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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
日本の歴史 【法①~⑧】/Japanese History
授業コード
/Class Code
B000971002
ナンバリングコード
/Numbering Code
BACe320/CSSa006/DSCg316/ECOe203/LAWc018/SDMa006
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
木下 浩良/KINOSHITA HIROYOSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木下 浩良/KINOSHITA HIROYOSHI 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
日本の歴史を、旧石器時代から現代に至るまで講義をする。日本の歴史について体系的に学修して、国際社会における自国の歴史の特性や心性を主張できることを目標とする。あわせて、日本の歴史について基本的な理解を得て、豊かな人間性を涵養する。本科目は、全学のDPに示す、広い教養と豊かな人間性と社会性の陶冶とともに、法学部のDPに示す、国内外の公的事柄への関心と責任感の涵養を目指している。私たちは、なぜ今あるような時代の中に生きているのか。その答えの一つを日本が辿った歴史を振り返ることにより求めるものである。
到 達 目 標
/Class Objectives
日本の歴史について理解し、その内容を自分自身の言葉で説明できるようになる。日本の歴史の歴史観について議論を行うことができる。
授業のキーワード
/Keywords
日本史から見る日本人の特性・独自性・精神性。
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心に進めますが、土器や石器、中世に書写された写本を講義時に披見してもらうように工夫して、出来るだけ体験学習に近い授業を目指します。受講生からの意見や疑問点について自発的な意見を求めます。そのことは、出席カードに記入して下さい。回答については、次の講義前にしますが、内容によっては、個別に受講生へメールにて回答します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
中学・高校までの日本史の授業とは全く違います。講義中はメモを取って、講義ごとに自分自身の考えをまとめていって下さい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
中学か高校までの日本史の教科書を一読しておいて下さい。毎授業の後に、次の授業の配布プリントを演壇の前に置くので、忘れずに持ち帰って事前に読んでおいて下さい。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業の終わりに出席カードを提出してもらいますが、その出席カードにその日の授業についての感想の小レポートを必ず記入して下さい。また、15回目の最終講義が終わった1週間程後に2000文字以上の手書きのレポートを提出してもらいます。レポートの課題については、最終講義日近くに公表します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の授業の後に提出の出席カードに記入の小レポートと、最終授業の後のレポートの2つの内容をみて総合的な成績評価をします。
テキスト
/Required Texts
配布プリント(毎回、授業前に配布)
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 ガイダンス なぜ歴史を学ぶのか。歴史を学ぶ意義。
2 2回目 旧石器時代 世界最古の磨製石器の使用と定住と交流の時代の始まり。4万年も続いた時代。
3 3回目 縄文時代 世界に先駆けて土器が作られた時代。独自の文化の形成。1万4000年もの長い時代。
4 4回目 弥生時代 争いの時代の始まり。クニの出現。
5 5回目 古墳時代 統一国家の出現。全国で古墳が造成。仏教伝来。
6 6回目 飛鳥時代 飛鳥時代 日本という国が誕生した激動の時代。冠位十二階と憲法十七条のこと。中国の律令とは似て非なる日本の律令国家。
7 7回目 奈良時代 中央集権体制の時代。
8 8回目 平安時代 中央集権体制の崩壊と武士の出現。宗教改革者の空海と最澄。
9 9回目 鎌倉時代 鎌倉幕府の成立と御成敗式目。
10 10回目 建武の新政~室町時代前半 鎌倉幕府崩壊から地方の時代へ。室町幕府の施政方針の建武式目のこと。バサラ大名の出現。
11 11回目 室町時代後半~安土桃山時代 室町幕府崩壊と新たな倫理の「器用」と分国法の出現から信長・秀吉・家康に至る天下統一。
12 12回目 江戸時代 江戸幕府を支えた武家諸法度と禁中並公家諸法度。近代化のエネルギーを充電した時代。
13 13回目 明治時代~大正時代 急激な近代化が推し進められ、国際社会へと乗り出した時代。夫婦別姓から同性へ。大日本帝国憲法の制定。大正デモクラシー。
14 14回目 昭和時代(敗戦まで) 経済的崩壊と軍部の台頭。日中戦争から太平洋戦争。そして、敗戦へ。
15 15回目 昭和時代(戦後)から現代 廃墟からの再出発。日本国憲法の制定。これからの未来に向けて。古文書入門。

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