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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/15 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
行政学Ⅰ/Public AdministrationⅠ
授業コード
/Class Code
B203471001
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWc064
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水3(後期)/WED3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
橋本 圭多/HASHIMOTO KEITA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
橋本 圭多/HASHIMOTO KEITA 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
行政学では、公共部門における行政の役割について検討していきます。この講義では行政学の基本的な知識の習得を通じて、今日の行政活動や政策課題について理解できるようになることを目指します。法学部のディプロマ・ポリシーが示すように、本講義を通じて公共的事柄に関心を持ち、自ら判断する能力を身につけてほしいと思います。
行政学Ⅰでは、行政という主体についてイメージを持てるようになってほしいと思います。日本の政府は、行政、立法、司法の三権から構成されていますが、行政の役割はたんなる法律の執行にとどまりません。また、行政権は内閣に属するとされていますが、中央省庁以外にも独立行政法人や地方自治体、民間組織なども行政活動に関わっています。行政の裾野の広がりを認識できるようになることが本講義の重要な点です。
行政学Ⅰでは、行政学の前提となる基礎知識の理解を行い、行政学の展開、日本の官僚制、中央地方関係について検討していきます。これらのトピックを通じて、行政についての理解を深めたいと思います。
到 達 目 標
/Class Objectives
行政学の基本的な知識を習得し、現代社会において行政がどのように関わっているのかを理解できるようになってほしいと思います。具体的には、新聞記事の内容を正確に理解できるようになることを目標とします。新聞はみなさんが社会との接点を持つための重要なインターフェースであり、行政学の知見は問題の背景や文脈を理解する上での助けとなります。公務員や研究者を志望する学生はもちろん、民間企業を志望する学生にも積極的に受講してほしいと思います。
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
事前の予習は不要ですが、高校の「政治・経済」の内容を習熟していることを求めます。本講義は、行政学Ⅱとあわせて履修するようにしてください。また、憲法、政治学、行政法、地方自治法、地方自治論をあわせて受講されることをおすすめします。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前学習として、配付資料の予習に努めてください。(2時間程度)
事後学習として、授業内容の復習に努めてください。(2時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内で適宜指示します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
期末試験 100%
期末試験で成績判定を行います。ただし、授業中に小テストや提出課題などを提示し、採点結果を成績評価に加味する場合があります。
テキスト
/Required Texts
レジュメを配布します。
参考図書
/Reference Books
今村都南雄ほか『ホーンブック基礎行政学』北樹出版、2015年。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回  概要説明 講義計画、各種資料へのアクセス方法
2 第2回 行政学の展開(1) 行政国家、権力分立、議院内閣制と大統領制
3 第3回 行政学の展開(2) 日本の行政学
4 第4回 行政学の展開(3) アメリカ行政学
5 第5回 日本の官僚制(1) 官僚制の歴史的展開①
6 第6回 日本の官僚制(2) 官僚制の歴史的展開②
7 第7回 日本の官僚制(3) 行政機構
8 第8回 日本の官僚制(4) 公務員制度
9 第9回 日本の官僚制(5) 予算過程
10 第10回 中央地方関係(1) 日本の地方自治制度
11 第11回 中央地方関係(2) 地方自治制度の国際比較
12 第12回 中央地方関係(3) 地方財政制度
13 第13回 中央地方関係(4) 大都市制度
14 第14回 中央地方関係(5) 地方分権改革
15 第15回 講義のまとめ 各回講義のおさらいをします。

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