科目一覧へ戻る | 2025/02/06 現在 |
開講科目名 /Class |
執行・倒産法/Law of Insolvency and Execution |
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授業コード /Class Code |
B200241001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWc051 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(後期),金4(後期)/FRI3(AUT.),FRI4(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
川嶋 四郎/KAWASHIMA SHIRO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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川嶋 四郎/KAWASHIMA SHIRO | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
教室での授業形式 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、法学部ディプロマ・ポリシーのうち、「1.知識・理解」および「2.汎用的技能」に対応し、執行・倒産に関する法に関する法的素養を身につけること、および、法的思考に基づいた説得力のある解決指針を示すことができるようになることを目的としている。民事執行法は、強制執行や担保権の実行を中心とした権利実現法であり、倒産法は経済的に苦境にある人または法人等の財産の法的整理のための法である。この科目では、民事執行法(その実効性を確保するための法である民事保全法にも言及)および倒産法の基礎的な知識について学修する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①執行・倒産に関する法の基本用語および概念を理解し、適切に用いることができる。②適正かつ実効的な執行・倒産を支える諸制度・諸規定を理解し、説明することができる。③執行・倒産の局面における個別の問題について、これまで展開されてきた学説の議論および判例の考え方を理解することができる。④執行・倒産に関する具体的な事例に、適切な条文を適用し、法的・論理的に適切な解決策を提示することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
民事執行、強制執行、担保権の実行、民事保全、仮差押え、仮処分、破産、特別清算、民事再生、会社更生、特定調停、経営者保証ガイドライン |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式 (制度や手続の実際を知るために、映像も利用) |
履修するにあたって /Instruction to Students |
民法財産法や民事訴訟法とも関係しますが、それらを履修していなくても、授業の中で説明しますので、ご心配なく。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
下記のテキスト各講の最初に記載した<本講のポイント>をあらかじめ読んでくれば、機会が増進されます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
特に予定していません。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
期末試験で評価します。 先に到達目標に書いたように、基本事項を理解しているかどうかを試験しますが、暗記する必要はなく、下記のテキスト持ち込み可能の試験を実施します。 |
テキスト /Required Texts |
川嶋四郎編『民事執行・保全法入門』日本評論社、2024年 |
参考図書 /Reference Books |
川嶋四郎=笠井正俊編『はじめての民事手続法〔第2版〕』有斐閣、2024年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1,2 | 執行・保全の世界1 | テキスト第1講の概説 | 映像も用います。 |
2 | 3,4 | 執行・保全の世界2 倒産との関係をも説明 | 同上 | 映像も用います。 |
3 | 5,6 | 執行主体と執行機関 | テキスト第2講の概説 | 映像も用います。 |
4 | 7,8 | 債務名義と執行文 | テキスト第3,4講の概説 | 映像も用います。 |
5 | 9,10 | 執行対象と救済手続1 | テキスト第5,6講の概説 | 映像も用います。 |
6 | 11,12 | 執行対象と救済手続2 | 同上 | 映像も用います。 |
7 | 13,14 | 不動執行1 | テキスト第7講の概説 | 映像も用います。 |
8 | 15,16 | 不動執行2 | テキスト第8講の概説 | 映像も用います。 |
9 | 17,18 | 動産執行と債権執行等 | テキスト第9,10講の概説 | 映像も用います。 |
10 | 19,20 | 非金銭執行と担保権実行 | テキスト第11,12講の概説 | 映像も用います。 |
11 | 21,22 | 民事保全概説 | テキスト第13-15講の概説 | 映像も用います。 |
12 | 23,24 | 倒産法概説 | プリント配布 | 映像も用います。 |
13 | 25,26 | 破産・特別清算等 | 同上 | 映像も用います。 |
14 | 27,28 | 民事再生・会社更生等 | 同上 | 映像も用います。 |
15 | 29,30 | これまでのまとめ | テキスト、プリントのまとめ | 映像も用います。 |