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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/18 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
国際法(総論) (資格)/International Law (General Theory)
授業コード
/Class Code
B000182007
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWc006
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大塚 泰寿/OTSUKA YASUHISA 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、法学部のDPに示す、国際化社会の時代に対応し、国内外の公共的事柄に関心と責任感を持った市民となるために、国際法を理解できるようにすることを目指す。「国際法入門」の発展科目として位置づけられる。

世界の国々は、政治、経済、文化などの諸活動を通じて、密接なつながりをもっている。また近年においては、個人や企業、団体などが、国境を越えて様々な関係を結んでいる。これら国際社会における活動は、恣意的になされるのではなく、一定のルール、すなわち国際法によって規律されている。この講義では、国際法を学ぶ上で特に基礎となる分野を中心にして解説を行う。
到 達 目 標
/Class Objectives
国際法の基礎となる分野を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
国際法の歴史 慣習国際法 条約 国家 紛争の平和的解決
授業の進め方
/Method of Instruction
レジュメ・板書を中心にして、講義形式で行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
緊張感を持って授業に臨むこと。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
配布されたレジュメを熟読すること。また、参考図書に挙げた『国際法(第5版)』(有斐閣Sシリーズ)の関連部分を読むとよい(予・復習それぞれ各30~60分程度)。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
特になし。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験100%。試験では、この授業を通じて学修してきた知識の理解度などを問う。
テキスト
/Required Texts
なし。
参考図書
/Reference Books
松井芳郎編『ハンディ条約集』(東信堂、2009年)
松井芳郎・佐分晴夫・坂元茂樹・小畑郁・松田竹男・田中則夫・岡田泉・薬師寺公夫『国際法[第5版]』(有斐閣Sシリーズ、2007年)
この他、講義中に適宜紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 国際法の概念 国際法とはどのような法的性格を有するのかについて説明する。 
2 第2回 国際法の歴史① 国際法の歴史的展開について、伝統的国際法が成立するまでの歴史を中心に解説する。
3 第3回 国際法の歴史② 国際法の歴史的展開について、伝統的国際法と現代国際法の比較を中心にして解説する。 
4 第4回 国際法の成立形式 慣習国際法の成立に関する議論を中心にして、国際法の法源について講義する。 
5 第5回 条約に関する法① 主に「条約法に関するウィーン条約」に基づきながら、国際法の主要な法源である条約に関する基本的なルールを講義する。1回目では条約の成立に関する規則を中心に解説する。
6 第6回 条約に関する法② 条約の留保を中心に解説する。
7 第7回 条約に関する法③ 条約の無効を中心に解説する。 
8 第8回 国際法と国内法の関係  国内法秩序における国際法の位置づけなどについて説明する。
9 第9回 国際法主体① 国際法主体について、国家を中心に講義する。その1回目では国家の成立を中心に解説する。 
10 第10回 国際法主体② 国家の基本的権利義務を中心に解説する。
11 第11回 国際法主体③ 国家機関を中心に説明する。 
12 第12回 国際法主体④ 国家領域を中心に説明する。
13 第13回 国際法主体⑤ 人民、国際機構、個人など、新しく認識されてきた国際法法主体について概観する。
14 第14回 紛争の平和的解決 国際紛争の平和的解決手段について、国際裁判を中心に学修する。
15 第15回 国家責任 国家責任の成立やその解除などについて講義する。 

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