科目一覧へ戻る | 2025/02/06 現在 |
開講科目名 /Class |
刑法概論 【④~⑥】/Introduction to Criminal Law |
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授業コード /Class Code |
B203011003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWb002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(後期)/WED1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐竹 宏章/SATAKE HIROYUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐竹 宏章/SATAKE HIROYUKI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
刑法学は、犯罪と刑罰に関する法を対象にする学問であり、犯罪の一般的な理論(犯罪論)と刑罰に関する理論(刑罰論)を扱う「刑法総論」と、個別の犯罪の罪質や成立要件などを扱う「刑法各論」に分類される。本講義は、これらの導入科目として、両者の領域において重要度が高い論点について概観する。 受講者は、この講義を通じて、二年次以降で学ぶ「刑法総論」で必要な「法化社会・国際化社会に対応した法的素養」及び「法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができる」能力(法学部DP2)の基礎を身につけることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
本講義の到達目標は、以下の2点である。 1.受講生は、刑法に関する基礎的知識(専門用語の意義,判例や学説など)を習得する。 2.受講生は、上記1の基礎的知識を用いて,刑法で問題になり得る具体的事例を分析する能力を習得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
刑法総論、刑法各論、罪刑法定主義、構成要件、違法性、責任、殺人罪、窃盗罪、詐欺罪、放火罪 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
指定教科書の予習を前提に、レジュメ及びスライドを用いた講義形式で進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
「刑法と社会」を履修していることが望ましい。教科書や授業でわからないことがあれば、適宜質問して解消する意識を持つようにしてください。理解できていない部分を自分自身で把握できていることは、今後の成長のために非常に重要である。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習としては、事前に指定教科書の指定頁を読むことが必要である(目安として、60分)。復習としては配布レジュメ及び教科書を用いて、授業レジュメに記載の確認問題に取り組むことが必要である(目安として60分)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内課題を実施する際はコメントペーパーを配布し、授業内で課題に取り組んでもらい、授業終了後に提出してもらう。授業内課題については、次の回以降の授業内で適宜フィードバックを行う。 小テストについては2回実施することを予定している。小テスト実施直後に解説を行う。 期末レポートについては、11月頃にアナウンスする。A号館1階にレポート提出ボックスを準備する。講評は、Moodleで公開する予定である。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績評価の内訳は、期末レポート50%、授業内課題30%、小テスト20%とする。到達目標1を検証するのが、小テストで、到達目標2を検証するのが、授業内課題、期末レポートである。 |
テキスト /Required Texts |
照沼亮介ほか『一歩先への刑法入門』(有斐閣、2023年) |
参考図書 /Reference Books |
①佐久間修=橋本正博編『刑法の時間』(有斐閣、2021年) ②和田俊憲『どこでも刑法 #総論』(有斐閣、2019年) ※②は、「刑法と社会(④~⑥:佐竹クラス)」の指定教科書である。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 刑法の意義、刑法の重要原則 |
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2 | 第2回 | 刑法総論(1) | 犯罪体系と犯罪の検討方法 | |
3 | 第3回 | 刑法総論(2) | 構成要件と故意・過失 | |
4 | 第4回 | 刑法総論(3) | 被害者の同意 | |
5 | 第5回 | 刑法総論(4) | 正当防衛・緊急避難 | |
6 | 第6回 | 刑法総論(5) | 責任阻却事由 | |
7 | 第7回 | 刑法総論(6) | 共犯 | |
8 | 第8回 | 刑法総論(7) | 刑法総論の総括 | 小テスト1回目実施予定 |
9 | 第9回 | 刑法各論(1) | 殺人罪、傷害罪 | |
10 | 第10回 | 刑法各論(2) | 住居侵入罪、名誉毀損罪 | |
11 | 第11回 | 刑法各論(3) | 窃盗罪、強盗罪 | |
12 | 第12回 | 刑法各論(4) | 詐欺罪 | |
13 | 第13回 | 刑法各論(5) | 文書偽造罪 | |
14 | 第14回 | 刑法各論(6) | 放火罪 | |
15 | 第15回 | 刑法各論(7) | 刑法各論の総括 | 小テスト2回目実施予定 |