国際社会と法 | |
3 | 第3回 | 国際関係法の扉をたたく② | 国際社会と法 | |
4 | 第4回 | 国際社会を動かすのは誰か? | 国際社会の構成と法 | |
5 | 第5回 | 国家の役割 | 国家とは?/国家はどのような権利・義務を有しているか? | |
6 | 第6回 | 国際社会の利害をどのように調整するか? | 国際関係法とは?/国際機構の設立 | |
7 | 第7回 | 国際社会で活躍する新たなものたち | 個人・NGO・多国籍企業 | |
8 | 第8回 | 国際紛争を解決する方法① | 紛争の平和的解決/裁判による紛争の解決 | |
9 | 第9回 | 国際紛争を解決する方法② | 紛争の政治的解決手段/実力による紛争の解決 | |
10 | 第10回 | 法は地球を守れるか?① | 地球環境保護の歴史的展開/国際環境法の基本原則 | |
11 | 第11回 | 法は地球を守れるか?② | 国際環境法の実施とその課題 | |
12 | 第12回 | 戦争の違法化 | 正戦論から無差別戦争観へ/戦争の違法化への大転換 | |
13 | 第13回 | 武力行使禁止原則とその例外 | 武力行使禁止原則/集団的自衛権 | |
14 | 第14回 | 戦争にもルールがある? | 国際人道法の成立/戦争犯罪、人道に対する罪、ジェノサイド罪 | |
15 | 第15回 | 国際刑事裁判所の意義と課題 | 国際刑事裁判所の設立/ICCへの日本の加盟とその課題 |