科目一覧へ戻る | 2025/05/16 現在 |
開講科目名 /Class |
臨地実習Ⅱ【臨検】/On-site Training Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B103831001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
NMTq003 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期集中/SPRING INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
8.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹橋 正則/TAKEHASHI MASANORI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹橋 正則/TAKEHASHI MASANORI | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(臨地実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目では、栄養学部のDPに示す科学的根拠に基づいて人の健康について考察できることを目指す。さらに、自分の考えを的確に表現し、人とのコミュニケーションを通じて、医学検査を実践でき、臨床検査技師のリーダーとして社会で活躍できる技能を習得することを目指す。 病院の実際の臨床現場において検体検査の実技実習を行う。臨床経験を通して医療従事者としての検査知識は勿論のこと、医療従事者としてのモラルについても学ぶ。 なお、実習は臨地実習指導者を配置した実績ある施設で行われることから、現場で働く臨床検査技師により実践的な観点から病院内の臨床検査及び臨床検査技師の役割等について学ぶことができる。また、この実習中は病院にて臨床検査業務を経験している実務経験のある臨床検査技師資格を有する臨地実習指導者が適宜指導する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
⚪︎代表的な検体検査について ・説明することができる。 ・自ら実施して測定することができる。 ・検査結果を評価することができる。 ⚪︎臨床検査の精度管理と品質保証がどのように行われているかを説明できる。 ⚪︎臨床検査技師の責任及び業務の範囲を理解し、感染管理及び医療安全と患者接遇に配慮して、適切に検体採取する方法を説明できる。 ⚪︎チーム医療における臨床検査技師の役割について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
検体検査、血液検査、病理検査、尿・糞便等一般検査、生化学検査、免疫検査、輸血・移植検査、微生物検査、検体採取、チーム医療、精度管理 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
実習課題の理解→実習の実施→データ解析→手技・得られたデータについて討論→レポート作成 の順に進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
技能修得到達度評価に合格することを履修条件とする。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業の内容を十分に理解できるように教科書、テキスト資料などを復習し、次回の授業内容が十分理解できるように準備する。 実習期間中、毎日1時間の予習復習。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
日々の実習についてレポートを作成して指導者に提出する。別途、実習先からレポート提出を求められる場合もある。臨地実習先の指導者が内容を確認し、適宜コメントされる。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
必ず臨地実習に参加することを前提とし、実習態度及、実習内容の理解度及びレポートにより総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
臨地実習の手引き 2025年版 臨地実習ノート 2025年版 |
参考図書 /Reference Books |
『最新臨床検査学講座 血液検査学 第2版』奈良信雄 著(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 検査総合管理学 第2版』高木康・三村邦裕 編(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 一般検査学』三村邦裕・宿谷賢一 編(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 免疫検査学』窪田哲朗・藤田清貴・細井英司・梶原道子 編著(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 病理学/病理検査学』松原修・鴨志田伸吾・大河戸光章・小松京子・古田則行 編著(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 臨床微生物学』松本哲哉 編(医歯薬出版) 『最新臨床検査学講座 医療安全管理学』諏訪部章・高木康・松本哲哉 編(医歯薬出版) 『新版 臨床化学 第4版』片山善章・栢森裕三・長村洋一・竹橋正則 編(講談社) 『最新臨床検査学講座 臨床化学検査学 第3版』戸塚実・奥村伸生・浦山修・松下誠・山内一由・大川龍之介 編著(医歯薬出版) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 血液検査 | 血球計数検査、血液細胞形態検査、血栓・止血検査などについて学ぶ。 血球計数検査、血液塗抹標本作製とその観察について実施する。 |
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2 | 第2回 | 病理検査 | 病理組織検査と細胞診検査について、その標本作製、染色、観察方法などについて学ぶ。 迅速標本作製から報告について学ぶ。 |
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3 | 第3回 | 尿・糞便等一般検査 | 尿定性検査、尿沈渣などについて学ぶ。 尿定性検査を実施する。 |
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4 | 第4回 | 生化学検査 | 種々の生化学的検査について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 免疫検査 | 種々の免疫学的検査について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 輸血・移植検査 | 種々の輸血検査について学ぶ。 血液型検査を実施する。 |
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7 | 第7回 | 微生物検査 | 細菌・真菌の同定検査および薬剤感受性検査、ウイルス検出法などについて学ぶ。 細菌の培養およびGram染色を実施する。 |
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8 | 第8回 | 検体採取 | 採血室業務やその他の検体採取について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | チーム医療 | NST、ICT、糖尿病療養指導などのチーム医療と臨床検査技師の関わりについて学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 精度管理 | 各種検査の精度管理とメンテナンス作業について学ぶ。 |