科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
民法と社会 【①~③】/Civil Law and Society |
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授業コード /Class Code |
B202961001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWa004 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
笹川 明道/SASAKAWA AKIMICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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笹川 明道/SASAKAWA AKIMICHI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、法学部ディプロマ・ポリシーのうち、「1.知識・理解」および「2.汎用的技能」に対応しており、法的素養を身につけることおよび法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができるようになることを目的としています。 私たちが暮らす社会では、自分が必要とする物を、その物を所有している人を見つけて、売買や賃貸借といった契約を結んで入手するのが一般的です。そうして自らの必要を満たしながら、自分自身の意思で自分自身の生活を築き上げています。すなわち、契約を用いて自らの生活を自らの意思決定で組み立てていく社会ということができます。そのような社会を契約社会と呼んだりします。この契約社会を規律している法律がほかならぬ民法です。すなわち、国家の基本的な在り方を定めているのが憲法だとすれば、民法は社会の基本的な在り方を定める法律なのです。 民法と社会の授業では、私たちが暮らす「社会」とそれを規律している「民法」について学びます。まず、私たちの暮らす社会の基本的な成り立ちについて民法の視点から学びます。また、私たちが暮らす社会には様々な問題が生起していますが、その中から民法と関係するいくつかの問題について学び、そうした問題の解決のために民法がどのように役立つかについても学びます。加えて、皆さんは1年生の後期から、本格的に民法の専門科目を勉強することになりますが、それに備えて、契約に関するルールをはじめとする民法の基本的な事項についても学んでいきます。 本授業は、私たちの暮らす社会をより深く認識し、社会についての興味・関心を広げるとともに、私たちの社会を規律する民法の基本的事項を学ぶのが目的です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1) 私たちが生活する社会がどのような社会であるかを民法の視点から説明することができる。 (2) 私たちが暮らす社会に生じた問題のいくつかについて認識を深め、また、それをどのように解決すべきかについて自分の意見を述べることができる。 (3) 1年後期以降に受講する民法の専門科目を理解するのに必要な民法の基礎的事項を説明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めますが、理解を深めるためにときどき受講者全員に対する発問をして、挙手による回答を求めることがあります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
六法を毎回持参すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
この科目では、予習・復習等のために1回の講義あたり4時間の講義時間以外での学修が必要です。予習・復習の割合および学修方法については、必要に応じて指示します。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・小テスト(マーク式)を計2回実施し、各回の当日に正答を掲示します。 ・定期試験(マーク式および論述式の組み合わせ)を実施し、その当日に正答および解説を掲示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験 約80%、小テスト 約20%の割合で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
増成 牧・笹川明道 編 『ナビゲート民法: 契約社会を賢く生きるための14章』 (北大路書房、2019年) ¥2,400 + 税 (予定) |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション(1) |
この授業の進め方、民法のあらまし | |
2 | 第2回 | イントロダクション(2) | 民法にかかわる具体的事例の紹介 | |
3 | 第3回 | 契約(1) | 教科書の「第2章 契約とは」にあたる部分の解説 | |
4 | 第4回 | 契約(2) | 教科書の「第3章 契約の成立」にあたる部分の解説 | |
5 | 第5回 | 契約(3) | 教科書の「第6章 人」にあたる部分の解説 | |
6 | 第6回 | 契約(4) | 教科書の「第4章 契約の履行(1)」にあたる部分の解説 | |
7 | 第7回 | 契約(5) | 教科書の「第5章 契約の履行(2)」にあたる部分の解説 | |
8 | 第8回 | 契約(6) | 教科書の「第7章 代理」にあたる部分の解説 | |
9 | 第9回 | 物権(1) | 教科書の「第8章 物権」にあたる部分の解説 | |
10 | 第10回 | 物権(2) | 教科書の「第9章 物権変動」にあたる部分の解説 | |
11 | 第11回 | 物権(3) | 教科書の「第10章 債権の実現を確実にする諸制度」にあたる部分の解説 | |
12 | 第12回 | 不法行為 | 教科書の「第11章 不法行為」にあたる部分の解説 | |
13 | 第13回 | 親族(1) | 教科書の「第12章 親族」にあたる部分の解説 | |
14 | 第14回 | 親族(2) | 教科書の「第12章 親族」にあたる部分の解説 | |
15 | 第15回 | 相続 | 教科書の「第13章 相続」にあたる部分の解説 |