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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/15 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
裁判法/Justice Law
授業コード
/Class Code
B203031002
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWb009
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月3(前期)/MON3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
春日 勉/KASUGA TSUTOMU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
春日 勉/KASUGA TSUTOMU 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、法学部ディプロマ・ポリシーの内、「法的素養を身につけていること(知識・理解)」及び「法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すこと(汎用的技能)」に対応している。

日本の裁判制度を理解し、課題を見つけ出して検討することができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
司法制度改革の具体化によって、21世紀に入り、日本の司法は現代型に改められ、そこには数多くの課題が露呈してきた。そこで、本講義では、日本の司法を支えている基本的な枠組みや構造、司法制度改革によって、もたらされた新たな制度、また、課題や問題点を抽出しながら、裁判というものを様々な観点から検討することかできる。
授業のキーワード
/Keywords
公平・公正な裁判、裁判の公開原則、司法改革、国民主権、三権分立、司法権の独立、市民の司法参加、法治主義、法の下の平等、司法官僚制度、民事裁判、刑事裁判、行政裁判、違憲立法審査、迅速な裁判、裁判の迅速化、裁判員制度等。
授業の進め方
/Method of Instruction
新聞記事などの資料を配布して解説する。授業のレジュメは、事前にワンドライブでアップする。特に重要な部分について板書しながら詳しく説明する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
配布したレジュメ、新聞記事等はファイルしておくこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
毎日、新聞を購読し、社会の出来事に関心を持つこと。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
必要に応じて、その都度指示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験100点(100%) コロナ等の感染状況によっては、レポート課題に切れ代えて評価することがある。 
テキスト
/Required Texts
授業では教科書を用いず、レジュメを配布する。
参考図書
/Reference Books
特になし。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1.司法制度改革(1) 従来の司法制度がかかえていた問題点 二割司法、費用の問題、時間の問題、司法予算について理解できる。
2 2.司法制度改革(2) 司法制度改革の背景 弁護士会・政府・財界・自民党の主張、各種団体の考え方について理解できる。
3 3.司法制度改革(3) 具体的論点の検討 法曹人口、法曹一元、法曹養成、民事司法改革、刑事司法改革、国民の司法参加について理解できる。
4 4.法と裁判(1) 裁判の目的、機能、役割 紛争解決としての一手段、法の解釈等々について理解できる。
5 5.法と裁判(2) 裁判の種類、司法権と裁判所 民事裁判、刑事裁判、行政裁判、違憲立法審査について理解できる。
6 6.法と裁判(3) 司法官僚制度の弊害(1) 裁判官任用制度、再任拒否問題、裁判官の独立について理解できる。
7 7.法と裁判(4) 司法官僚制度の弊害(2) 裁判官の内部統制、司法権の独立、違憲立法審査権について理解できる。
8 8.裁判所制度(1) 裁判所の種類(1) 最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所について理解できる。
9 9.裁判所制度(2) 裁判所の種類(2) 簡易裁判所、家庭裁判所について理解できる。
10 10.法律家の役割 裁判制度を担う人々 裁判官、検察官、弁護士、その他のパラリーガルについて理解できる。
11 11裁判の仕組み(1) 民事裁判 民事裁判の基本構造について理解できる。
12 12.裁判の仕組み(2) 刑事裁判 刑事裁判の基本構造について理解できる。
13 13.裁判の仕組み(3) 行政裁判 行政裁判の基本構造について理解できる。
14 14.裁判の仕組み(4) 憲法裁判 憲法裁判の基本構造について理解できる。
15 15.市民の司法参加 司法参加の諸形態 裁判員制度、検察審査会制度、調停委員、司法委員について理解できる。

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